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ダンジョンができて

ある日、現実世界にダンジョンと思わしき、謎の構造物ができた。その構造物は塔であったり、洞窟であったり、地下迷宮であったりと様々なものであった。



ダンジョンは、道だろうが建物だろうが、山だろうが関係なく、いたる所でできた。


ダンジョンができた周囲10メートルは、更地となり、ダンジョンが出来た場所とその周囲10メートルにいた人間はダンジョンの中に取り組まれ、数人が脱出したものの、ほとんどの者が帰らぬ人となった。


脱出した数人も、ほとんどが四肢欠損などの重傷で、救急搬送された。その脱出した人の証言によると、ダンジョンの中は、何故か明るく、場所によっては外と変わらず森のような所もあり、太陽の様なものもある。また、アニメに出てくる様なモンスターがおり、獰猛で、人を見つけしだい襲ってくるのだ。



日本政府は、一般人のダンジョンへの立ち入りを禁止し、自衛隊員による調査と救助作戦が行われた。


だが、この自衛隊員による調査と救助作戦は失敗に終わった。この作戦に参加した自衛隊員は30名で、自衛隊の中でも特に優れた技術を持っており、必ずなし遂げてくれると思われていた。しかし、自衛隊の帰還者は2割を切っていた。失敗の最も大きい原因は、ダンジョン内のモンスターには、マシンガンやロケットランチャーなどの銃火器がほとんど効かなかったのだ。


その中でも分かったことがある。モンスターには、ナイフで斬ったり、殴ったりなどの、打撃や斬撃など自らの力を使った攻撃は効いたのだ。また、モンスターを倒すと目の前に半透明のホログラムが出たのだ。


そのホログラムには、


ーーーーーー

ステータス

名前 ーー ーー

レベル ー

HP ーー/ーー

MP ーー/ーー

力 ーー

守 ーー

速 ーー

魔 ーー


スキル

『ーー』

ーーーーーー


と、書かれていた。

そう。それはゲームのステータス画面の様なものだった。


帰ってきた自衛隊員は5人で、その5人全員にこのステータスが表示されていた。スキル以外は多少違うものの、似たりよったりで、レベルは1だった。でも、スキルは全員異なっていた。 


この5人のスキルは、『剣術』『槍術』『弓術』『初級火魔法』『鍛治』であった。



スキルには、レベルがあった。

スキルは、使ったことのないものが何故か、使い方がわかった。それは、側から見ると、"何年も鍛練しているのでは"と思うほどのものだった。


このスキルは、基本的にダンジョンの中でしか使えなかった。


しかし、例外もあった。それは『鍛治』であった。

それは、ダンジョンの外でも使うことができ、何年も鍛治を行なっている鍛治師と、なんら遜色なかったのである。


また、今回帰ってきた5人は総じて、一般人よりも身体能力が高く、自衛隊員よりも高くなっていたのだ。


しかしこの5人は、怪我をおっており今後、ダンジョンに入ることはなく、国から多額の賠償金が払われた。







☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



日本政府の対応



ダンジョンと思わしき構造物ができた日、日本政府は構造物をダンジョンと呼んだ。


塔や洞窟にモンスターが湧き、倒してもなお湧き続け、たまに宝箱があり、武器や魔法の道具や金銀財宝などが出てくるなどがある。








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