もっと自由にいこうぜ
スンマセン、芸人さんのネタの流れ借りました。
こういうサイトをぼーっと見てると、作法作法と盛んに気にしてらっしゃる方がおる。
…は二つつなげろとか、「の中で、最後に丸をつけない。」とか、?の後は一文字空けろとか……。
……じゃあ質問です。
このサイトを始めとしたウェブ小説で、カギカッコのたびに一行段落を空けるのは、もともとの文章の慣習ですか?
……書籍等、現在に至ってもこんな表現はまったく一般的じゃない。
作法という視点で見ても明らかに作法外。しかしこのサイトでは逆に段落詰めてあるものが読みづらいと言われそうなくらいの勢いだ。
ん?ファンタジーモノでファンタジーらしからぬ例を挙げるな?
「魔法がミサイルのように飛んだ」と表現するようなファンタジーはすべて駄作?
……じゃあ質問です。
ファイナルファンタジーというファンタジー作品では普通にミサイル飛んでますが、あれは駄作ですか?
……駄作じゃない。素晴らしい作品ですね。
でもこれを素晴らしいと言って、「魔法がミサイルのように飛んだ」表現がおかしいのはオカシイネ。
魔法がミサイルのように飛んだ表現が出た途端に受け手が全員興ざめなら、ファイナルファンタジーは日本であんなに受け入れられていないはずだ。
あのファンタジーだけは特別だとか言うなよ?……それと、「魔法がミサイル」は単なる一例だよ?
視点がどうの、常識がどうの、設定がこうだから受け入れられない、語尾が「だ」と「です」が混ざってるだの……、
……じゃあ質問です。
北野武監督の座頭市は時代劇なのに金髪でタップダンスですが、あれは世界で評価の対象外ですか?
……ご存知の通り(以下略)
芸術なんてものは自由なもので、本来こうでなくてはいけないものなんて存在しないはずだ。
上記の表現も、気にする筆者が気にすればいい話で、それをもっていわゆる「常識外」を読者側が攻撃するのは誤りだろう。
さらに気になるのは、作法がお気に召さないからと言って、すべて評価の対象外(駄作)と決め付ける精神。手法を作法とぶった切って、物語の価値と結びつけるのはおかしい。
結局作法なんていうものは、時代に受け入れられればいくらでもひっくり返るものだし、だからこそ、今までも新しいものが生まれてきたのだろう?
新しい流行表現に今までの常識を守っているものがあるのなら例を挙げてみてもらいたい。
「いやいや、普遍のものだよ」というのなら、竹取物語と今の小説の、作法においての共通点を挙げてみてもらいたい。
このサイトのカギカッコのたびに段落分けされる手法だってウェブ小説の常識として時代に受け入れられてるからという理由だけじゃないか。
もっと自由にいこうぜ。今日の常識が明日の常識とは限らない。そして誰かが今の常識では思いも寄らないような作品を送り出して、世界が楽しめればいいじゃないか。
って、俺は思うけど・・・




