モードレッドとランスロット
題名付けるのが段々と大変になってきました(;'∀')
楽しんで読んで頂ければ幸いです。
「まぁまぁまぁ、いったん落ち着こうか。」
マーリンが双方をなだめる。
「あ゛?やんのかマーリン。テメェごと叩き斬るぞ?」
「いや、いや、そうじゃなくて、ラルムの案内人置いてヴェレーノヴュステに進んでいった少女二人って君たちかい?」
マーリンがアーサーとガウェインを抑えながら少女たちに聞く。
「そうですが、何か問題でも起きましたか?」
「問題でも起きましたか?じゃねぇんだよ!お前らがヴェレーノヴュステに行ったことでスライム達がラルムを襲ったんだよ!」
ガウェインが口をはさむ。
「それは悪いことを…しかし、仕方の無い事なのです…私の剣を取り戻さねば…」
「テメェ、それ本気で言ってるのか!!」
まさに喧嘩が始まる寸前だった。
物陰で何かが動く。
「皆さん!気が付きましたか?今物陰で…」
ガレスが注意を促す。
「あぁ、何かが動いた。話はこいつらをラルムへ連行した後にしよう。」
ガウェインが答える。
「あぁ?ふざけんな!俺たちはアロンダイトを取り戻すまで帰らねぇぞ!」
「いい加減にしろ!モードレッド!我儘はもう許さんぞ!」
「いい加減にするのはアーサー、あなたもですよ!」
珍しくベディヴィエールが怒鳴り、全員が静かになる。
そして陣形を取る。たき火を中心に外を向く形で円形に展開する。
物陰から何かかが物凄い勢いでこちらへ飛んでくる。
それはスライムだった。正面に居たアーサーが剣で防ぐ。防がれたスライムは2つに別れ陣形の中に入る。
1匹が2匹になってしまう。
「まずい!マーリン!ガウェイン卿!燃やしてください!」
ベディヴィエールが指示を飛ばす。
しかし、それよりも早くガウェインと喧嘩をしていた少女が焚き火の木を持ちスライムへと叩き込む。
別れた直後という事もあり、小さかったのが幸いした。たき火の火だけで蒸発させられた。
そしてもう1体をマーリンが炎を起こし焼き尽くす。
「流石ですね。ランスロット卿。素早い判断です。」
ベディヴィエールがスライムを倒した少女を褒める。
「それはさておき、一度ここから出ようか。もう一度襲われちゃぁ面倒だしね。」
マーリンの提案に全員が納得し遺跡の外へと向かう。
出口に差し掛かったころ、モードレッドが何かを思い出したように懐から一つの魔導結晶を取り出し、それをマーリンに投げつける。
「これやるよ!」
投げつけられたマーリンは何とかキャッチする。
すると急にその結晶が光だし、マーリンの体を包んだ。
光がやむとマーリンの姿は無くなっていた。しかし声だけはする。
「な、なんなんだ!?今のは!?モードレッド僕に一体何を渡したんだ?」
この状況にデジャブを感じるアーサーであった。
次回のななてんは、姿が消えたマーリン。一体何が?
この状況にデジャブを感じるアーサー。まさかまさかの?
次回をお楽しみに!




