欠片61.『極子水星要塞の規模』
欠片61.『極子水星要塞の規模』
※本作の「」と間にあるーーーの種類について説明
[]=人物名と年齢、種族
「」=人物の話しているセリフ
『』=人外、多種族などのセリフ、複数人のセリフ、名称
()=人物の心のセリフ
《》=人外、多種族などの心のセリフ
【】=漫画で例えると四角い囲みのナレーション語り、用語説明
・・=強調
" "=強調
ー1本=幕間、過去
ー2本=時の流れ
「しっかし、ほんとに教会ばっかりなんだな〜」
「みーんな白い服着てるし」
「オレも服装変えてみようかな!ヘヘッ」
『いいんじゃない?』
『極子水星要塞のお店で、何かしらあるでしょ』
「フロデューテは、極子水星要塞のこと知ってるんだっけ?」
『そうね〜、一応調べたりはしていたから、少しはね』
「そっか どんな要塞なんだ?」
『ん〜一言でいえば、大きな工場かしら』
「工場?なにかつくってるの?」
『ええ、主に機屑物の装甲を加工したものをね』
・・・
『それに…あそこは、世界最大級の火葬場がある場所なの。』
「かそうば!?」
「全然イメージ出来ないんだけど…」
『紙とペン持ってる?』
「ん?ああ、持ってるよ」
『なら、ちょっと貸して』
「はい」
とサーチはフロデューテに、紙とペンを渡すと、フロデューテはキュキュキュッとなにやら書き始めた。
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◻︎◻︎◻︎◻︎ | M | ◻︎◻︎◻︎ ◻︎
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176個の小さな扉
小部屋は14m×14m 深さ5m
『ざっくりだけど、これが上から見た極子水星要塞を、図で表した一部だよ』
「なんだこりゃ!?なにこの四角いの」
「しかもデッカいのと、小さいのがあるけど」
『このデッカい、Mって書かれてる場所が…火葬場の入り口よ』
『大きさは、一片が444m。穴の高さは44mよ。』
「…は?なんだそのデカさッ…オレの故郷の谷並みじゃん…」
『そして、小さな四角は小部屋になっているの』
『住民たちの家や、倉庫とか、色々な施設もあるわ。』
『この小さい部屋は、一片が14mほどの正方形をしてるわ』
『深さは5mほどかしらね?』
『その部屋の扉が、火葬場を囲むように176箇所もあるわ。』
『全部が全部同じ深さではなかったはずなんだけど、よく覚えてないわ』
『そして、巨大な火葬場は四層の加工場に分かれてるの』
『とても大きな施設で、色々な工程による作業をしてるって感じね!』
『これが極子水星要塞よ!』
「大要塞って…規模がこんなにも違うんだな!スゲェ!」
『ゆっとくけど、極子水星要塞は、大要塞の中で一番小さいわよ?』
「えっ!?他の大要塞はもっとデカいの!?」
『ええ!フフッ』
『いずれ見れる時が来るだろうし、楽しみね!』
「そうだな!ワクワクしてきたー!!」
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[今回の一言♩]
朝晩はまだ寒いね…。




