超絶な話
四月にこのコーナーがやけに更新されたのは、三月までのコンテストのための原稿が一段落していたからだ。描きたいことは多かれど、根詰めて描いてたものが終わると、その後次に何を描いたらいいのかわからなくなる。
迷って三作くらい描き始め、そのいずれもまだエンジンがかかっていないのが、今の矢久である。
ゆえに!……こんなところで油を売ってしまうんだな。
まぁそろそろ本腰を入れないとと思っているので、また、こちらの更新は減ると思うが、最後に超絶くだらねーことでも書いとこうかと思う。
矢久は超絶辛党だ。
超絶……とか自分で言っているところで井の中の蛙なのかもしれないが、サドンデスソースという、恐らく日本で売られているソースの中ではもっとも辛いであろうソースをハイペースで使い切るという……知らん人にとっては非常にわかりづらい例えができる実力の持ち主(笑)だ。
ちなみにサドンデスソースは記憶が正しければ、実際に食べて(食べ過ぎて?)死人が出たためにデスソースという名前がついたという、曰くつきのコスタリカ産香辛ソースだ。四種類くらいのグレードがあり、サドンがつくデスソースがもっとも辛い。タバスコを知らん人はいないと思うが、色はあんな感じで数倍辛くて、もっとどろどろしているものを想像してほしい。ちなみに値段もタバスコに数倍だ。
さて、世の中には激辛という言葉が溢れている。
ラーメンにカレーにうどん、焼きそばに調味料にスナック菓子と……主に赤や黒のパッケージが辛党の闘争心を煽るわけだが、パッケージの謳い文句の華やかさとは裏腹に、それら日本産の激辛というのは、そのほとんどが辛くない。
『辛味が苦手な方やお子様は充分に注意してください』
とか脅しているが、実際のところ、普通の食べ物にほんの少し辛味がついている程度だ。超絶辛党の矢久から言わせてもらえばJARO(日本広告審査機構)に訴えてやりたいほどの広告詐欺である。
辛さの目安……とかいって唐辛子のマークがいくつも並んでいるのに、実際のあのぬるさ。……辛党をナメているとしか言いようがない。
そもそもだ。そんな唐辛子がいくつも並ぶような食品。辛味が嫌いなヤツは食うわけがない。
あんなものを手に取るのは自ずと、ドラゴンボールで言えばギニュー特戦隊との壮絶な戦いを繰り広げてきた歴戦の勇者たちに限られるはずなのに、あのぬるさはないだろう。わかりづらいなら、高校生に『超難問!!』といって、小学校一年生の算数の問題を出すようなもの。『最凶の辛さ』が聞いて呆れる。
ちなみに一つの激辛食品とやらに対して言っているわけではなく、メイドインジャパンの、辛さを謳った食品、ほぼいずれにも当てはまることだ。
もちろん、辛いヤツには辛いのだろう。それはわかっている。
クレーム大国と化した今の日本で、命知らずがそれらを口にして撃沈した時に、メーカーがリスクに晒されるのも想像に難しくない。しかし、あのような誇大広告(製品のパッケージ)を打つのなら、せめてデスソースレベルはマークしていただかないと、辛党の誰も納得しないのではないか。
超絶くだらない主張であることを承知で言わせてもらえれば、激辛食品にはメーカーの尺度ではない、絶対的な基準を表示してもらえないだろうか。
例えばランクを☆15くらいに分けて、辛いのニガテな人が食ったら死ぬ基準を☆5くらいに設定し、辛さの単位、スコビルだっけ?アレを参考に絶対的な辛さの表示を義務付ける、と。
そうすれば、辛さがニガテなら回避すればいいわけだし、逆に辛党があれらのいかにも辛そうなパッケージに騙されることはもうなくなるわけだ。
というわけで、矢久が自分ちの台所で一人小さな暴動を起こす前に、何とかしてくれなければ困るのだよ。ぷんぷん!!
……そんな……超絶どうでもいい話(笑)。




