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7人の転生者は世界を救う?  作者: Syuteu
第1章 森の町アルボル
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ガダーヴェレヴァルト

ガダーヴェレヴァルトの奥へ奥へと進んでいきます。

最後まで読んでいただければ幸いです。


カランッ、音と共に無数のスケルトンとゾンビが現れる。

先ほどまで腹を抱えて笑っていた3人は、すぐに背中を合わし臨戦態勢を整える。

「二人とも行くぞ!」

アーサーの掛け声とともに三人が一斉にそれぞれの方向に飛び出す。

それと同時にマーリンは戦闘場所の上空へ舞い上がる。

これは先の会議で決まったこと。

3人の騎士がそれぞれ敵を蹴散らしている間に、マーリンが上空より術者を探し出す。

マーリンの魔力がなくなろうとも、念話ができることが分かったためこの作戦が決まった。

(ガウェイン卿、そこから2時の方向!木の裏だ!)

ガウェインが指示された場所へ一直線に向かう。そして一閃を放つ。

見事に胴体と頭を切り離した。それと同時に周囲のゾンビとスケルトンがその場に倒れこむ。

「ガウェイン卿、お見事!」

マーリンが下りてくる。そこに3人も集合する。

「この作戦は良さそうですね。この先もこれで行きましょう」

ガレスが剣を鞘に納めつつ2人に話しかける。

「あぁ、これで行こう。」

アーサーも賛成し、ガウェインも頷いている。

4人はさらに森の奥へ進んでいく。幾度かネクロマンサーの襲撃を受けつつも1日目の日程が終了する。

4人は夕暮れから野営の準備を始める。マーリンはカエルに気を付けつつ周囲を警戒する。

ガウェインとガレスが薪と食べ物を集めてくる。アーサーは夕食の準備をする。

しばらくすると、全員がそろいスープを作る。今夜はキノコスープのようだ。

辺り一帯にいい匂いが充満する。アルボルから持ってきたパンをガレスが配る。ガウェインが木の器にスープをよそって3人に配る。マーリンも木の器を持っている。アルボルの職人が特別に加工してくれたものだ。

4人は周囲に気を配りながらも談笑し夕食を済ませる。

そして順番に睡眠をとり、翌朝、再び森の奥へ歩を進める。

「ガレス、今どのあたりだ?」

ふとアーサーがガレスに聞く。

「もうすぐ中央付近に入ると思われます。ここからはネクロマンサーだけじゃなく、マザーも出てくるかと思います。」

3人は再び気を引き締める。

しばらく歩くと2人分の笑い声が当たりに響いた。

「ケェヒェヒェヒェッ、カダベル姉さん、活きのいい肉が入ってきたよ!」

「キャーキャキャキャ、久々の肉だね!今夜はパーティーだよ!モルテ!」

4人は再び陣を組む。周囲に気配がない。それどころかゾンビやスケルトンの姿も見えない。

「マーリン、敵は何処だ?」

アーサーがマーリンに聞く。

「わからない。全く魔術の気配がしない。」

3人は気づいていない。3人の背中が合わさる真ん中の地面から、手が生えてきている事に…

次回のななてんは、ネクロマザーの姉妹との戦闘になります。

細かい戦闘書ける自信がないですが頑張りますので応援していただければと思います!

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