6. 解呪の呪文
なんとか10/30中に投稿することができました~!
データ打ちこみ忘れてそのデータ失くすってどういうことですか...?
内容が日に日に薄くなるのは許してください...(´;ω;`)ウゥゥ
自室(アリス家)に戻ってふと思いましたの。
何時の間にか寝ていて一日経ってしまっている...ということと
大体の呪文が大体最初は同じで、その後だけ違うんですが...
もしかしたらあんなに簡単な呪文でどれだけ悩んでるんだろうとか思われていないかしらと...
ですので、少し誤解を解きに行きたいですが...行く暇があれば解呪の呪文を考えなくては...
...あれ...普通に私が魔法使って吸い込まれる文字見てたら良かったんじゃ...ないのかしら...
...記憶の呪文を全部、翻訳します
一番最初の時に何故翻訳できなかったかと言うと、この国の言葉に翻訳の設定を変えてしまっていたのだと思うのです。私自身が勝手に変えてしまって駄目になっているのではないかと...えへ。
翻訳してそれに対抗する手段となる解呪の呪文を頭の中で組みあげた私はアリスがいそうな場所へと向かった。
一回でアリスを見つけた私は
「アリス様~!」
と言って駆け寄ったのですが、アリスに避けられてしまいました。
「様付けはしたらダメでしょ?ソフィア?」
うぅ...私は大体一日は特定の人の様付けを外して会話をすることが出来るのですが、一日経つと戻ってしまうのです...許してくださいませ。
「ごめんなさい...しかし解呪の呪文出来ましたわ!!」
「え!?少し予定より速すぎではないでしょうか?ソフィア無理してないよね?」
そうやって体中をペタペタと触るので笑いが堪え切れなくなり私は笑ってしまいました。
「ソフィアの笑顔久しぶりに見ましたわ...」
そうアリスが言うのですが、自分自身では気づかない程笑っていなかったのかしら...
「アリスが笑わしてくれないから悪いのですよ?」
と意地悪を言ってみましたが、「ソフィアが来ないから悪い」と反論されてしまったので、私は言う事が出来なくなりました。
「アリス様、菜園の方に行ってもよろしいでしょうか?」
「様付けやめて...分かりました。ソフィア様ご案内します。」
そうやって案内してくれた先には昨日見たよりも酷くなっている菜園があった。日がたつほどに悪化する呪い...呪いがそもそも腐らせている...土壌を悪くしているので日がたつほどに悪化するのは仕方ない事ですわ...
私は息を整えた。確実に緊張のしすぎで要らない部分に力が偏ってしまいますわ...
「聖なる力よ...私に力を与えよ。そしてこの王国の呪いを解除せよ!キャンセレーション!」
そうやって私が言った瞬間眩い光が辺り一面を照らした。思わず目を覆いたくなるような光だったのですが、私にはなんだか温かいモノのように感じて思わず手を伸ばしました。するとアリスの家の人達から頭を下げられ突然の事で私がアタフタしていると「聖女の振る舞いらしくありません」と誰かに言われたような気がして反射的に後ろを振り返った。しかし、後ろには誰もおらず、誰にもバレないように首を傾げたのだった。
「ソフィア様!本当にありがとうございました!!」
「様付けやめませんか...?」
「ソフィア様が前、私の事を散々様付けで呼んだ罰です。」
,,,「それなら私もアリス様と呼ぶだけですがアリス様良いのでしょうか...?」
「それはちょっと嫌です。話し方も硬くなっちゃうソフィア嫌です。」
あら...素直なアリス可愛いわね...
「アリス、ちょっと意地悪しすぎちゃったかな...?ごめんね?」
「ソフィアだからいいよ。ソフィアがいなかったらこの国は滅んでたんだよ?そう考えたらソフィアは本当に凄いよ!国一つ救っちゃったんだから!!」
もしかしたら私のセイでこの国が滅びかけたの間違いかもしれませんけどね...?
そう考える私でしたがアリスにこれからも泊まらしてくれないかと訊くとこの町の病院で重病を患っている患者様を癒してほしいとの事でしたので、家に泊まる事が出来る"お礼"という形で聖女の力を少しずつ解放する事にした。
―――言い伝えによると聖女の力は解放しすぎると死んでしまうとあるが、一日に解放しなければいい話だそうなので、毎日人を助けるために力を解放する事にした。
明日から病院に少しずつ行かなくてはならないので身の回りの必要最低限の物だけアリスに貰った鞄に入れて準備だけしてみている。
病院の外装とか気になるけど重病の方たち大丈夫でしょうか...?私がこんなことをしている間にも悪化しているかもしれませんし...そう考えるだけで体調が悪くなってきたような気がする...
―――ソフィアにはただの疲労が溜まっていただけだった。
追記:1/19 作品の話数のピリオドの後ろに半角スペースを足しました。