魔王様(♀)その2
っていうか数日前、ここの記事を書き終えた後ブラウザの戻るとか押しちゃって全部消えたんですが(逆ギレ(笑))。
すっごい忙しくて文章描けないんですが。(超逆ギレ(笑))。
合間(こんな時間)にエッセイでも書きに来てみましたが。
しかしこんな時間に頭働かそうったって忙殺されていたシナプスでは創造的なことはできないのだが、息抜きも文章。なんか書いてみよう。
とはいえ、シナプスは死んでるので頭を使わなくてもいいことしか書けない。するとあった事実をありのまま書くことくらいしかできないのだが、ま、いいね。
というわけで今回も魔王様のことで行こう。知らない人は一つ前の記事を読んだほうが今回のは幾分余計に楽しめると思うぞ。たぶん。
さて、あいかわらず箸が転げても「たれかあるーーーーーーー!!!」と召使いをお呼びになる魔王様(♀)。昼はいい。昼はいいんだ。しかし夜……しかも魔王様がおやすみになられた後の夜となるとこれが非常に厄介なシロモノとなる。
近所迷惑とか、我々も眠った後だと2時でも4時でも起きないといけないとかそういう物理的なダメージもあるが、問題は『もう一度寝かさないといけない』という点。
魔王様は寝ることを『敗北』と思っていらっしゃるようで、とにかく寝ない。あらゆる手段を使って寝るという行為から逃げようとする。マジ泣きもする。バタバタもする。イナバウアーもする。おそらく前世では勇者ご一行に眠らされ煮え湯を飲まされた経緯でもあるのだろう。
そのため、予防策としてはとにかく起こさないようにすることが肝要となる。 家では無線封止・灯火管制も含めた厳戒態勢がしかれ、物音一つ立てないよう、息を潜めて生きなければならない。トースターの「ちーーーん」みたいな完成音?などもってのほかなので、魔王様がお眠りになった後は料理方法も限られる。たとえはやや不謹慎だが、ナチスから身を隠すアンネフランクの一家のようだ。実際もう一人の召使いも「こんな生活がいつまで続くんだろう……」とつぶやいたりもしている。
しかし、そんな戦時体制でも起きる。眠りが浅くなった時にふと目を開けてしまうようで、その時は問答無用で
「たーーーーれーーーかーーーあーーーるーーーー!!!!」
となる。怖い。
用があるのかと思えば別にそういうわけでもないわけで、その後の叫び声を意訳すれば
「わらわは眠いぞ~~~~~~~!!!!」
なのだろう。完全に逆ギレじゃないか!!!
しかし、
「勝手に寝ろ!!!」
……などと決して言ってはいけない。っていうかそんな怖いことできない。溶鉱炉に手を突っ込むようなものだ。
とにかく夜の魔王様のお怒り(逆ギレ)は手が付けられないわけだが、一つだけこちらにも対抗魔法がある。ラリホー?……いや、魔王にラリホーが効くドラクエなど存在しないように、生半可な魔法ではダメだ。昼間やれば笑ってくれる一発芸?も、御覧にもならない。というか余計なことすると
「なめんにゃ~~~~~!!!!」
なおさらひどいことになる。怖すぎる。ならばどうするか。
……もったいぶっても仕方ないので言ってしまうと、なんとうちの魔王様には童謡『線路が続くよ』がてきめんに効く。
え?知らない人いる?
「せーーんろは続くーーーよーーー。どーーーこまでもーーーー」
だ。これ、まだ著作権生きてたりしないよな?(笑)
口笛を吹きながら牛に会いにいくピクニックの歌にも、100年間一度も止まらないという無駄にでかい高性能時計の歌にもビクともしないのに、線路が死ぬほど続いていくこの歌にだけは反応する。なんなんだ。
野を超え山を超え谷越えて行くときが特に大好きでいらっしゃるので、ひょっとすれば前世でドラゴンなどの背中などにまたがって、野を超え山を超えていた姿が思い出されるのかもしれないが、実際のところは召使い風情では推し量れるものではない。
しかしこの歌、線路は馬鹿みたいに長く続いているようだが、歌自体はすぐに終わってしまう。普通の電車なら一駅区間分の時間もないだろう。各駅停車とかだったらまだ発車した駅が見えるんじゃないかというくらいの短さだ。
魔王様のツッコミは早い。
「せんろがつーづーいーてーなーいーーーーーーーーーー!!!!!」
こうなったら仕方ないので、ツギハギだらけでも線路を続けなければならない。すかさずもう一度歌い始めれば、そのオールグループザメハはまたぴたりとやむ。
曲が終わる。「うわーーーん」となる。また歌い始める。
曲が終わる。「うわーーーん」となる。また歌い始める。
……かくして、真夜中の2時4時に、線路は延々続いていくことになる。
召使い稼業も楽じゃない。
余談。
そんな魔王様は先日誕生日を迎えられたので、召使いとしてはお祝いの品を用意してみた。それをうやうやしく魔王様の御前にお持ちすると、興味深そうに手にとって、そのまま!!
……後ろへ捨てた。
とりあえず後ろに捨てられても困るので、もう一度前に戻してみるとまた捨てる。どんどん捨てる。ひたすらに捨てる!!!
……これならお祝いの品は空のペットボトルとかでも変わらなかったんじゃないかと思うんだが、捨てながら「うへへへへへぇ~~」とか喜んでいるので、ひょっとしたらツンデレの一種なのかもしれない。怖い。




