またね。
掲載日:2023/03/28
またね
静けさの夜更け
満天の星空のもとへと
あなたを送り出す
またね
今日も静かに人々がこの惑星で眠る
またね
さよならの手を振るより
再会の握手を
あなたの手を握る
またね
まるで溶けるように消えてゆく
あなたがこの夜空へと昇るのを
顔を上げて見ていた
またね
いつかこの空に
あなたは幸せ届けに
木漏れ日のような笑顔をみせる
またね
どこか遠くへ
けれどもそばに
腰掛けて目を閉じる
またね
まるでこの惑星は
渦巻くように命を生む
約束の地と謳われ
たくさんのものたちが帰る場所
またね
不思議なことに私たちは死ぬ
けれど
不思議なほどに私たちは生まれる
星の周期を巡るように
命は運ばれ生まれゆく
私は何を届けに来たのだろう
またね
あなたが私にサヨナラの手を握る
けれどもすぐに
私は、またねの手を握りかえす
またね
離れ離れになっても
またね
本当はずっとずっとつながっている
またね
私たちは時の精霊になる
星々から生まれた光
いくつもの宇宙を誕生させて
たくさんの私たちが未来が生まれる
光の粒子になって
この世界を繰り返し渡る
またね
また会えたね




