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ちょっときいて  作者: 矢久 勝基


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トランプ大統領から始まる世界の逆行

アサハカな筆者の、アサハカな妄想です

こういう記事が黒歴史になっちゃうんだろうな・・・


トランプさんの就任が、やがて起こる世界戦争のキッカケとなる・・・的な話。

 トランプさん、飛ばしてるね。

 戦争を経験していない男が、戦後のうまい汁を吸って得たノウハウで世界一の国を動かそうとしている。

 いやもちろん、わたしもゼロ戦が飛び交っていた世代に程遠いからえらそうなことをは言えないわけだが、屁をこいたって世界に影響を与えるアメリカという国が、戦後、連綿と創り上げてきたグローバル化の波から逆行することは、「何が原因で戦争が起きたか」ということを知らない王のなせる業だといわざるを得ない。


 トランプの政策が成功し、アメリカという国が見違えてよくなった場合、世界では似たような弁舌を振るう政党が票を取っていくことにならないだろうか。もちろんトランプ政策はアメリカの経済・軍事規模があってこそだろうが、票を入れる一般民衆にしてみれば、米国が成功した、自分たちに耳障りのいい政策なわけだ。追従する流れができることは想像に難しくない。


 すると世界は徐々に細分化し、自国の利を各個に主張することとなる。

 歴史を紐解く限り、そうなれば理不尽な国ほど膨張する傾向にある。

 国際会議など意味を成さなくなり、それぞれの国が自国を守ることに躍起になっていく。

 自国主義の台頭はまるで、国際連盟が形骸化した頃の世界に逆戻りするような危うさがある。


 世界に君臨していた米国の軍隊がその影響力を自国に限定すれば、今まで頭を抑えられていた地域の野望は、墓から地上に這い出して、頭をもたげていくだろう。アメリカの利を阻害しなければそれを黙認するとなれば、世界の秩序は大きく変わることとなる。

「そうされたくなければ該当地域毎に米軍に金を出せ」?……国防の保険とするには掛け金が高すぎる。アメリカだからこそ持っていける軍事力なわけだし、それを支払えるような国なら、その金を自国の軍備増強に充てたほうが、将来的によっぽど信用が置ける。実際には履行不可能だろう。


 トランプ大統領は考えていそうだ。

「米軍は戦争で負けることはない。自国が負けなければいい」

 アメリカに噛み付く国などあるわけがない。……と、新大統領には少々軍事力に対する過信があるように思える。

 しかし、そもそも明治以降の戦争というのは、戦力の低い側が先制攻撃を行っている。

 だからアメリカだから攻撃を受けないことはないし、一度始まってしまった戦争の後始末が実に難儀であることは、どの戦争を見てもそうだ。その影響は当事国か否かに関わらず、必ずアメリカに波及する。二十世紀初頭までならともかく、今のような世の中になってしまっている以上、その影響はアメリカにとって害でしかあるまい。

 つまり今のアメリカにとっては、戦争というものは勝てるかどうかが問題なんじゃなく、戦争が始まってしまうこと自体が問題なのだ。

 その部分を大統領はしっかり認識しているだろうか。


 英国がEUから脱退した。米国がある意味での鎖国政策に走る。

 中国はますます自分本位だし、ロシアなんてまだ二十世紀にいる気がする。

 大国の皆様方、そろってこんな調子である。ひょっとそんな遠くない未来に世界規模の戦争が始まるんじゃないかと、世界の裏側なんてまったく知らない無責任なモノ書きが、勝手に妄想してみたりもする。

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