裸眼の世界
曖昧で不完全
混沌の抽象画
伸ばした指先も空間の一部となる
手を振る人間も空間の一部となる
私だけに見える
夢や空想と何が違うというの?
私だけがわかる
夢や空想と何が違うのかを
気体も物体も液体もこえて
全部わからなくなっても
ほら、眼鏡をかけて
全部ハッキリ見えるから
ほら、眼鏡をかけて
見えないものを確かめて
世界は心の中にある
本当は存在しないのよ
世界は己の側にある
本当は存在しているの
裸眼なら
その崩壊した空間の狭間に
裸眼なら
その混濁の中から
正しい答えを見いだせるかしら
心のありかを
世界のありかを
視力が悪い人だけに見える世界がある……かもしれない。そんな思いで書きました。
たまには裸眼でじっくり周りを見るのも面白いですね。もちろん、実際にやる時は安全な場所で。