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ちょっときいて  作者: 矢久 勝基


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74/226

矢久の脳内会議 ~魔王様(♀)、微妙に成長中~

長編の息抜き~~~

30万文字いきましたぞと。そろそろ決着です。(←誰も聞いてないのに)

「イイヨー、イイヨー」

「それ、なんですか?」

「歌じゃ! 聞いてわからんのか!」

「スミマセン!! 歌なんですね! 何の歌ですか?」

「死者にささげる鎮魂歌じゃ」

「ぐはぁ!……それにしてはずいぶんと明るいリズムでいらっしゃいます!」

「当然じゃ! 暗い歌は嫌いだからな!」

「暗い歌って例えば?」

「わらわが歌えない歌はみんな暗い」

「『暗い』という言葉の意味がわかってませんね……」

「ところで、今日は蝉が鳴かぬのう」

「もう十月ですからね」

「ん、昼寝か」

「ちょっと違う気もするけど……」

「そういえば先日見た猫も今日はおらんのう」

「ノラネコですからね。自由気ままです」

「昼寝か」

「アンタはそこにいないと全部昼寝ですか!!」

「それよりも今日は召使いにクッキーを焼いてやったぞ!」

「えええええええええーーー!?」

「見ろ。星のチョコレート付き、月の形クッキーじゃ」

「おおおおおおおーーーーー」

「しかもおしゃれな袋にも入れてやったぞ」

「おおおおおおおおおおーーーーー!! ほんとにおしゃれだ!! キラキラ光ってる!!」

「まぁ、9,8割は召使い2がやったんじゃがな」

「なーーーんだ」

「「なーんだ」とは無礼な!! ちゃんと0,2パーセントはわらわがやったわ!!」

「計算が合いませんが……」

「うるさーーーい!! そんなこと言うとこうじゃ!!」

「うぁ!! クマのぬいぐるみの首にヒモつけて振り回すのはやめてください!!」

「ふっふっふ、恐ろしさがわかったようじゃな」

「……それが麦茶はいってる水筒とかに当たったときの中身のことを考えると怖いですね……」

「というわけじゃ。クッキーをやろう」

「ありがとうございます!」

「ん、多大に感謝せよ。じゃあな」

「え? クッキーもってっちゃうんですか!?」

「当然じゃ! おしゃれだからな!!」

「え、だって、くれたんじゃ……」

「だから、『やる』といっとるじゃろが!!」

「は、はい! ありがとうございます」

「じゃあな」

「で、もってっちゃうんですかぁぁ!!!」

「だから、「当然じゃ」と言っとろうにーー!」

「『あげる』ということの意味をまだよくわかってないのですね……」

「うるさい!! そういうことを言うとこうじゃ!!」

『まぁ、おいしそうな花札の札だわぁ!』

「うぁ!! 姫(0)に食べられそうなものを渡すのはやめてください!!」

「わらわを怒らせるとこうなるのじゃ」

「微妙にいろんなことが分かってきていて怖い……」

「当たり前じゃ。何でも知っておるぞ。例えば服を脱ぐと裸になる」

「そ、そうですね」

「滑り台は楽しい」

「は、はい」

「召使いは目を開けている時は起きていて、目をつむってる時は寝ている」

「はい。そういう認識のおかげで、やり過ごしたい時は目をつむるようにしています」

「召使いは丈夫だから何やってもびくともしない」

「だからって棒で叩かないでくださいーー!!! いていていてーー!!」

「大丈夫か?」

「大丈夫じゃないですーー!!」

「そうか、薬を持ってきてやったぞ」

「わ、そういうことを考えてくれるようになったんですね。うるうる……」

「当然じゃ! やさしいからな!」

「……でも、これは薬じゃなくて健康補助食品(鉄)です」

「よくわからんが薬じゃろ?」

「……しかも使用済みで、今はクリップのケースになってるみたいです」

「薬には変わりがないだろう!!」

「びみょーぅにわかってませんね……」

「さ、薬で治ったのなら抱っこじゃ!」

「わかってないーー!!」


……微妙にわかってて多くがわかってない。

……我が家の魔王様(♀)は今、そんな時期だ。(セリフ以外はノンフィクション)

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