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星屑の機巧技師(せいせつのきこうぎし)  作者: リンネ カエル/霖廻 蛙
第一章ー極子水星要塞〜演劇の始まり〜ー
62/256

欠片60.『もう一人の能力者』

欠片(ピース)60.『もう一人の能力者』です!


※本作の「」と間にあるーーーの種類について説明

[]=人物名と年齢、種族

「」=人物の話しているセリフ

『』=人外、多種族などのセリフ、複数人のセリフ、名称

()=人物の心のセリフ

《》=人外、多種族などの心のセリフ

【】=漫画で例えると四角い囲みのナレーション語り、用語説明

・・=強調

" "=強調

ー1本=幕間、過去

ー2本=時の流れ


祈祷要塞(プレイヤーフォートレス)にある病室内】


「これから、皆様はどうされるのかしら?」


とホリーが質問した。



「オレたちは、このまま極子水星要塞(ミニマルフォートレス)に向かうよ!」



「そう…」

「では、送っていきましょうか?」



「送る?」

「どうやって?」



『ここからだと、一度、白骨屍屑山(コープスベッジマウンテン)まで戻って、南東に進まなきゃいけない』


『それに、極子水星要塞(ミニマルフォートレス)までは、まだ900km以上はあるハズよ?』



「ご安心ください♩フロデューテさん」

「そこはクロードがいるから、問題ありませんわ!!」


「クロード」


とホリーは名前を呼び、説明するように(うなが)す。



「コホンッ。」

「私から説明いたしましょう。」


「私の能力は『記憶移動(テレポート)』です。」



「それはどんな能力なんだ?」



「私が一度でも訪れた場所、人物の元へと、一瞬で移動できるものとなっております。」



「はぁー!?なんだその便利な能力ー!!」

「最高じゃん!!スゲェー!!」



「ただし、制約はあります。」

「一日一回までしか使用できません。」


「人数制限は…二人以上は試したことが無いので、分かりませんが…。」



「試してみないとってことか」


「そうなりますね。」


「では、わたくしとクロードは、大聖堂(だいせいどう)にてお待ちしておりますので」

「準備ができたら、お声をかけてください」


とニッコリと笑顔で3人に話しかけた。




「分かった!ありがとう!ホリー!!」


「…い、いえっ!!サーチくんのためですもの//」


『アラアラ〜…ウフフッ』


と気づく者と気づかない者がいるのであった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「てかさ、結局…聖屑札(サンクチュアリ)使ってないよな」


『確かに!せっかくアタシが作ったのに〜!』

魔屑道具(ませつどうぐ)は使われてなんぼなのに!!悔しいッ!!』



「…まあ、いずれ使うことがあるかもしれん」

「とっておいて損はないだろう」


とアストラに励まされるフロデューテだった。

そして、サーチに気づかれないようにアストラは、フロデューテに声をかけた。



「フロデューテ、あとで少しいいか?」


『ええ、どうしたのアストラ』


「サーチのことで話がある。」


『…!!分かったわ。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「なら、そういうことで頼む。」


『ええ、分かったわ。』


2人はサーチがいない場所で約束を交わしていた。

その後、3人は大聖堂(だいせいどう)を目指して、祈祷要塞(プレイヤーフォートレス)の中を歩きだした。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


感想や評価などしていただけると、今後の励みにもなりますので応援よろしくお願いいたします♩



[今回の一言♩]

別サイトカクヨムさんのほうで、別の小説を連載し始めました!Xにも詳細があるので、良ければご覧ください♩

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