第8話
「パラヒラ!パラヒラ!そこ退け。そこ退け。パラヒラ!パラヒラ!暴走ダンプが通るぞ~。ここからの眺めは最高だね~。あっ今何かふんじゃった。何だろう?・・・ゴリラか。あっ大きな木が蹴り倒されちゃった。これ回収しとこ。魔物も素材取れて肉取れる奴は欲しいから持っていこう。取れないのは無視しよう。アイテム自動回収機能オンの設定にしてと。これ知恵蔵先生に教えてもらったんだ。心配なのはこれも自我が出来たら嫌だなって思ったんだけどこれはないって言ってた。良かったよこれ以上パワフルな姉達が増えたら僕が持たない。この感覚って姉がいる弟しかわからない感覚だよ。僕にもあっちで姉と兄が2人ずついるからね。しかし、もう材料がないからって言ったらすぐ取りに行くって言いだして休む暇なく連れられてきちゃったな~。マンモス達がエサ場に行くときっていつもこんなに潰していくのかな?エサ場までは、大体1時間ぐらいかかるって聞いていたけど、このペースだと30分もかからないのじゃないかな?」
僕は、今エレファント殿の息子というマンモスの背中に子象と一緒に乗っている。マンモスというだけあって全身を毛で覆われいる。その毛は全て攻撃を防ぐ事が出来、長い牙で相手を貫き、鼻をムチの様にしならせダメージを与え、岩のような足で踏み潰すというのが本来のスタンスであったが、僕の攻撃は全く違う攻撃であったから無意味だったらしい。この息子の毛もそうだが、全体的に言ってキューティクルが悪いからゴワゴワしてる。なんだか洗ってキューティクルを取り戻してあげたくなるな~。ちなみに僕の髪の毛はツヤツヤの黒髪だよ。禿げてないから。
「何かこうして乗ってると、暴走族みたいだな~。僕の作業服も刺繍入れてるし狙ってやったわけじゃないんだけど。今度旗作ろうかな?風林火山、毘、ン~。悩むな。」
かなりセンスないですよ。他の子達が固まっちゃったので代表して私が一曲、皆さん手拍子お願いします。え~ゴホン!落ちないー冴えないーつまらないー
パチ!パチ!パチ!
パチ!パチ!パチ!
「わあああ~~!いいよ~~‼歌わないでよ~~‼あれのダメージ地味にきついから、只の独り言だからおねがいします。やめて下さい。」
仕方ないですね。次ダメな時バージョン違いの歌を歌います。
「ああ!もう!なんでこう~なるの!」
いつもながら、知恵蔵先生地味な攻撃を食らって落ち込んでいるところに右手に何かが触れた。目を向けると小象の鼻だ。そのまま小象に視線を向けると心配そうな顔で僕を見ていた。
「ああ!ごめんね。いきなり大声出しちゃってビックリしたよね。大丈夫だよ。心配してくれてありがとね~。本当に可愛いな~。うんうん。可愛いな~。」
このまま、この子にエサをあげたくなっちゃうけどここは我慢した。だってここはマンモスの上だからあげると気づかれてしまう。今でも鼻をあげて時々こっちの様子を伺っている。
「あとで、美味しいご飯食べようね~。次は何食べようかな~?取れる材料にもよるけど、新しいのも作りたいしね。野菜系でいいのって言ったら煮物とかかな~。ここまで来るのに潰した魔物の肉も少し補充したけどもう少し欲しいね。君たちが汁物食べれたらコンソメスープとか味噌汁とかシチューとかがあるのだよね。そうしたら野菜のうまみが食べれるのだけどね。あれ美味しいよ。」
そう言いながら小象の顔を撫でてあげた。小象と言っても実際は軽トラ並みの大きさがあって小象と言っていいか分からないけどね。小象は嬉しそうな鳴き声で答えてくれた。
「ん?そろそろ着くか。めっちゃ早かったな。準備するか。この場所見覚え有るな~。ここ僕が通りながら野菜取った道だからかだね。よし!」
さあ!採収の時間だよ!ガッツリとるぞ!
「ちなみに、一気に取って元に戻る?」
大丈夫です。これは一番早く一晩で復活します。そうしないと他の魔物達の食料がなくなります。今丁度よく夕方です。とっても問題ありません。やっちゃいましょう!
「そう?ならいいか。なんかさあ~知恵蔵先生何か企んでない?なんだかきな臭い気がするのだけど?」
フフフ。大丈夫ですよ。特に企んでませんよ?だって、貴方なら・・・・。ああ、大丈夫です。気にしないでください。ウププ。
「なにそれ~。企んでますって言ってるようなものじゃんか!ハァ~もう。まあいいか。じゃあ、僕を下に降ろしてください。それから、皆さんちょっとだけ待っててくださいね。」
長い鼻が伸びて来て僕の腹に巻き付き地面に向けてゆっくり降ろしてもらった。
「ありがとうございました。じゃ、ちゃっちゃとやっちゃいますか。索敵先生、マップ上に表示お願いします。・・・・ハハ。すんごい量だ。ジャガイモにニンジンに玉ねぎにキャベツにレタスに白菜とネギもあったんだ。大豆もあるし大根にレンコンに長いもにゴボウもサツマイモっぽいの?もあったんだ。なんだろうこれ?統一感ないし~どうなんだろう?まあ、気にしたら負けだよ。ここは異世界こんな畑があってもいいか。あっちだと絶対ないけど気にしない気にしない。でもありがたいね。これだけあったら3日分は有るか。収穫に感謝!大地に感謝!環境に感謝!ふむ。あれ?奥に小麦と大麦とライ麦とホップがあるじゃん!小麦は前からあったの知ってたけどこんなに麦系があるなんて思わなかったな。これなら、アルコール類が作れそうだね。飲まないけど。まずは最初に目の前の野菜類から採収開始!」
どんどんなくなっていくね。目の前から何もなくなっちゃった。そのまま小麦があるところまで行き麦類も採収した。勿論全部回収したよ。巨大な広場が出現したら奴らがいた。そうあの狸とあの鹿だ!それを見た瞬間僕がブチ切れた。
「どのつらさげてノコノコ現れやがった!お前らまとめてやってやる。スクエアースペース!死んでしまえ!ラーヴァデスストーム!」
これが悪かった。これが悪かったんだよ。うん。反省してます。いつもなら空間檻の中にだけにしかやらないのに周りまでやっちゃいました。分かりやすく小麦エリアとしましょう。そこが巨大なクレーターになってしまいました。
ウププ。やっぱりやっちゃいましたね。これだとこのエリアの復活は早くて1週間はかかるでしょうね。まあ、唯一の救いは全部回収した後だったことですね。ちなみにこの小麦とライ麦は食べにくる魔物いますよ。でも、その魔物もこの状態を見たらしばらく近寄らないでしょうけど。他にもあるだろうから気にしなくていいでしょう。
「うん。反省。てへ。」
右手を握って拳骨を作り頭の上に置く格好をした。
ハイハイ。カワイイカワイイ。
「あっ!そうだった。しまったな~。」
僕は恐る恐る後ろを振り返ってみた。そこには、僕のすぐ後ろで震えている子象とかなり距離をとった息子マンモス達の30頭の姿があった。
「やってしまったな~。ゴメン!君にはしないから!ゴメン!そうだ!これ食べて!美味しいよ!」
アイテムボックスの中から桃を取りだし子象に食べさせた。
「パオ~~~~~~~~~ン!!!!!!!!!」
「おお!ビックリした。どう?おいしい?」
子象は頭を大きくふった。
「そう。まだ食べる?」
もっとクレとばかりに鼻を僕の手に巻き付け催促してきた。
「オッケー。ほら、どうぞ~。」
両手にいっぱい桃を出してあげると、長い鼻を器用に使い食べ始めた。
「ちょっと待って、お皿出すからそこにこれ置くから!ひゃ~~!ちょっ~。ひえ~~。くすぐったいから脇腹はダメだって!ひゃ~~!おねがいだから!やーめーてー!」
くすぐり攻撃は、無くなるまでやめてもらえなかった。
「ハア~。ハア~。ハア~。ハア~。うん。大丈夫じゃないけど大丈夫。これは僕が悪いから。」
子象は、心配そうに僕を見ていた。
「まだ、食べれる?うん。じゃ、お皿に置くからそこから食べてね。ンっと、君達もこっちおいで桃あげるからこっちおいで。」
ボクは、大皿を取り出してそこに桃を山の様に盛り付けた。小象が叫び声をあげたのを聞いていてマンモス達が近づいていたことは知っていたんだ。しかもね。全員涎たらしてたよ。そこまで見てたからそう声かけたんだ。
「早くおいで。美味しいよ。」
マンモス達は近寄りむしゃむしゃガツガツ食べ始めた。
「これは、おかわりがいるパターンだな。まだあるからいいけど。君は、こっち食べる?葡萄だよ。このまま黒い丸の部分を食べるのだけどどう?」
小象に葡萄を与えてみたら丸ごと全部しゃくしゃく食べ、もっとくれアピールをし始める。
今度は皿に葡萄を置いてあげ、大人達におかわりの桃を皿に盛り付けて近くに置いてから僕はクレーターの場所に残骸を見にいった。
「使えそうな物はないよね。仕方ないか。ええ!全く期待してなんかないよ!ええ!全くなにも見えないよ!急所だけ燃えずに残るなんて!僕何も見えないよ!」
そうあったんだよ。鹿の男のシンボルが2つもあってさ。あと、あの狸のたまたまだよ。これ絶対いらないんだけど、取らなかったらなに言われるか分からないからね。しかたなしに回収したよ。
「変なものだけは回収したし、肉と皮はダメだった。どっちかと言ったらそっちが欲しかったのにね。まあ今回は期待してなかったからいいけど。ん?あれ~さっきまでなかったよね?クレーターの端に水がちょろちょろ噴出し始めたね。あれは何だろう?」
近くまで行って何かを鑑定してもらった。
「ほえ~~。これって炭酸水なんだ~。ふ~ん。初めて見た。温泉なの?そっちじゃなくソーダとかソーダ水の方?じゃ、これって炭酸飲料作れるってこと?そうなんだ!やった。僕だってコーラとか飲みたいし飲めるのならこれ貰っていこう!ツボとか入れ物を作ろう。こういっちゃ悪いんだけどマンモス達の皿はそこら辺の土でつくったけど自分のは粘土とかちゃんとしたので作りたいな~。鍋とかフライパンは蜘蛛の外殻の残りで作ったけど。どうしよう。」
とりあえず、空間魔法で空間を作ってその中に入れてアイテムボックスの中に収納すればいいでしょう。何リットルあるかわかりませんので。
「うん。わかった。そうするね。でも、表面しか見えなくて全体が見えない物を採取するのは初めてだな~。うまくいったらいいな。では、炭酸飲料の為に!やるぞ!」
索敵で全体の形を立体的表示します。どうでしょう?
「おお!ありがとうございます!これは楽だ。空間をこの形に添って閉じ込めていけばいいんだね。うんうん。こんなものかな?よし、採取!」
おめでとうございます!約20トン取れましたね。早くこの場所を離れることをお勧めします。お・ち・ま・す・よ。
「に・に・逃げろ!」
全速力でその場から逃げた。
「それはそうだよね。今まであったことろを取ったということは支えるものがなくなったんだからね。崩れ落ちるに決まっているね。直径20メートル縦穴も20メートル位あるかな~。あ~死ぬかと思った。」
貴方ならここ落ちても死にはしませんし関係ないですが。あの子が落ちることを考えるとかわいそうですよ。
「ひどいな~。まあそうだけど、あの子が落ちること考えたら嫌だね。それは置いておいて、この穴どうしよう?埋めないといけないよね。どっから持ってこようかな?」
この際だからアイテムボックスの中の物と、ここに来る途中で拾ったいらない魔物の残骸をここに捨てて表面に土をかぶせればいいじゃないですか。奇麗になりますよ。
「なるほど!それはいいね。途中で拾った物も解体して捨てるか。そうと決まったら早くやろう。」
アイテムボックスの中って何でも入る物だからついつい入れちゃうんだよね。それにしても結構いらない物あるな~。あっこれいらないや~これもいらないな~。これだけでも結構な量になったね。あとは、拾った物の解体っと。これは僕が狩ったわけじゃなく、マンモス達が突進している先にいた哀れな魔物、だからぐちゃぐちゃで解体して使えるのは基本肉と魔石位。革とか骨とか毛皮は損傷が激しいのが多かったから捨てるのがおおかった。革と毛皮は裁縫で一枚にしてもいいけどね~捨てたら怖いから面倒だけどやったよ。それでもダメなやつってあるでしょ。あれは断って捨てました。内臓は全部捨てたよ~これ食べれないもん。ここって、羊系がいないから腸詰めにすることができないんだよね。拾った物の中に鳥がいたから食べれる内臓をとってアイテムボックスの中にいれたよ。解体時大量の血が出るのだけどその血は、水魔法で操作して血抜きしてるよ。これも穴の中にポイしてるよ。
「こんなものかな?これであとは、そこらの土を集めて上にかける・・・・・。よし!終了!」
いらない木くず・切れ端、枝、葉っぱ、ボロボロの骨、内臓、かけた牙、切れ端の革と毛皮、錬金で余った物等々を土の中に入れた。いっつも解体するとき土掘ってやっていたからこれは楽だったね。でも、被せる土がないのが困ったけど。これで作業は終わりっと。僕は振り返りマンモス達の方を見たら全部食べ終わっていたみたいだ。
「ん~っと、どうしよう?僕ここまで来たから僕が最初にやりたかったことをやりたいのだけど。君たちはどうする?」
それを聞いた小象が前にきて、大人達に「パオパオ」何か言っているようだ。
「どうだろうね~この雰囲気はすぐにでも帰りたいっと言ってるみたいだな~。」
そうですね。そう言ってますね。
「え?知恵蔵先生言葉わかるの?」
完全ではないですが、魔物同士で発している声を聴けばある程度理解できますよ。でも、こちらから話そうとするのは発声器官が違うため無理があります。
「すごいじゃん。流石先生ですね~。なるほど。で、どういってる?」
渋ってますね。族長に取ったら早く連れて帰れって指示があるのでそれを違反できないって小象に言ってますね。貴方のことを恐れているから誰もあなたに言えなくて困っているみたいです。
「ふ~ん。なるほどわかった。」
僕は小象の横までいった。
「君たちに急ぎ運んでもらいたいものがある。今君たちが食べた桃だ。君たちだけ食べたことを知ったら仲間から何されるかわからないでしょ?ああ。あと、葡萄っていうのもあるからそれも運んでくれるかな?そうしたらいいわけもできるでしょ?」
それも小象が「パオパオ」言って通訳してくれているみたいだ。この子もしかして僕の言葉を理解しているか?それならすごい子だね。
そうですね。あの族長しゃべれましたからね。その一族の子でしょうね。頭いいのでしょうね。
知恵蔵先生とそんな会話を交わしながら大人マンモス達を見たら、納得したのだろう。鼻で皿を指し次に背中を指していた。
「オッケー。じゃ。すぐ木箱作ってその中に入れるから、それ持って行ってね。ではでは~大工スキルで木箱を選択とりあえず10個。・・・・・・。よし!出来た。これに、残っている桃を入れてっと。ほい。じゃ持って行ってくださいな。」
マンモス達は、器用に鼻を使い自分たちの背中に置いた。
「パオ~~~~~~!」
一言鳴き、大人マンモス達は巣に向けて走り始めた。
「行ったね。さて、木箱作った時”タル~~”って言わなかったけどうまくいったね。よかったよかった。んっと、君も仲間と行ってもいいよ~。僕一人で行動できるよ?」
小象がその場に残っていて僕の右手を鼻で握っていた。
「困ったな。残ってくれたのはうれしいのだけど、仲間と行ってねって言っても聞いてくれないよね?そうだよね。仕方がないね。あきらめるか~。ん~っといつまでも君って呼んでも変だから名前があったら教えてもらいたいんだけど・・・・。やっぱりないよね。こっちで名前付けていいかな?」
小象は、僕の言葉を完璧に理解しているらしく頭を振ったり鼻の握りの強弱で答えてくれていた。
「君の名は・・・・。エレナでどうかな~?名前考えるの下手でセンスないかもなんだけど・・・・。」
小象は静かに目を閉じた瞬間、全身を震わせ毛が全て逆立て鼻を頭の上まであげた。
「やっぱりダメかな?」
目を開け頭を左右に振り鼻を僕のお腹に巻き付け自分の近くまで引き寄せた。
「気に入ってくれたのかな?そうしたらうれしいなぁ。じゃ。エレナよろしくね!」
僕は、エレナの頭を撫でながらそう言った。
「なら、エレナ!僕が行きたいところがあるからそこ行こうか!」
僕を巻き付けている鼻を持ち上げ背中に乗せてくれた。
「乗っていいのかな?なら頼むね。場所は、僕が指示出すからよろしく。」
「パオ~!」
「じゃ。西へGO~。」
良かったですね。見事に従魔になりましたね。それにしても、よくこの子こと雌だと分かりましたね。貴方のことだから気づいてないと思っていました。
「タゲ合わせたら名前とレベルと性別が出るから分かっていたよ。さすがにケットラとかつけないよ。かわいそうでしょ?それぐらいの良識はあるよ。それよりも流石子供って言ってもブラックバウンドマンモスだけあってどの魔物近寄ってこないね。楽だからいいけど。」
洗剤・石鹼系の材料が取れる場所まで距離は離れてなくすぐ着きそこで採取してから、昆虫エリアに向かった。昆虫エリアは所詮虫だから頭悪い奴が多かった。奴らぼ~っとしているから殺気を放ってなくってわからんかった。特にカマキリとバッタが酷かったから見つけしだい潰していった。今回は刃しかないナイフを風魔法で高速で飛ばして頭を体を打ち抜いていった。
「カマキリとバッタは、エレナの上からだから楽に倒せたけど、たまにエレナに攻撃を仕掛けてくるから腹立った。けどそいつらは結構踏みつぶされてたよ。蜂もたまに攻撃してきて面倒だったな~隊列組んで空から襲ってきたからエレナの上にいても関係なかったんだ~蜂の大きさは1メートルぐらいある大きさだったな~ここは異世界だから気にしないことにして蜂が襲ってきたからついでに巣を探して強襲して取ってやった。あとで蜂蜜取ろう。」
うむ。勿論目的の物も採取したよ。そこには糸を取った蜘蛛とは違う種類の蜘蛛がいたね。そいつらからは糸は取れないけどピアノ線みたいな針金が取れるらしい。使うかどうかわからないけどこれもアイテムボックスの中に収納した。昆虫エリアは基本食べれる魔物は少なく外殻が固いのが多いので防具関係を作れると教えてもらった。僕の場合は調理器具になるだろうけど。だって、僕防具装備してないし装備いらないもん。身軽がいいね。そうは言っても蜘蛛の糸で作っているから普通の服より防御は高いよ。
「さて、帰ろうかね。夜も遅くなったし、今から帰れば一時間ぐらいかな?エレナお願いできるかな?」
鼻を大きく振って、大人顔負けのスピードで走り出した。