表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
星屑の機巧技師(せいせつのきこうぎし)  作者: リンネ カエル/霖廻 蛙
第一章ー極子水星要塞〜演劇の始まり〜ー
86/263

欠片84.『潜入ー4日目・七つの大罪 前編』

欠片(ピース)84.『潜入ー4日目・七つの大罪 前編』です!


※本作の「」と間にあるーーーの種類について説明

[]=人物名と年齢、種族、テキスト

「」=人物の話しているセリフ

『』=人外、多種族などのセリフ、複数人のセリフ、名称

()=人物の心のセリフ

《》=人外、多種族などの心のセリフ

{}=人物の念話

{{ }}=他種族の念話

【】=漫画で例えると四角い囲みのナレーション語り、用語説明

・・=強調

" "=強調、効果音など

ー1本=漫画の場面転換、幕間

➖ー➖1本=過去回想に入る終わる・過去の時間軸

ー2本=漫画で例えた時の流れ



【魔界 円卓の間】



『あれぇ〜〜〜?もしかして〜……ボク遅かったですかね?アハッ♩』


魔王直下 七大魔族(ななだいまぞく)

一柱(ひとばしら)の一人 強欲の悪魔[マモン(8888)]

           [種族:大魔族]



と、陽気な感じでユリニトこと[マモン]が部屋の中にいた悪魔たちに声をかけた。



『フンッ、別にキサマがいてもいなくても変わらないだろうがな!!』


魔王直下 七大魔族(ななだいまぞく)

一柱(ひとばしら)の一人 嫉妬の悪魔[ジェラス(5252)]

           [種族:大魔族]



と、イラだったように、腕を椅子の背もたれからダランっと後ろに垂らし、テーブルに足を組んでついていた。



『嫌だな〜〜ジェラスさん〜。いつもそんな怖い顔だと、魔王様や他のみんなに嫌われちゃいますよ?アハハッ♩』


笑顔でマモンは返事を返した。



『そんなことないもん!ジェラスにぃは優しいよ?』



と、少年のような背丈の悪魔が、話に割って入った。


彼の背丈は150cmくらいで、肌は白く、白いロングソックスに黒い先が丸い靴履いていた。

さらに、白のシャツに赤い蝶ネクタイを付け、黒い短パンにサスペンダーを付けていた。

そして、髪型はふわふわのパーマで、ピンクの髪に水色の瞳をしていた。



『み〜〜んな!優しいもんっ!!』

『もちろん、マモンにぃもだよー!!』


魔王直下 七大魔族(ななだいまぞく)

一柱(ひとばしら)の一人 暴食の悪魔[ラトニー(6666)]

           [種族:大魔族]



『ラトは相変わらずだね〜〜アハハッ♩』

『みんなの味方だもんね♩』



『うんっ!マモンにぃが来てくれて嬉しいよっ!』


と、ラトニーはマモンの腰に抱きついた。



『よしよし♩』とマモンはラトニーの頭を撫でていた。



『そういえば、残りの皆さんは?』


と、マモンがラトニーの頭を撫でながら質問した。




『ルシフフェルとレイジネス、ラースは来ないわ。』


魔王直下 七大魔族(ななだいまぞく)

一柱(ひとばしら)の一人 色欲の悪魔[アウスラスト(3232)]

           [種族:大魔族]


赤色のロングヘアーの女性の悪魔が答えた。

彼女の肌は褐色で赤い目をしており、黒のバニースーツのような格好に、網目状のタイツを履いていた。


そして、背中には翼があり、折りたたまれており、テーブルの上で腕を組みながら、その指の爪は赤いマニュキュアが塗られていた。



『あ〜〜……まぁ、ルシフフェルさんと、レイジネスは何となく分かりますけど、ラースちゃんは何故いないんです?』


『ラースは誰かに会ってくるって出かけてったわ。』



『はぁ…そうですか。ちなみに、他の二人の理由を聞いても?』



『フンッ、ルシフフェルのヤツは魔王様のとこにいる。ホントムカつくヤツだ。』

『特にリーダーみたいなツラしてるのがな。』


と、ジェラスが嫌味らしく答えた。



『んもっ〜〜!そんなこと言わないの!ジェラスにぃ!』

『フェルにぃはなんにも悪くないよっ!』


と、タタタターッと、ジェラスの元までラトニーは駆け寄っていて、テーブルに両手をついて、ほっぺをぷくっ〜としていた。



『レイジネスはめんどくさいからって、いつもと同じよ。』


と、その様子を無視しながらアウスラストが答えると、マモンは納得していた。



『結局この、いつものメンツでの話し合いになるんですねぇ〜アハハ♩』



最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


[今回の一言♩]

訳あって追加エピソードとなります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ