武踏
ロウさんがだんだんモ〇ハン3rdのOPに出てくる黒人のおっさんに見えてきた…
どうぞ、楽しんでお読みください。
マーリンは上から4人の戦闘を見ていた。中でもロウの戦闘をよく見ていた。
その戦い方は見ている者が心奪われるかのような戦い方だった。
武闘ではなく、舞踏。まさに踊っているかのように獣宿しをさばいていく。
がしかし、その一撃は決して軽くなく、ただの1,2発の攻撃で確実に獣宿しが動けなくなっていく。
「ロウ、あんたやるな!」
アーサーが横で獣宿しを切りながらロウへ声をかける。
「お前さんたちもなかなかやるじゃねぇか!」
そんな話をしながら獣宿しを倒していく。マーリンが上で声を上げる。
「このままだとやばいぞ!第2陣か来てる!」
その言葉に4人の危機感が煽られる。
「ディゾ!撤退するぞ!」
そう言い終わるとロウはルプスに指示を出す。
「マーリン、目くらましだ!」
マーリンが呪文を詠唱し始める。
「お前ら手伝え!」
ロウがイラーバタの腹下にある大きなポーチへ獣宿しの死体を入れていた。
3人の騎士もそれを手伝いながら、近づく獣宿しの相手をする。
「ロウ!跳ぶぞ!!」
マーリンの詠唱が終わり、目くらましが発動する。
「お前らこの中に入れ!」
4人がポーチの中に入ると同時にイラーバタが跳んだ。
「いやぁ、危なかった危なかった!!」
ガァハッハッハッハッハッと笑いながらロウが言う。
6人はネーヴェの酒場で祝杯を挙げていた。
あの後、広場に戻った6人は獣宿しの死体をさばき、毛皮と肉と分け、毛皮を干してからこの酒場に祝杯を挙げに来たのだった。
「しかし、ロウの戦闘は凄かったな!あんな戦い方見たことないぞ。」
アーサーがロウを褒める。
「そうだろそうだろ!しかし、お前さんたちもなかなかやるでねぇの!見直したぜ!」
すっかり意気投合したロウとアーサーだった。
その日の明け方まで6人はその日の明け方まで飲んでいたのだった。
次の日獣宿しの毛皮を加工屋へ渡し、1日程度待ってくれと頼まれたアーサー達はネーヴェの町を観光することにした。
ネーヴェの町は観光名所として人気なのだが、現在は観光客は一切来ない。その理由はアーサー達も襲われたように、街道にも獣宿しが溢れているからである。
ネーヴェの町は肉が有名だが、実は野菜が滅茶苦茶旨い。一度食べたらもう他の野菜など口に入らないとロウは言う。
実際にアーサー達は食べてみることにした。ロウの案内でネーヴェで一番の食事処に入ったのだが、そこで2時間も食べ続けてしまったのだった。
翌日防寒具が完成したとの知らせが入ったので取りに行く。
その防寒着は肌触りがとてもよく、しかも自ら発熱する上に熱は逃がさないという優れものだった。
次回は、いよいよ獣雪山へ出発です。
果たして、獣宿しの王ヴルヴヴェジンの実力はいかに?
ここから第2章盛り上げていきますよ!




