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星屑の機巧技師(せいせつのきこうぎし)  作者: リンネ カエル/霖廻 蛙
第一章ー極子水星要塞〜演劇の始まり〜ー
83/258

欠片81.『潜入ー3日目・四神』

欠片(ピース)81.『潜入ー3日目・四神(ししん)』です!


(つか)

剣の持ち手のこと。



※本作の「」と間にあるーーーの種類について説明

[]=人物名と年齢、種族

「」=人物の話しているセリフ

『』=人外、多種族などのセリフ、複数人のセリフ、名称

()=人物の心のセリフ

《》=人外、多種族などの心のセリフ

【】=漫画で例えると四角い囲みのナレーション語り、用語説明

・・=強調

" "=強調、効果音など

ー1本=漫画の場面転換、幕間、過去回想など

ー2本=漫画で例えた時の流れ


「オマエの素材を貰うぞ。地屑龍(アースドラゴン)。」



目の前にそびえ立つ巨大な『地屑龍(アースドラゴン)』に、アストラは大剣を片手で構えていた。




「『龍屑(リュウセツ)(ヒィト)』」




"ガチャリ"



「…随分と硬そうな鎧だな。」


ググッ…グッ……!!




「粉々にしてやろう…。」


"バッ"ー!!


と、地面を勢いよく蹴り上げ、空中に飛び出したアストラは、目に見えない速度で地屑龍(アースドラゴン)の顔めがけて『(ヒィト)』を振り回した。


・・・

(30%くらいでいいか)


ググッ…

     ※

と『(ヒィト)』の柄を強く握りしめた。




"バゴッッッ"!!!"バギィバギィッ"!!



"ドッ……


ゴォォォォォォン"!!!!!



と、顔面の装甲に大きなヒビが入り、そのまま地屑龍(アースドラゴン)を吹き飛ばした。


「この程度じゃ、やられやしないだろう?」



『ブゥォォォオ"オ"オ"ンッ!!!』



と、大きな叫び声と共に地屑龍(アースドラゴン)は起き上がってきた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


【800年前 この世界に突如降り注いだ星屑(ホシクズ) によって誕生した機屑物(ガーベマジル)


【その中でも 最強の4種が存在した】




四神(ししん)  大震災(だいしんさい)  象屑亀(エレマントールス)



【四神 更地平野(こうちへいや)鳳凰屑神鳥(ホウオウセツシンチョウ)



【四神 血染(ちぞめ)百雪花繚乱(びゃくせっかりょうらん)  雪屑白虎(セキセツビャッコ)



                  ・・

【そして…()ツ蛇のごとく 力を八つに分散した】




【四神 ()(さか)星屑龍(セイセツリュウ)



その、()(さか)星屑龍(セイセツリュウ)の内の一体がこの"地屑龍(アースドラゴン)"である。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


地屑龍(アースドラゴン)の口が開き、暗闇の中から赤く光出す。



"キュィィィィン"……



「……!!」

(光線(こうせん)か!!!)



…ィィィィィィ………キュィンッ。



"ピタッ"


と、地屑龍(アースドラゴン)の動きが止まる。



「…しまっ…!!」

(この方角はマズイッ!!!)



"ドギュゥゥゥゥゥゥゥンンンン"ーーーー!!!!!




一直線に放たれた高密度の赤と白の光線は、極子水星要塞(ミニマルフォートレス)の方角に向けて放たれていた。

よって…アストラに"避ける"という選択肢はない。



"バシュンッ"!!


"ビュンッ"!…バシュゥゥーーー。…"ピュンピュンッ"!!



…ズズズズゥ……ガガガッ。


と、赤い流星の(ごと)く空中に向かって、弾かれた光線が火花のように飛んでいく。



"ジジジジジジィィィィーー……。



アストラは『龍屑(リュウセツ)(ヒィト)』を地面に突き刺して、光線を防いでいた。


…ガガッ。ズズズゥ……。



「……くっ…。まだか。」



ジジジィィィィーー"………ジジジ…。



"ジリ…ジリリッ"…。




「…終わったか。」



「随分、派手にやってくれたな」

「ならば…コチラも派手にやらせてもらうとしよう!」



……"バッ"!!




「『龍屑(リュウセツ)(ヒィト)』……」





「『ー(メツ)ー』」





最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


今回少し短めです。

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