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星屑の機巧技師(せいせつのきこうぎし)  作者: リンネ カエル/霖廻 蛙
第一章ー極子水星要塞〜演劇の始まり〜ー
61/259

欠片59.『それぞれの勢力』

欠片(ピース)59.『それぞれの勢力』です!


※本作の「」と間にあるーーーの種類について説明

[]=人物名と年齢、種族

「」=人物の話しているセリフ

『』=人外、多種族などのセリフ、複数人のセリフ、名称

()=人物の心のセリフ

《》=人外、多種族などの心のセリフ

【】=漫画で例えると四角い囲みのナレーション語り、用語説明

・・=強調

" "=強調

ー1本=幕間、過去

ー2本=時の流れ



「『奇跡(キュア)』!!」



その言葉と共に、サーチの体はみるみる回復していった。


「よーし!おわったよー☆」



「おぉー!!ありがとう!」




「それじゃあ、残りの二人も治してあげるね!」


とアストラとフロデューテの傷も、簡単に治してしまった。



『ありがとう!聖女様!』

「感謝する」



「サーチくんの仲間だからね!今回は特別だよ?」

「お代もとらないから!だい、だい、だーいサービスー!!!」



「ほんとか!ありがとうー!!」


満面の笑みでお礼をするサーチの笑顔に、ホリーはポッと照れながら、心臓の鼓動が激しくなっていた。



そうして、傷も()えた3人は、今後の行動について話そうとしていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


白骨屍屑山(コープスベッジマウンテン) 麓の街】



グチュルル…


シュルルルルッ…


不気味な音と共にレイとリプの血が動き始める。

その血から、人影が現れ始めた。



そのタイミングで、商人[ユリニト]が喋り出した。



『やっぱり、現れましたねぇ〜♩』


八天星(はちてんせい) メリウス・マーキュリさん』

『お待ちしてましたよ〜♩』



その姿は、白衣を身に(まと)い、ピンクがかった暗い紫色の、ウェーブがかけてある、長髪の女性が立っていた。その左右の髪の先の一部は、2匹の蛇になっており、それぞれ、深緑と灰色の蛇をしている。深緑色の蛇の瞳は赤く、灰色の蛇の瞳はオレンジ色をしていた。上半身は脇からピチッとした服装で、下半身は赤色のヒールに、長い黒色のロングタイトスカートを履いている。



「ウフフッ…あら〜こんなところでお会いするとはねぇ〜」

「待ってたって、まさかデートのお誘い?フフッ」



『まさか〜…アハハッ♩アナタとデートして』

『生きていられるヒトなんて、いるんですか〜?ハハハッ♩』



『シャァァア!!』


と蛇が威嚇(いかく)する。



「あらっ、失礼ね〜。」

「今ここで殺してもいいのよ?」


「それに、ヒトだったら…でしょ?」


「ねぇ〜、七つの大罪『マモン』くん。」

「ウフフッ」



『……。』



「アナタ達の目的も分かってるわ〜」

「でもね、アナタにワタシは殺せない。」



『まあ…いいでしょう』

『今日は挨拶しに来ただけですから♩』


『また会えるといいですね♩』


とニコリと笑って、ユリニトは立ち去った。



「また…ね。ですって?バカね。」

「それはないわ。」


「ウフフッ」


最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


感想やブックマークなどしていただけると、今後の励みにもなりますので応援よろしくお願いいたします♩



[今回の一言♩]

ヨーグルト系の飲み物だいたい美味しい説。

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