雪の町ネーヴェ
今回から第2章です!
気合を入れなおして書きたいと思います!(デカ〇タ買ってこなきゃ…)
ガラティンの所在を聞いたガウェインはいても経っても居られず、馬を人数分用意したものの、一人飛び出してしまった。その後を追うようにガレスも先に雪の町ネーヴェで情報を集めておくと言い残し、ガウェインを追いかける形でアルボルを出立していった。
取り残される形になったアーサーとマーリンは、ガウェインが用意した馬に乗り比較的ゆっくりと街道を進んでいた。アルボルを発ってから2日が過ぎていた。
「しかし、寒くなってきたなぁ」
アーサーがぼやく。道のわきには溶け切っていない雪がちらほらと積もっていた。
「少しづつネーヴェに近づいている証拠だね」
そんな話をしていると雪が降り始めた。
「今夜は野宿ってわけにもいかなそうだな…」
「流石に雪の中で野宿は僕もやだなぁ」
草むらの影で何かが動いた。
「マーリン、今の気付いたか?」
アーサーがマーリンに問いかける。
「あぁ、しかも1匹や2匹じゃないね」
互いに顔を見合わせ同時に頷いた。ネーヴェまでの距離にして約125㎞
「ハッ!」
2人は同時に鞭を打つ。
馬が走り出すとともに草むらで動いていたモノが飛び出し追いかけてくる。
それはオオカミの姿をしてはいるが、如何せん大きい。
マーリンは迎撃のため呪文を唱え始めるも、慣れない馬の揺れで舌を思いっきり噛む。
手で押さえるも、2、3滴血が地面に落ちる。その臭いを嗅いだオオカミ達は速度を上げる。
このままでは追いつかれてしまう。アーサーが鞘から剣を抜く。
マーリンはアーサーの剣に手をかざし、魔力を込める。アーサーの剣に刻まれた文字が緑の光を放つ。
よっぽど舌を噛んだのが痛かったらしい、マーリンはアーサーに剣を振る様ジェスチャーする。
ジェスチャーに従いオオカミに向けて真一文字に剣を振る。
すると、剣から突風が放たれる。
先頭を走るオオカミ3匹の足に見事に命中し風が消える。その3匹が転倒すると、他のオオカミは追いかけるのをやめ、動けなくなった3匹を貪り始める。
2人は一瞬馬を止めたが、あれが食い尽くされれば次は自分たちだと思いすぐに走り出した。
3時間ほど馬を走らせると、ネーヴェの門まで到着した。門の前ではガレスとガウェインが手を振っていた。
「お二人ともご無事で何よりです。」
ガレスが二人が降りたの馬手綱を預かる。
「マーリン、顔色が優れないようだが、何かあったか?」
ガウェインがマーリンに尋ねる。
「こいつ、慣れない馬上で呪文唱えて、思いっきり舌噛んだんだよ」
アーサーが笑いながら答える。それを聞いたガウェインが吹く。
「しょんにゃにふぁらわなくてもいいしゃないか」
マーリンの呂律を聞いた3人が同時に吹き出す。
3人の笑い声が響きながら4人はネーヴェの町へと入っていった。
次回のななてんは!
雪の町ネーヴェで待ち受ける試練とは!!
説明回待ったなしの予感!次回も楽しんでいただきたく思います。




