依頼認証士試験講座
依頼認証士の意義
依頼認証士の主な役割は次の3つである。
①顧客からの依頼をギルドで定められた様式にまとめ、収納データともに仮登録する。
②ギルドメンバーからの受託申請を受け、受託者登録をする。
③ギルドメンバーの達成申請を受け、本人の能力値を元に依頼強度を認定し、実績証明をデータ登録する。
依頼認証士は金銭に直接的に関わらないものの、依頼を受付、有効化し、完了報告する重要な仕事である。
そもそも、依頼認証士、依頼アドバイザー、依頼経理士は依頼受付士としてまとまっていた。しかし、350年に発覚した依頼受付士集団の馬喰行為によって登録、斡旋、金銭授受の3つに分離された。
依頼受付士は、悪意を持って依頼に関する不正登録を行った場合にギルド員資格の永久剥奪及び執行猶予付きでフロンティア部門の献体にされる代わり、緊急時におけるギルド依頼の登録権限が付与されている。
これはいつ起きるかわからない非常事態に際し、依頼を登録し、その事態に対応したギルドメンバーに適切な補償がなされるために必要なシステムである。
また、危機に直面する可能性と依頼登録に関わる専門性から、コンプライアンス部門に比肩する能力値が求められる職でもある。
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