ドラゴン
間違えてバックアップを取らずに投稿したらエラーで消えてしまうという事故を起こしました。(´;ω;`)
最後まで読んで頂ければ幸いです。
ドラゴンが炎を吐き出し、辺りは焼土と化す。しかし、アーサー一行には火傷一つなかった。
マーリンは額をぬぐいながら、息を吐く。
「間に合ってよかった…」
一方、ドラゴンの事を無視してガラティンの柄を掴んでいたガウェインは、その体制のまま意識を失っているようだった。
ドラゴンは再び首を後ろに引く。それと同時に全身の鱗が赤から緑へと変色する。
そして球状の液体を吐き出す。それを見たマーリンは即座に叫ぶ。
「みんな避けろ!!」
着弾すると液体は弾けて辺りに散らばった。その液体は触れた場所を溶かしていく。
「あれは毒なのか!?」
アーサーが声を上げる。
毒は湖にも入り込むが即座に浄化されてるようで、湖は一切濁らなかった。
「おい!魔術師さんよ!どうにかならねぇのか!」
ロウが叫ぶ。
「流石に今の僕たちじゃ、分が悪すぎる!」
そう答えながらも打開策を考え、辺りを見渡す。
しかし、そこには点々と生える木と、雨が降るだけだった。
そこで一つの違和感に気が付く。ドラゴンの炎、その熱気が届いていないはずの場所にも雪が積もっていないこと、この泉に近づくまでドラゴンが現れなかったこと。
その二つからマーリンはある答えへとたどり着き、一つの呪文を唱え始める。
マーリンが呪文を唱え始めたのが聞こえたのか、4人はドラゴン相手に時間稼ぎを始める。
しかし、相手は巨大なドラゴン。そう簡単に抑えられるはずが…イラーバタがのしかかる。
数秒だけだが、時間を稼ぐことに成功する。
しかし、それだけで十分だった。
「皆、湖の近くへ!」
マーリンが指示を出した。その後、辺りに冷気が満ち、雨が雪、雪から雹へと変わっていく。
ドラゴンの動きが徐々に鈍くなっていった。
「あいつは、本物に限りなく近い偽物だったんだ。」
マーリンがボソッと言う。
それが図星だと言わんばかりにドラゴンが姿を変えていく。
みるみると小さくなったドラゴンはクマへと姿を変えた。
そして咆哮をあげる。
マーリンが魔法を解き、雹が再び雨へと変わった時アーサー、ガレス、ロウの3人がクマに向かって飛び出す。
しかし、クマの攻撃は強力だった。
防ぐも、3人は別々の方向へ飛ばされる。
そして体制を立て直し、再びクマを見据えようとする。
しかし、クマが居ないのだ。
どこだと辺りを見渡す3人にマーリンが注意を促す。
「皆、下だ!下に気をつけろ!」
しかし、その指示で下を見た時にはすでに遅かった。
ガレスが不意に倒れる。先日のディゾと同じだ。
「一体何が起こっている!」
アーサーは叫びながらも周囲を警戒していた。
次回のななてんは、急に倒れたガレス。一体何が!?
そして柄を握っただけのガウェインなんで気絶してるの!早く起きて!!
いよいよ2章クライマックスへ向かって走り出します!




