6話 念願の何でも作り屋開店!
「はぁ…ここまで長かったなぁ…」
「まさか本当に自分の運で素材を集めるとは…正直ここまでやるとは思いませんでした…。」
「まあ、とりあえず一つめの夢は叶えてしまったなぁ。全ての武器防具、その他の類を全て製作するという夢が。」
「お疲れ様です!」
地獄のような作業は省略されてしまったが俺は宣言通り、この世界で作れる範囲の道具を全て製作した。めちゃくちゃな数だったよ。300はいってたか?少ないと思うだろ?実際やると多いんだよ!
「さて、夢のひとつを叶えましたが…次はなにをしましょう?」
「決まってるだろ?」
俺はニヤリと笑いながら言った。
「何でも作り屋を開店する!!」
ここは大魔王に挑む前に行ける最後の町、ミトロール。強者揃いで大魔王に挑む勇者たちもここを必ず通っていく。魔王討伐のための準備場とも呼ばれている。俺はこの町でなんでも作り屋を開店し勇者たちの背中を押す。そういう事をしてみたかった。
「とりあえず開店許可証も貰ったことだし!早速店作りとしますか!!」
「頑張って下さーい!」
店作りの工事中………
「はっはー!!できたぁー!!」
「はっはー!!て」
1日であっという間に立派な店が完成した。本来なら何日いや何ヵ月かかってしまうが…ここまで早くできたのも製作スキルを極めたからである。まぁまだ細かい説明はしないでおく。
「さあ!!早速明日から開店だぁあ!!!」
「めちゃくちゃテンション高いじゃないですか。」
不定期更新です。