矢久の脳内会議 ~ごぶさた魔王様(♀)~
「これ召使い。遊ぶぞ」
「はい、最近人間の言葉で言ってくれるので私も分かりやすいです!」
「うむ、絵本を読んでほしいといってるのに、だっこされてはたまらんからの」
「おかげで最近は自分でぼけて自分でツッコんで自分で大ウケしてますよね」
「これのパンパンか。アレは面白い」
「『これのパンパン』と手を叩きながら三回唱えて、「え?」とか言って、一人でアヒャヒャヒャヒャヒャ!!!とか笑ってますけど……いったい何が楽しいんですか……?」
「これのパンパンの面白さがわからんとは未熟よの」
「達観されると面白いものなんですね……」
「それより遊ぶぞ」
「あ、何をなさいますか?」
「あ、あ、あーーの、ほい、ほい、ほい。じゃ」
「あ、あ、あーーの、ほい、ほい、ほい?」
「おちゃらか、おちゃらかってやつよ」
「あーーー、ジャンケンするやつですね!」
「うむ」
「しかしそれなら、あ、あ、あー、じゃなくて、せっせっせーのよいよいよい、じゃないですか?」
「失礼な!! そう言っておるわ!!」
「"の"しか合ってませんーーー!!!」
「とにかくやろう。わらわがリードする」
あ、あ、あーのほいほいほい、
おちゃらか、おちゃらか、おちゃらか、おちゃらか、おちゃらか、おちゃらか…………
「いつジャンケンするんですか!!!!」
「しらんわ!!!!!」
「まぁ、そこまで出来るようになっただけでも、召使いは感無量でございます。うるうる」
「何を泣いておる。それよりわらわはトイレに行きたくなったぞ」
「え、オムツの中にしてるんじゃないんですか!?」
「小さい頃はそういうこともあったが、今はもう大人じゃからな!!」
「なにーーー!!! すでにオムツの時代は"小さな頃"ですかーーー!!!」
「うむ」
「二週間くらい前までオムツしてたのに!!」
「うむ、小さかったのぅ」
「……」
「なぜオムツの中に糞尿を撒き散らすのか、気持ちが分からんわ」
「いきなり達観しておられるーーーー!!!」
「ほれ、だからパンツも大人のパンツだ」
「ほんとだーーー!!!!! 大人かどうかは怪しすぎますけど、普通のパンツですねーーー!!!」
「当たり前じゃ! もはやJKじゃからな!!」
「JKの意味分かってますかーーー!!!」
「分からんがお姫様みたいなもんじゃな」
「その認識は改めた方がいいと思います」
「そうそう。そういえばわらわは今、38度の熱がある」
「ええええーーーーーーー!!!!! 何でそんな元気なんですかーーー!!」
「だから寝なければならんと思っておろうに!!」
「わ!! いきなり寝た!」
「あ、大好きなテレビの時間じゃ」
「わぁ!! いきなり起きて踊りだした!!!」
しゃべれるようになってきたので、ほとんど実際に言ってる言葉です。
(未熟よの……とかは言いませんが(笑))




