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轍~思春期の私が綴った想い~  作者: 横山 零
23/51

奇跡

23、奇跡


奇跡って一体どんなものか 君の眼を見て思った

こうして君と巡り会えた それも一つの奇跡だね

ときどき君の困る顔の 原因が僕にあるのか

眠れない夜もあったけど 取り越し苦労だっただね


いつまでもこの幸せが 続いたらいいな 願ったりして

不安そうな顔すると君 「どうしたの?」って訊くから


僕は気づいた

君の元へ行ける足が 君の姿が映る瞳が

君を愛する心がある それを奇跡と呼べること


歩道橋の階段上った そのときはまだ知らない

向こうから歩いてくる人が 僕の運命の人だと

慌てた君が落としたね ハンカチに気づいた僕

拾って 呼び止め 君に届け 昔の友と再会


今からすれば 懐かしい想い出の一つであるけれど

こうして君のそばにいれる きっかけは奇跡だと


僕は気づいた

君に「好き」と言える口が 君の「好き」が聞こえる耳が

君と過ごせる命がある それを奇跡と呼べること


父と母が君を育て たくさんの人 君を支えて

今日(こんにち)の君 笑顔になれる それを奇跡と呼べるはず


君の元へ行ける足がある。

君の姿が映る瞳がある。

君に「好き」と言える口がある。

君の「好き」が聞こえる耳がある。

君を愛する心がある。

君と過ごせる命がある。

君へ命を与えた父と母がいる。

君をこれまで支えてくれたたくさんの人がいる。

そして、今日の君が笑顔になれる。

これらを一単語で表す言葉が世にはある。

「奇跡」という言葉が――。


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