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協議の結果

 協議をしている。何かわたしの協議をしているらしい。

 それでも、それは、わたしのためのもののようなので、安心して任せていられた。大柄の黒い背中の男たちが寄ってたかって輪になって、中を見られないようヒソヒソをやっている。そのうち半分は本当に実の声でヒソヒソの声を出している。いい歳してるのにこんな真似までと、口をとんがらせ、それでも上の男たちが怖いからやめるはずはない。

 わたしのための協議だもの。3人も居れば十分なのを、もったいつけて輪になって様になる人数を集めたものだから、こんな風にあぶれるものが出てくるのだ。

 それでも、それは、衆人環視の手前もあり、大相撲の物言いのようにすぐに決着をつけて、黒門付き羽織袴姿の男たちは観客席の中の自分の席に戻る。

 きっと、この後、マイクをもった上の者のだれかひとりが結果を話すのだろう。わたしに向かってというより、中断し待たされている観客のために話すのだ。

 結果は知れなかったが、わたしのための協議だと分かっていたので、安心して覚めた。

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