AI添削ホラー「お腹いっぱいの掛け蕎麦」
この作品は、フィクションです。
ええ、何か聞き覚えのある言葉があるかもしれませんが
あくまでも「お腹いっぱい」すからね。
勘繰らずに読んでくださいね。
あぁ怖い、運営に消されるかもしれないから怖い。
前書きは、作者的ホラー。
後書きは、読者的ホラー。
と、言う前書きでね。ホラー小説を書いて(書いたつもり)AI添削したんですね。
以下の短編小説を添削してください。
----------------------------
除夜の鐘が鳴り始めた夜、真奈美と僕はせまい下宿で二人、こたつに入って暖を取っていた。
「ねぇ?インスタントの蕎麦にお湯入れよっか」
「そうだねぇ。年越しそば、いってみよー♪」
こたつ机のミカンの横の電気ポットをプッシュして、僕はインスタント蕎麦2つにお湯を注ぐ。
アゲは入っていないが、ダシが美味な、この掛け蕎麦タイプが僕達の好みだった。
「今から3分♪」
「長い長い3分」
紙蓋の上に、箸をおいてめくれ上がらないようにして、待つ、待つ、待つ。
「そういえばさ、かけそばで有名な童話があったよね?」
「父親が他界して貧しくなった、母兄弟の3人が、蕎麦屋さんの掛け蕎麦一杯を分け合って食べる話だっけ?」
「あれさ?蕎麦屋なんて行かずに、格安スーパーの一袋25円くらいで売ってる蕎麦を大量購入して、家で調理して『お腹いっぱいの掛け蕎麦』に私ならするかな」
「あ~、それな、実際このインスタント麺2つよりも、ちゃんとした店の掛け蕎麦一杯の価格ほうが高いもんなぁ~、ってこと?」
「そういうこと。あの母親、何考えてんだ?って思っちゃうわけ」
僕は、その昔、国語の授業で凛古風という頭のひねくれたクラスメイトが似た質問をしていて先生が答えた内容を思い出すのだった。
「……なんか、あの店の蕎麦は、死んだ父親が大好きだった蕎麦で、貧しい中、年に一度食べに行く贅沢?みたいな設定があったとか何とかって聞いたけど」
「マジで?そんな伏線があったんだ。ちょっと感動」
先生から伏線を聞いた時、さわがしい凛古風ですから「マジっすか、そりゃその店に行きますね」と、静かになったのだから、当然か。
「色々と削ったりされてるからねぇ」
「アレって作者の実話なのかな?何年かして大人になった息子二人が銀行員と医者になって挨拶しに蕎麦屋行くんでしょ?」
「そんな店はございません。そんな人もございません。っていうか、医学部卒って作者が言ってたんだけど学歴詐称らしいよ」
インターネットの無い頃から、世の中なんて嘘だらけなんだから。
「マジで。じゃぁ大人になった息子の一人が医者だから、医学部卒の作者の実話かもっていうのも大嘘?」
「そうそう。嘘が上手なんだよね。作家だし」
「うわぁ~怖いね」
「しかも、情をひく話を作るのが上手な人だからさ……その後、詐欺とか色々やらかしてて」
ほうほうと話を聞きながら、ネット検索する真奈美。
「うわ~、とんでもない人だ。怖いわぁ」
「だろっ。騙すために、感動的な話作る才能があるんだよ」
そんな風に話し込んでいると。
「ちょっと、もう、10分以上経ってるんじゃない?」
「オーマイゴッド『しっぱいの掛け蕎麦』に、なっちまったよ」
こたつの上では、のびたインスタント蕎麦が二つ出来上がりました。
(おしまい)
----------------------------
[あとがき]
そうです。心当たりを検索すると、貴方は不幸になります。
「あの感動を返せ……」と。
つまりコレは、インスタント麺がのびてしまうというリトル・ホラー。
先日ひらめいた「ちょいホラ」という新ジャンルにチャレンジしてみました。
蕎麦を食べ終えた男女は、そのまま新年姫はじめといきまして……
「おっぱいの掛け蕎麦」?お後がよろしいようで。
------------------------------
↓↓AIに添削してもらいました↓↓
------------------------------
除夜の鐘が鳴り始めた夜、真奈美と僕は、せまい下宿のこたつに潜り込み、肩を寄せるようにして暖を取っていた。外の冷気は扉越しに忍び込み、部屋の隅に積もっている。
「ねぇ。インスタントの蕎麦に、お湯入れよっか」
「そうだね。年越しそば、だな」
こたつ机の上には、食べかけのみかんと、古い電気ポット。
僕はポットを押し、二つのインスタント蕎麦に湯を注いだ。油揚げも入っていない、簡素な掛け蕎麦だが、僕たちはこの味を気に入っていた。
「三分だね」
「三分って、意外と長い」
紙の蓋の上に箸を置く。待つ時間だけが、やけにくっきりと流れていた。
「そういえばさ、掛け蕎麦の話で有名な童話、あったよね」
「父親が死んで、貧しくなった母子三人が、蕎麦屋で一杯の掛け蕎麦を分け合うやつ?」
真奈美は、どこか可笑しそうに笑った。
「私だったらさ、スーパーで安い蕎麦を山ほど買って、家で作るかな。お腹いっぱいになるまで」
「……現実的だな」
確かに、僕たちが今食べようとしているインスタント蕎麦二つより、蕎麦屋の一杯のほうが高い。
その事実が、こたつの中で、妙に重く感じられた。
僕は、昔の国語の授業を思い出していた。
凛古風という、いつも斜に構えたクラスメイトが同じ疑問を口にし、先生が答えたこと。
「その蕎麦屋は、死んだ父親が好きだった店で、年に一度だけ行く贅沢だったらしい、って聞いたことがある」
「……へぇ」
真奈美は、少しだけ声を落とした。
「それ、なんかいいね」
あの時、騒がしかった凛古風ですら、黙り込んだのを覚えている。
物語というものは、時々、人を静かにする。
「でもさ、その話、色々削られてるらしいよ」
「作者の実話じゃないの?」
「どうも違うみたい。学歴も、経歴も、嘘が多かったらしい」
インターネットのない時代から、世界は物語と嘘で出来ている。
「感動する話を作れる人が、必ずしも誠実とは限らないんだね」
「作家だからね」
真奈美はスマートフォンで何かを調べ、眉をひそめた。
「……ほんとだ。結構、ひどい人だ」
「才能って、そういうものなのかもな」
そのとき、ふと、違和感に気づいた。
「……ねぇ、もう結構時間経ってない?」
「やばいな」
箸を取って蓋を開ける。
麺は、すっかりのびていた。
「しっぱいの掛け蕎麦だね」
「でもまあ……」
僕は言葉を探したが、やめた。
こたつの上に並んだ、二つの掛け蕎麦。
それは、今年の終わりにふさわしいような、そうでもないような、曖昧な姿をしていた。
除夜の鐘は、まだ鳴り続けている。
(おしまい)
ホラー成分、全部消されちまったよ。こわっ。
いや「そもそもホラーじゃない」のかな?
っていうか、リンコフ節も抹殺された感じ。
なんか、文学的な「ちょっとイイ話」にまとまりました。
ああ、物語だけを残して凛古風という灰汁やエグミが消える。
おのれ……おのれ……AIなんぞに消されてなるものか。




