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ダンジョンができて一ヶ月

ダンジョンが出来て一月がたった。



この一月に様々なことがあり、行われた。




日本では、ダンジョンが172個発見されており、その全てに自衛隊や警察、消防などが配備されダンジョンへの侵入を禁止した。


ダンジョン対策本部がしかれ、ダンジョン省が作られた。



そして、東京駅近くに出来たダンジョンに自衛隊による調査が行われた。この調査では、安全第一で行われ、60人という大規模な調査になった。


この調査で、多くのことがわかった。


まず、スキルについて。


ダンジョンで初めてモンスターを倒すと、ステータスとともにランダムで一つスキルがもらえる。


スキルには、戦闘系・生産系・魔法の3種類あった。


戦闘系のスキルは、剣術や槍術などの武器を扱え、体術や格闘術を使うことが出来る。


しかし、この戦闘系のスキルはダンジョンの中でしか使えず、レベルが上がるにつれて練度が上がり、技術が上がっていく。



次に生産系のスキルは鍛治や採取、錬金術や農業などがある。このスキルは、ダンジョンの中、外関係なく使える。ダンジョンの素材を扱うには生産系のスキルを持ってないといけない。


しかし、例外もある。例えば、料理のスキルである。このスキルはレベルが上がるほどプロの料理人を超えるほどの料理ができるが、スキルを持っていなくてもダンジョンの素材を扱うことが出来る。



魔法のスキルは、様々な種類の魔法があり、初級、中級、上級の3段階あり、上級になるにつれ威力が高く、範囲が広い魔法を使うことが出来、レベルが上がるにつれて威力が上がり消費魔力が少なくなる。このスキルは、攻撃力がある魔法はダンジョンの中でのみ使え、攻撃力がない魔法は中、外どちらでも使える。



スキルは、最初のスキル以外に得ることが出来ることがわかった。ダンジョンの中でごく稀に見つかる宝箱の中から、さらにごく稀に見つかる巻物を開くとスキルを一つを得ることができる。


この巻物は、ステータスを持っていれば誰でも使うことが出来る。





次にモンスターについて、モンスターには心臓付近に黒っぽい宝石のようなものがある。


また、ダンジョンの宝箱から見つかったランプがあり、このランプのエネルギーが魔石であった。しかし、魔石の交換は出来るものの、どのようにエネルギーを取り出しているのかが、なかなか分からずにいた。



さらにモンスターから取れるお肉は基本的に通常の肉よりも美味しいものだった。




ダンジョンの宝箱から緑色の液体が入った瓶が出てきた。これは初級回復ポーションで、飲むか傷口にかけることで傷が治ったのだ。


海外では、上級回復ポーションが見つかり、そのポーションを使った癌患者のがん細胞がなくなり、急激に回復した。それからと言うものダンジョンで見つかったポーションはオークションで高価格で取引された。


はじめこそ、初級回復ポーションですら高かったものの生産スキルの『調薬』のスキルにより作られるようになってからは、ある程度安定した。






⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎



日本政府の対応




一般市民のダンジョンの立ち入りを許可した。しかし、条件はある。



条件は

 20歳以上50歳未満

 持病および5年以内に大きな病気になっていない

 過去20年に犯罪履歴がない

 ダンジョン省の試験を合格する


などが発表された。




そして、ダンジョン省から、探索者ギルドと生産者ギルドが作られた。


探索者ギルドは、ダンジョンに入る人(以後探索者)のサポートおよび、いろりろな依頼の受付をしている。



生産者ギルドは、生産スキルを持っている人(以後生産者)の特許取得のサポートおよび、制作依頼の受付などをする。



この発表をきっかけに日本の経済は上昇傾向になっていく。









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