契約
いつの間にか合計アクセスが1000を超えていましたね。
いつもお読みいただきありがとうございます。
ささやかですが、後々お礼を用意したいと思います。(木曜日お楽しみに!)
それでは楽しんでお読みいただければ!
「ここは…どこだ?」
ガウェインが目覚めた場所は薄暗く、床には薄く水が張られていた。
先ほど掴んだはずのガラティンは手の中には無かった。
「おやおや、懐かしい顔が来たものだ。」
何処からともなく声が響いた。その声は少年とも少女ともとれる物だった。
辺りを見渡すと、すっと目の前に子供が現れる。
「やぁ、久しぶりだね。ガウェイン。」
子供は中性的な姿かたちをして居たため、どちらとも言えない。
「お前は…誰…なんだ…?」
久しぶりと言われたガウェインだったが、一切見覚えがない。
「まったく、酷いなぁ。ずーっと一緒だったのに。散々こんな雪山に放置した上に僕の事忘れるなんて。」
ガウェインはもう一度子供の姿をじっくりと見て、考えるも全く覚えがない。
すると子供が吹き出す。
「あはははは!相変わらずの堅物みたいだね!まぁ、この姿は見たことないから仕方ないさ!でも、これなら!」
子供は両手を広げ、クルクルとその場で回る。
すると、子どもの姿はみるみると変わっていき、剣になったのだ。それはガウェインにとっては見間違えるはずのない剣だった。
「ガラ…ティン…」
「やっとわかったようだね!良かった良かった。でも、君の仲間は良くない状況みたいだよ。」
ガラティンは元の子供の姿に戻り、指を鳴らした。
すると、水の上に先ほどまで居た場所が映し出されていた。
そこには、倒れこむガレスの姿が映っていた。ガウェインはガレスの名前を呼ぶ。
「あぁ、ここから彼らに声は届かないよ。」
「どうすればいい!」
ガウェインはガラティンに問う。
「今の僕は君の持ち物ではないんだ。ヴルヴヴェジンだったかな?彼の持ち物になってるんだ。昔のよしみで君の物になってもいいんだけど、そこは僕のポリシーに反するんだよねー。」
再び剣へと姿を変える。
「僕と勝負して勝ったら君の物になってやるよ!」
ガラティンは縦横無尽に空を飛ぶ。そしてガウェインに向かって一直線に突進をする。
ガウェインは軽々と避けたのだが、皮膚が少し焼ける。
そして腰の剣に手をかけ抜こうとするが、やめる。そして、格闘戦をするように構える。
再び突進をしてくるガラティンを避け、柄を握る。
「流石、僕の本来の持ち主だ。」
その声が響くと同時に辺りが眩い光に包まれる。
「当たり前だ。何年一緒に戦ったと思ってる。迎えに来るのが遅れて悪かったな。」
次回のななてんは!
ガウェインさんが目覚めます。そして、アーサー一行を襲った敵の正体がわかります!
次回も楽しく読んで頂ければ幸いです。




