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7人の転生者は世界を救う?  作者: Syuteu
第3章 石の町ラルム
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因縁(後編)

後編です。アーサーとモードレッドの因縁は晴れるのか?

どうぞ最後まで読んで頂ければと。

アーサーとモードレッドが向かい合い剣を構える。

辺りの空気が一瞬で凍り付く。すでに日が昇り気温は上昇しているにもかかわらず夜のように寒い。

2人の殺気が最大限まで高められる。そして2人同時に飛び出し、凄まじい攻防が一瞬の内に繰り広げられる。

マーリンが二人を止めようと声を出そうとするがガウェインとランスロットがそれを制止する。

「今はダメだ。殺されるぞ。」

アーサーの顔はいつもの明るい表情ではなかった。それはまるで別人の顔だった。冷徹にただ目の前の物を切り捨てるそんな人間の顔だった。

一方モードレットは笑っていた。この戦いを心の底から楽しんでいる。戦うことが嬉しい。そんな人間の表情をしている。

戦いを見守る騎士4人は止めに入るタイミングを見計らっていた。

そんな時である。ラルムの方角から爆音が聞こえた。視線をその方角へ向けると黒煙が上がっているのが確認できた。

そんな中、2人の戦いは続いていた。そして、爆音に気を取られたアーサーの首元ににモードレットの剣が迫った。首の皮一枚で剣は止まる。

「俺の勝ちでいいな?親父」

「甘いぞモードレット。」

アーサーの剣はモードレットの胸に当てられていた。

その光景はかつてのアーサーとモードレットの決戦と同じものだった。

焦る5人を裏腹にお互いに剣をしまい、肩を組む。

「鈍ってねぇな!親父!!」

「お前こそまた腕を上げたな!さて、ラルムへ急ぐか!」

唖然とする5人を急かせラルムへと引き返す。

その道中マーリンがアーサーとモードレットに尋ねた。

「一体何だったんだい?さっきのは。因縁がどうとか言ってた割には最後は仲良くなってたけど」

その問いに答えたのはモードレットだった。

「いやぁ、確かに因縁があるんだけどよ、流石に命まで取る事じゃないかなってな。たぶん俺があのまま親父を斬ってたら、親父も容赦なく俺の心臓を貫いてたはずだぜ?」

モードレッドに続くようにアーサーも答える。

「もちろんだ。あの場で寸止め出来なきゃ騎士としてはひよっこも同然だ。なおかつこんな状況だ。戦力は多いにこしたことは無いしな。それに、前世でこいつを信用しなかった事、悪かったと思ってるしな。」

その話を聞いて納得したマーリンはとある呪文を唱えた。すると、ラクダの移動速度が圧倒的に早くなる。

「さぁ、あと5分で着くよ。みんな準備して!」

マーリンが全員に指示を出し、全員が身構えるのであった。

次回のななてんは!

突如として黒煙を上げるラルム。一体何が!?

そしてアーサー達は解決できるのか?次回もお楽しみに!

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