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if 嫁が空から降ってきた!?

ifです

トレイさんが違う人になってますw


月音さんがプロポーズはトレイさんからでは?

というのを聞いて押し掛け女房してみましたw

構想一日

執筆一日

のハイペース


何このトレイさん凄く書きやすいw

愛が暴走していますw


俺がリンスター家の庭先で鍛錬をしていると、空の彼方からなぜか声が聞こえた


「ド~リ~ル~さ~ん!」


空を見上げるとそこには銀色のトレイに乗ったトレイ(ややこしいなw)が俺に向かって飛んできた


「ド~リ~ル~さ~ん! とう!」


俺の真上まで飛んできたトレイはその場で飛び降りると俺に飛びついてきた


「うおっ!?」


あわてて彼女を受け止める

彼女は空中でくるんと体をひねると、ぽすんと小柄な彼女は俺の腕の中に収まった


お姫様抱っこだった


なぜ?


「むふふ~ 大好きです~♪」

「いったいどうした?」


そっと降ろしてやると、腕を絡めて抱き付いてきた


「むー、残念ですー。もっと抱っこされてたかったです」

「こら。答えを聞いてないぞ」

「えー、実は…… デビューパーティーも終わり、私は名実共に立派な大人になりました! つまり自由に結婚できる年だという事です! なので早速、身一つでお嫁に来ちゃいました!」


何だと!?


「家はどうした!? 反対されなかったのか?」

「母様はなぜか乗り気でしたね。早く家を出る様に勧めてくれました。父様は始め反対していましたが、私の腕ずくで…… いえ、説得でようやく納得して頂きました」

「おい! 今、腕ずくって言わなかったか!?」

「言ってませんよ」


彼女はしれっとした顔で言った


彼女の傍にはトランクを一つだけ乗せたトレイがふよふよと浮いている

俺はそれをちらりと見ると


「荷物はこれだけなのか?」

「はい、中身は少しの着替えとコスプレ衣装と誘惑ランジェリーと悩殺下着ですね。もう見ます? 着替えます?」

「着替えなくていい! 誘惑も悩殺も一緒じゃないか!」

「あー、もしや全裸がお好みでしたか!? 申し訳ありません貧弱な体で。こんな胸のない小さい体の女なんて要りませんよね…… くすん」


突然、彼女はしゃがみ込むと泣き始めた

手元を見ると目薬の様だ


「嘘泣きしてるのがバレバレだぞ」


今度は泣いていたのが嘘の様にすっと立ち上がる


「分かりました。羞恥プレイがお好みだったんですね。頑張ります。今ここで脱ぎますか? 脱ぎますね!」


今度は胸元のリボンを解き始める


「いいから人の話を聞け!」



  ◇



とにかくイネス様に相談しよう

訳が分からん


「ほら! イネス様の所へ行くぞ!」

「あ、結婚のご報告ですか? 緊張します」

「相談だ! それにしても、どうして俺なんだ。王太子はどうした? あっちの方が身分も金もあるぞ」

「私、身分もお金も要りませんよ。いやん、ドリルさん。私を傷物にした癖に。責任は取ると言ってくれたのは嘘だったのですか?」


そう言って、くねくねしながら俺の腕に絡まってくる


「!? そんな事は言っていないぞ。それに前世は男とか言ってたじゃないか! そこら辺はどうなってるんだ!」

「今は女です。女として生まれたからは、子供位産んでみたいじゃないですか。それが好きな人の子ならなおさら…… これでも覚悟完了してるんですよ?」


そういって絡めた俺の腕に、いとおしそうに頬をスリ寄せる


「むふふ~♪」



  ◇



「……という訳なんですイネス様」


トレイは相変わらず俺の腕にぶら下がって、頬をスリスリしている

男臭くないんだろうか?


「胸に埋まって、すーはーして良いですか?」

「人の話を聞け! すみませんイネス様」

「良いのよ、予定通りだから。新婚となると周りに気を使いますからね。離れを使いなさい。今、掃除をさせています。今住んでいる部屋の荷物はすぐ(まと)めて引っ越しなさい」

「あ、私、お掃除します。妻の(つと)めです」


何だ?

話がどんどん進んで行くぞ!?


「待って下さい。予定通りってどういう事です?」

「以前からトレイさんのお母様に頼まれていたのよ。娘を宜しくって」

「母様が!?」

「ええ、貴女が家に来る事は分かっていたみたいね。歓迎するわ、トレイさん」

「ありがとうございます。母様ー」


彼女は感極まって泣き出した

今度は本気の様だ


何だ?

外堀が全部埋まってる気がするぞ

抜け道はないのか!



  ◇



何でこうなった?


掃除の終わった離れの一軒家の寝室にメイド喫茶のミニスカメイド服を着たトレイが、ベッドの上で三つ指突いて待っていた

上目遣いでもじもじしながら


「あの…… 旦那様って呼んじゃダメですか?」

「何だと!?」

「……ダメですか?」


だからなぜ上目遣いなんだ!

目をうるうるさせるな!


「……わ、分かった」


急に満面の笑みを浮かべて


「ありがとうございます、旦那様」


そして真面目な顔に戻ると


不束者(ふつつかもの)の嫁ですが、どうぞ宜しくお願いします、旦那様♪(ハート+にっこり)」


うぉーーー!

俺は同意してないぞ!


この後エミーと突っ込み隊が加わってハーレムになりますw

モテるねドリルさんw

トレイさんは第一婦人だw


書きませんけどねw


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