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チェンジャー  作者: 褒琴
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プロローグ

こんにちは、ほことです。

夜中に天上の電球見ながら思い付いた話を載せて見ただけで小説自体も初めて書いたので、まだまだ説明が下手な部分も多いかも知れませんがなが〜い目で見て頂けるとありがたいです。

 ごく普通の平和な人生。

 いつも通り学校に通い、バイトに行き、いつも通り家に帰っての毎日。

 母子家庭で一人っ子の僕を育てる為に毎日働いている母さんの為にバイトで働きできるだけお金を貯める日々。

 このまま何事もなく平和な毎日を送っていくのだと思っていた。


「買い物行って来るね〜」


 そんな日常的に聞く母さんの言葉は、その日を最後に途絶えた。



 母さんが買い物に行ってから暫くして交通事故で亡くなったと伝えられた。

 僕は親戚に引き取られて、1週間程の忌引き休暇となった。

 最初は頭がついて行けずに放心状態だったが、暫くしてだんだんと冷静になってきた。

 母さんが死んでから5日程経った頃、気晴らしに少し遠くに出かけることになった。

 1人で街中を歩いて周りを見回していると、普段から見ていた景色が少し新鮮に感じた。

 駅まで歩き改札を通ってホームに立ち電車を待っていると、片手にスマホを持ちながら歩いて来た男性が自分の綻びていた靴紐に足を引っ掛けて僕の背中に倒れて来た。


「え?」


 突然後ろから突き飛ばされて驚いた表情で咄嗟に声が出た。


 不意に押された事でバランスを崩しそのまま線路に転倒。

 タイミング良く来た特急電車が通過して、僕の人生は呆気なく幕を閉じた。





 篠崎潤 16歳

 母子家庭にしては割と安定した生活で大学を卒業できる程度の貯金はあった。

 それでも生活費などを抑えて毎日働く母さんの為に少しでも足しになるようバイトをしている。

 学力も平均を少し上回る程度はある。

 大人しい性格であまり目立たない。


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