エデンさぁあああああん?!
サブタイトルちょっと遊びました
「思ったよりめんどくさい作業を校長は課せられたものだ。」
魔法で本を移動させながらエデンは言った。
ここは学園地下の大図書館だ。
何十年も放置され、本棚が倒れ、本が流れ出ている。その本を全てもとの場所に戻すのが今回の罰である。
「こんなことになったのは誰のせいだよ......。」
今日は連休2日目。徹夜で作業した為隈が出来ているレヴァ。
サボって普通に寝ていたエデン。
「なんだこの本。」
一つの本を手に取りレヴァ呟いた。
内容を見ようと本を開こうとした瞬間。
するっ
「あっ。ああああああああああああああああ!!!」
見事に手から本を落とした。
現在地、一段1mの10段目。
貴重な本が詰まっている図書館。禁書も入っている図書館。
変な衝撃を与えたら何が起こるかわからない。
「エデン!!!!その落ちてる本キャッチして!!!変な衝撃を与えないように!!!」
図書館が震える用な絶叫を上げるレヴァ。
「むぅ?あれをキャッチすればいいのか。」
瞬時に魔法を組み上げ空中に飛び上がるエデン。
そのまま上昇し、本の目の前まで迫る。
「ふむ。これぐらいはでき.....ッ!!!落.....し...た???」
余裕から焦った表情になるエデン。
そのまま重力に任せ急降下しもう一度キャッチしようとするが間に合わない。
やけくそになり魔法で拾おうとする。
「えっ?ちょ魔法で拾っちゃだめぇええええええ!!!!!」
3度目の絶叫。
それを気にせずエデンは拾ってしまう。
「私にかかればこんなこと直ぐにキャッチでき.....る...?」
掴んだ魔法書が光りだし文字の羅列が出てくる。
熱風が本から出る。
エデンはとっさに受け身を取るがそのまま柱に激突し、気絶。近くにあった本の山に落ちて行った。
「えええええええええええ!?!ちょっ、エデンさん???何速攻ダウンしてんのおおおお???!?」