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ちょっときいて  作者: 矢久 勝基


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魔王様(♀)インフルエンザにかかる

 魔王様(♀)も、最近はだいぶ言葉が話せるようになられた。

「あむあむしたいのよーー」(あむあむ=ごはん、おやつを食べること)

 ……なぜか「~~したいのよー」というのが口癖だ。こんなしゃべり方誰がしてたんだろう。しかし、矢久の脳内会議のように「わらわは~~じゃ」としゃべるようにならなかったのは誠に遺憾で、わたしの不徳の致すところだ。

 ともあれしゃべる。よくしゃべる。

 「きのう」という言葉が過去すべてを表す言葉だったり、何が混ざったか、「ありがとう」が「あいおあ、とーーん♪(←陽気)」になってたりするが、簡単な会話であれば意思疎通は可能になってきた。ちなみに下の子(姫(1))はただひたすらご飯を食べている。その量は魔王様を軽く凌駕してる状況だ。


 そんな二人がインフルエンザとなった。

 もともと姫がウィルス性の腸炎を患って、召使い2が病院へ連れて行ったところ、接地されていた『インフルエンザウィルス射出機』にやられたらしい。ゲホゲホと速射砲のように発せられるセキをまともに受けたら、かよわい?姫などはひとたまりもない。魔王様も余裕で誘爆だ。冒険ゲームでさらわれる姫が感染症だと、魔王軍もさぞかし大変だろう。Tウィルスとかに冒されていて魔王軍がすべてゾンビ化などしたら目も当てられない。(さらわれる前に王国もゾンビになってるか(笑))


 しかし現代はよくしたもので、医者に行けば薬を処方される。

 薬名は『タミフル』。一時期『副作用で異常行動を起こす』と噂されたものだ。わたしもちょっと詳細は忘れたが、錯乱して二階から飛び降りてしまった人とかいた気がする。

 もっとも、今では「それはタミフルのせいではなく高熱によって起こされるものだ」というのが定説らしい。本当のところはよく分からないが、つまり、「インフルエンザを患うと異常行動を取る可能性がある」ということは言えるようだ。

 恐ろしい。いつも異常行動しかとっていない魔王様(♀)が異常行動などをとり始めたら世界はどうなってしまうのか。ひょっとすると家のトイレットペーパー辺りは全滅するかもしれない。いや、ソファの上で大集結している全ぬいぐるみの命が危ないかもしれない。

 ……ハラハラしながら魔王様を見守る召使いたち。

 そして彼女がとった異常行動とは!!!!


「あむあむしたいのですよーー」


 …………

 ……

 ……なんか、「したいのよー」が敬語になりました。(実話)

ちなみに姫(1)は何の副作用か、食べ続けています。

とにかくひたすら食べ続けています。

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