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星屑の機巧技師(せいせつのきこうぎし)  作者: リンネ カエル/霖廻 蛙
第一章ー極子水星要塞〜演劇の始まり〜ー
52/261

欠片50.『二人の少女との死闘ー③』

欠片(ピース)50.『二人の少女とな死闘ー④』です!



血刀(けっとう)

レイが前話で使っていた武器



※本作の「」と間にあるーーーの種類について説明

[]=人物名と年齢、種族

「」=人物の話しているセリフ

『』=人外、多種族などのセリフ、複数人のセリフ、名称

()=人物の心のセリフ

《》=人外、多種族などの心のセリフ

【】=漫画で例えると四角い囲みのナレーション語り、用語説明

・・=強調

" "=強調、効果音など

ー1本=漫画の場面転換、幕間、過去回想など

ー2本=漫画で例えた時の流れ


ユリニトの体がくっつくと、辺りの空気が一瞬変わった。



ゾォァァァァアアーーー…



そこには、黄緑色の髪が徐々に黒色へと変わり、瞳の色がピンクへと変化していくユリニトの姿があった。

さらに口元を開くと、"ギザギザ"のキバが見えていた。



『お嬢さん。』

『あんまり、ボクもやりすぎは良くないと思うんだよね。』


ユリニト改め

【魔王直下 七大魔族(ななだいまぞく) 一柱(ひとばしら)の一人 強欲(ごうよく)の悪魔】

[マモン(8888)]

[種族:大悪魔]



『だから……殺しはしないよ♩』


"ニヤリ"…と微笑むマモンは、口元に人差し指をかざし、ウインクをした。



『ハ…?』

『オマエ…調子に乗ってんじゃネェよ!!!』


その言葉よりも前に走り出していたレイは、ユリニトめがけて、『血刀(ケットウ)』を振りかざした。

     ※



『シネェェ〜〜!!!』




"ブチブチッ"!!!



ボタボタボタッーー……



目の前にいたマモンの姿はなく、レイは一瞬、戸惑っていた。



『ハ??ナニが…』


『エ…?』


レイの足元は、地面が赤く染まっており、後ろを振り返ると、マモンがレイの両腕を持って、『すごい刀だねぇ〜♩』と言いながら、こちらをニコニコと眺めていた。

そして、"ボトッ"…と地面に落とすと、パチパチと拍手をし始めた。



カランッ…


『…アァァァァアア……!!!!クソッ!!クソッオオ!!』


             ・・

『レイが…こんな……こんなザコにやられるわけ…』

『ナイのニィィ…!!』



パチパチパチッ!



『アッハハハハ〜♩キミ、面白いこと言うね〜♩』





『ボクが…ザコだって…?』



その瞬間、顔が下を向き、目線を上げ睨みつけるマモンの顔は無表情だった。            ・・・

その表情をみたレイは、この世に誕生してから、初めての恐怖というものを知ることになる。



"ゾクゥッ"……!!!



『アッ……アァ…。』


《こ、コイツにはかて…ない…》

《ナニ…コレ…ナニコレナニコレ……。》



レイは、マモンの心の奥に広がる闇を感じとっていた。その濃さと(プレッシャー)に圧倒され、ものすごい汗をかいていた。



『キミの方が100倍はザコでしょ♩アハッ♩』




『さて…もうキミにも飽きたし、あとはサーチ君に任せるとするかな。』


《バレないように、戻ろっと♩》



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


【アストラサイド】



ピュッ!!パタタッ


と『龍屑(リュウセツ)(ポア)』を右目から引き抜き、刀身についた血を吹き飛ばす。


その瞬間、サーチ達がいた方向から、オーラを感じとるアストラ。



『!!!』


(ユリニトのヤツか。)



(向こうの状況が心配だな…)

(さっさと、コイツを片付けなければ)




ポタッ……パタタッ…


ヨロヨロとしながら左目から見える景色には、赤い血が地面に広がっているのが見えた。

しかし、右側は赤黒くてナニも見えない状況で、黒髪の少女は笑っていた。



『……ハハッ…キャハハハハハッ!!!』



『ナーニコレー!?目が…キャハッ…!!』




『………』


『よくもリプのカラダにアナを開けたナ。』



"グギュル"……"グジュッ"……"グチュ"…



リプの目に肉片が体中から、集まっていく。



『コロスッ!!ブッコロォォォスッ!!!』




"ギュルルッ"!!



(再生…)

(なるほど……違和感はこれか)


(臓器が全くない…体の全てが肉片で出来ているな)

(目も肉片だが……疑似的な何かで、性能は同じに作られてるのか…?)



「どうりで、手応えがないわけだ」




『コレー…スルの痛いんだからネーー?』


『ゼッタイニ…ユルサナイッ!!!』




『『肉団子(ニクダンゴ) 増屍増死(マシマシ)』!!』



リプの両腕が10倍にも膨れ上がり、拳を地面に付き立っていた。



『また…ニクヲ()べなきゃネ…!!』

『街のヤツはヨワッちくて……マズかったカラ!!』



「……」



『カスドモとはチガウ、、オマエのニクを()べてヤるッ!!キャハハッ!!』




下衆(ゲス)が。」



狂ったように喋り出したリプを、(にら)みつけるアストラの目には怒りが満ち溢れていた。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます!



[今回の一言♩]

だいたい、その日に投稿する時のお話は、まとめて3、4話書いて予約投稿で分けてます。なので、今回の一言を書いてる時は、ほとんど同じ時間帯なのです!リアルタイムのことじゃないよ♩

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