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サンドグラス
39 サンドグラス
止まらない 足早な駅の改札
君の姿が群れに紛れ
追いかける視線はついに下方へ 時 移ろいゆくよ
彼方の夜空に光る星を
共に指差して探してた
そこから見える 街灯りが 時 忘れてゆくよ
守りたい 君の全て抱きしめたい
支えたい 君の全て愛しい
指先で書いた「愛してる」砂の文字
寄せ打つ波のせいで消えた
あどけない君の笑顔と共に
訳もなく買ってきたスなど計
今では懐かしい君の面影 その一つになった
守りたい 君の全て抱きしめたい
支えたい 君の全て愛しい
指先で書いた「サヨナラ」砂の文字
寄せ打つ波のせいで消えた
守りたい、支えたい、君の全てを――。
すれ違う恋人同士。
神様って酷い存在・・・。
砂浜に書いた「愛してる」も「サヨナラ」も、
哀しい波に包まれて消えていく。
もう一度、砂時計をひっくり返してみようか――。




