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pv数2000を超しました!

ありがとうございます!

 休憩室に入って来たのは国王様だった。


「やぁ、カレンくん。さっきぶりだね」

「そ、そうですね」


 私は、さっきとは打って変わって、気のいいおじいさんの様になっている国王様に驚いていた。


「国王様、どうしてここに?」

「国王様なんてよしてくれ、ここではダムクさんとでも呼んでくれ」

「分かりました、ダムクさん。それで、ここに来た要件ってなんですか?」

「あぁ、君に紹介したい人がいてね」


 もしかして、王子様とかじゃないだろうか? 私は嫌だ! なんか、めんどくさそうだし。


「入って来てくれ」


 ダムクさんが、扉の方を見て呼ぶと、


「失礼します」


 少女のような声が聞こえ、女性が入って来た。


「紹介しよう。私の娘のリリー・ザンリー・シャオルクだ」

「ご紹介に預かりました。シャオルク王国第二王女、リリー・ザンリー・シャオルクです。リリーと呼んでください!」

「初めましてリリー王女様。カレンです」


 王子様じゃなくて隠れてガッツポーズをしてしまった。にしても、王女様か、私と同じぐらいの年かかな? ダムクさんと同じ金色のサラサラと腰まである長い髪。それに深い青の瞳。身長は160といったところかな。そこに、可愛らしいドレスを身にまとっている。


「なんで、王女様を紹介したんですか?」

「それはだな......」

「私から言います。とても恥ずかしいんですが......。わ、私と! お友達になっていただけませんか!?」

「え!?」

「ダメ......ですか?」

「理由を聞かせてくれませか?」

「実は……」


 王女で、ずっと友達がいなくて、兄妹はいて仲良いが、あまり会えないらしい。だから、今回この城来る人が、女性で同じぐらいの年だと知って、友達を作るチャンスだと思った。と、言うことだ。


「だったら、今から一緒に買い物に行きませか?」

「買い物ですか!? 行きたいです! いいですねお父様?」

「あぁ、大丈夫だぞ。楽しんでこいよ」

「はい!」


 それから、王女様がお忍びの服装に着替えて、街に出かけた。


「私のことは、リリーと呼んでくださいね!」

「わかりました。リリーさん」

「ダメです! 敬語も禁止! 呼び捨てで呼んでください!」

「わかったよ。リリー」


 私は、まだリリーとは友達にはなっていない。それは、きちんと理由がある。一緒に居たくない人や、一緒に居て疲れる人とは友達にはなりたくないから、今回の買い物でどうなのかを見極めるためだ。でも、今までの会話でだいたい決まってるけどね。


「それじゃ、カレンさんどこにいきますか?」

「私のことも呼び捨てにしてくださいよ!」

「わかりました。カレン」

「お昼まで時間ありますし、王都を案内してください」

「カレンは、王都に来てそれほど時間たっていませんでしたね。わかりました、任せてください!」


 それから、王都の中心街をリリーに案内してもらった。


「そういえば、明日はパレードの主役ですね!」

「え!? パレードの主役?」

「あれ? 聞いてませんでしたか?」

「聞いてないわよ! それって、馬車に乗って街中を回るやつ?」

「知ってたんですね」


 私は、城のテラスから顔を出す程度だと思っていたら、想像の範疇を超えていた。


「嘘やん」

「大丈夫ですよ。私も一緒に乗ることになっているんでよ」

「それなら、少しは安心できるね」


 まさかの話をされたが、恙無く散策は終わり、城に戻って来た。


「リリー、これで私たちは友達ね」

「本当!? ありがとう!」


 そう言って、リリーは私の手を両手で掴んで来た。ブンブン!


「そんなに激しく振らないでよ」

「嬉しくて、ついね」

「また明日、朝に来るからね」

「そっか〜、キャシィさんの宿に戻るんだね。泊まっていけばいいのに」

「また、王都に来た時に、その楽しみはとっておくよ」

「そっか、じゃあ、また明日ね」


 そうして、城を出て宿に戻り、夜が明けた。


「おはようございます」

「カレンさん、今日は楽しみにしてるわよ」

「パレード、ですか」

「緊張するの?」

「しますよ」

「リリー王女も一緒なんでしょ? 大丈夫よ」


 そう言って、送り出してくれた。キャシィさんが応援してくれると、なんだか大丈夫な気がして来たよ。


「カレン様、おはようございます」

「おはようございます。門番さん」

「今日のパレード楽しみにしています!」

「はい」


 そうして、朝早くから城に入り、パレードが始まった。


「あれが、英雄のカレンだってよ。まだ子供じゃねぇか」

「俺、あの時ルシフェルにいたから見てたけど、あれは凄かったぜ。カレンがいなかったら今頃、ここに俺は居なかっただろうな」

「まじかよ」


 ある人はこんな会話をしながら。またある人は、


「あの子をモデルとした新しい商品を売り出せば、ぐふふ」

「何考えてるんだい! このバカ!」ゴチン!

「痛いよ。うっ! 分かったよ、やめるよ」


 こんな商売の会話がなっていたり、


「あれが、英雄。まるで聖女じゃないか。あれは、神が使わした天使なのかもしれない」


 こんな、宗教でもできそうな独り言を言っている人もいて、カレンは人気者だ。そして、王様の演説が始まった。


「皆の者! 今回は、カレンの勇気ある行動。そして、ダンジョン都市ルシフェルを護った功績から、カレンに、勲章を授与する!」

「「「「「ウオォォォォォォオ!」」」」」


 カレンは、豪華な馬車の上で立ち上がり、王様から金の刺繍がなされ、青色のブローチを授与された。


 そして、パレードがお昼前に終わり、今からお祭りの始まりだ。


「カレン。一緒に行きましょう!」

「いいわよリリー!」


 私は、パレードを無事終わらせて(ニコニコしながら手を振っていただけ)、今は純粋にお祭りを楽しんでいた。

 この世界のお祭りはとても大きく、都市丸ごとを使ったお祭りになっている。屋台や、闘技場、サーカスなど色々がひしめき合っている。


「カレンさん!」


 後ろから名前を呼ばれて、なんだろう? と、思いながら後ろを見ると、夫婦が立っていた。


「なんですか?」

「今回は、私たち、みんなを助けていただき本当に、ありがとうございました!」

「カレンさんが居なければ、今頃ルシフェルにいた人たちはもう存在していなかったでしょう。だから、私たちは、カレンさんに大きな、大きな恩があります。それを一生かけて、返させてください!」

「そんなことしなくていいですよ。倒したくて倒しただけですから」


 睡眠を邪魔された腹いせに倒したなんて言えない。


「いえ! 勝手に恩を返させていただきます。あっちに帰ったら驚きますよ」

「先回りされていた」


 あっちに帰ってから、どんな事になるのか、想像ができない。

 そして、それからも、いろんな人にお礼を言われて、ちょっと疲れた。ので、城に戻って来た。それに、もう夜遅くてお祭りも終わりそうだ。


「疲れたよ。リリー」

どもども作者のチコです。

 次の次に多分、ダンジョン攻略していきます。自分の想像力だと、どんどん話が出て来て、話が長引いてしますから困っています。

 閑話は、8月の末、31日に投稿します! 断言します! しなかったら書き終わらない気がしたので、断言します!

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