ラルムの最後
状況は悪化する一方。
アーサー一行は住人を救うことができるのか?
最後まで読んで頂ければ幸いです。
叫び声のする部屋まで一直線に来たアーサー一行。部屋の扉を勢いよく開ける。
中には町長のピエールとアルクが部屋の隅でしゃがみ、震えていた。
その前にデッドポイズンサンドスライムが二人に手を伸ばしていた。
「やめおぉぉぉぉぉ!」
アーサーがその手を斬ろうとするがスライムが次々と湧き進行を阻む。
スライムに手をこまねている間にもデッドポイズンサンドスライムの魔の手は二人に迫る。
スライムをあらかた片付けた時、すでに時は遅かった。
ピエールとアルクは、デッドポイズンサンドスライムの体内へと丸のみにされ、すでに消化が始まっていた。
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」
アーサーはすでに正気を失っていた。
感情のままに剣を振りかざす。
「マーリン援護を!」
ランスロットがマーリンに援護を頼みガウェインと目配せし、アーサーの前へ一緒に飛び出る。
デッドポイズンサンドスライムが剣を振り下ろす。それをランスロットが剣で受ける。
そうして出来た隙をガウェインが見逃さず斬る。
ガラティンで斬った場所は再生されていないことをマーリンが確かめる。
「ガウェイン卿、ランスロット卿!ガラティンが勝利のカギだ!奴にとどめを刺せるのはガラティンだけだ!」
マーリンが二人に伝えながらモードレッドと共に、退路を確認しながらアーサーを抑える。
ここでデッドポイズンサンドスライムが驚きの行動をする。
自らの剣でガラティンで斬られた場所を斬ったのだ。
すると、再生が始まる。それを目にしたランスロットがガウェインに伝える。
「ガウェイン、あの剣を取り返さないと勝てなさそうですよ。」
それに対しガウェインも答える。
「そうだな。まずはお前の剣を取り戻す。」
再びデッドポイズンサンドスライムが剣を振る。それをランスロットが剣で受け止め、デッドポイズンサンドスライムの腕をガウェインが切り落とす。
そして剣は、地面へと刺さった。
その剣にランスロットが触れる、するとガウェインがガラティンを抜いた時の時のように、ランスロットもまたそのままの体制で意識を失くしてしまう。
このままではとマーリンが炎の壁を作ろうとしたときモードレッドが先に前へ出る。
「マーリン!親父を頼んだぞ!」
そしてモードレッドとガウェインがデッドポイズンサンドスライムの相手をする。
しかし、決定打を打てずにいた。なぜなら、デッドポイズンサンドスライムが剣を取り戻そうとランスロットだけを狙っていたからだ。
ランスロットを守ることで手一杯の2人には決定打は打ち込めなかった。
次回のななてんは!
意識を失うランスロット、それを狙うデッドポイズンサンドスライム。
一行は守り切ることができるのか?
いよいよ第3章クライマックス!次回もお楽しみに!




