砂塵の中の死闘
本格的な戦闘が始まります。
気合入れて書くので最後まで読んで頂ければ幸いです。
じわりじわりと広がってくる毒を注意しつつ、マーリンは全員に指示を出す。
「皆固まって!ガウェイン卿、ガラティンの熱量を上げて地面に!アーサー、僕を元の姿に!」
その指示に全員が従う。
そしてマーリンは元の姿に戻ると呪文の詠唱を始める。
こちらへ近づいてくる毒は、ガウェインがガラティンを地面に刺した後なぜか進行が遅くなった。
マーリンの詠唱が終わり、毒が広がっていた砂一面に炎が舞い上がる。
すると、汚染されていた砂が元に戻りだす。
「今だ!ガウェイン卿を先頭に突撃!」
マーリンが炎を移動させ一直線に道を作る。その先にはデッドポイズンサンドスライムが立っている。
マーリン以外がその道を突き進む。マーリンは全員の剣に炎の魔力を添付する。
そして中央のスライムまで辿り着くと、全員で取り囲み一斉に攻撃する。
その攻撃に対してスライムは形を変えひらり、ひらりと回避する。
すぐさまに距離をとる騎士達。元の形に戻るスライム。
その時だった。ガレスの足元が一気に盛り上がり体制を崩される。
人型のスライムは一気にガレスを襲う。剣でではなく自身の体を薄く伸ばし覆いつくすように。
避けようとするガレスだが、砂に足がとられ上手く動けない。
そこへベディヴィエールが走り込みガレスを引っ張り出す。しかし、スライムの体がガレスの足をかすめ、徐々に浸食していく。
「ガレス!無事か!?」
ガウェインが叫ぶ。しかし、その症状は無事とは言えないものだった。
「ガレスはもう戦えない!私が守ります!」
ベディヴィエールがガウェインに答える。
そして銀の腕をだしガレスの負傷した場所に当てる。
「神ノドンスよ、今こそ私に力を貸してください。」
ベディヴィエールがそう言うと銀の腕が光出しガレスの浸食を抑え込む。
一方、スライムとの戦闘は継続されていた。先ほどの事もあり騎士たちは縦横無尽に駆け巡り、狙いを定めさせないようにしていた。
マーリンが遅れて戦場へ入り、ガレスとベディヴィエールの元へ駆け寄る。
「マーリン殿、こちらは大丈夫です。戦闘の支援をお願いします。くれぐれも地面に注意を。」
マーリンは分かったと頷き戦闘を観察し始める。
騎士達が攻撃してる間、向こうは一切攻撃してこない。むしろ避ける事しかしていない。
「ガウェイン卿!大出力で吹き飛ばせるか?」
マーリンがガウェインに聞く。
「わからん!だがやるしかないだろ!」
そう言いガラティンを構え熱量を上げる。
そしてマーリンの指示が飛ぶ。
「ガウェイン卿の準備ができたら、みんな一気に離れて!」
そして準備が完了しガウェインの合図と共に全員がスライムから離れる。
ガラティンが勢いよく振り下ろされるのだった。
次回のななてんは!
スライムを吹き飛ばすガウェインの一撃。果たして倒す事は出来たのか?
ガレスを襲った足元からの攻撃は一体?
次回もお楽しみに!




