異世界は一瞬の煌き(第21部分)
香穂
「お帰りなさい、寒かったでしょう?」
楓
「ただいま、ありがとう、えぇ外は風が冷たいわ」
暖炉の前に腰掛ける、香穂が暖かい珈琲を持って
皆の隣に腰掛けた、石を元あった場所と
思わしき所へと、戻すと正常に戻ったと、話した
香穂
「お疲れ様でした、今日は、雪も降ってるから
ゆっくりされてはいかがでしょう?」
楓
「えぇ…ありがとう香穂さん、私達も帰り道
そう話してたところなの、段々激しく降ってきて大雪になりそうな気配がするもの」
暫くすると
予想通り、雪は激しくなり、吹雪になった
パチパチと、暖炉の薪が燃える音が静かに響く
雪が激しくなければ、この異世界の古布の場所へと行く予定だった、古布について、香穂に聞いてみた、香穂は普通に答えてくれた、当たり前の事の様に古布を、書き記す事は、自分の仕事だと
古布について知ってる事は
この異世界では、香穂一人であること
それは、楓と一緒だった
古布に書き記す時、フッと思い浮かぶのだと言う
書き記す時には、わからない文字もあるらしい
が、意味は何となくわかり読めるのだと話してくれた
楓は、もっと未来で古布を書く
香穂の様に、されどまだ、楓には信じられなかった自分が、香穂の様に、古布を書く事になる事が
どことなく、信じられずにいる
香穂は、また何か思い浮かんだようで
スッ、と自分の部屋へと戻った
数時間程して、戻った香穂は
新たな、古布を手にしていた
古布に、書かれていたのは、古代文字
扉についてだった
扉は、異世界全てと、別次元にあり、
その全ての扉は、どこにでも現れ消える
更に、ブラックホールと深く関係している
ブラックホールは
異次元と深く関係しているため
異世界の中では、すぐ傍に存在している
私達が住む現代にも、実はすぐ傍にあるのたが
気づかないだけだと
何かのきっかけで、その扉は開き、別の世界へ行けるのだと、書き記されていた、楓達の異世界と
同じものだ
恐らくは、この異世界の古布も
6枚同じなのかもしれない、楓が香穂に変わり
ここにいる誰かに変わるだけ、それならば
この異世界の古布も同じように
1枚の古布へと変わるのだろう、そして、その地図が謎を解くのかもしれない
ここでも、古布探しをしなくてはならないが
香穂が、書き記した古布なので、
見つけることは、容易に感じられた
香穂が、また部屋へと入っていく
ピッチが早い、今回は数十分ででてきた
地図だ、この部屋を、くまなく探す
地図の場所からは石が…
それから数十日、楓達と同じ方法で
どんどん進み、6枚の古布(羊皮紙)が揃った
揃った古布は、やはり一つの大きな古布になり
地図も浮かびあがる
その地図の場所は、あの機械音の心臓部だった…。
楓
「今日は雪もやみ、いいお天気ね」
香穂
「はい、今日は行かれるのですか?あの場所ヘ」
楓
「ええ、行ってみます」
隆史
「うん…準備終えたら行こう」
叶恵と、真はここに残って
2人を待つことにした、スマホで連絡すれば良いので、2人は古布の文字で、わからない場所の
文字解読にあたることにした、古代文字の大きな古布に、地図だが
地図にも、いくつも
マークが書かれてあり、それも解かなくてはならない
調べものは叶恵と真
現場に行くのは楓と隆史で、二手に分かれた
地図の、幾つかのマークは、石の場所と、心臓部を位置していた
地図に、書かれている石を、叶恵と真が見つけ
石を持ち帰る、淡く薄い色の石(宝石)が多く
色で例えたなら
アクアマリン系からピンクルビーまであった
この異世界の、大きな古布の違う点は
集めた石を、機械音の心臓部に、持っていき
心臓部を、六角形の配置に並べる事だった
叶恵と真は
大きな古布を持って心臓部へと向った
楓達と合流し、石を心臓部の回りを囲む様に
六角形に並べ置く
石を並べるごとに、並べた石から
光を放ち始めた、その光は石の色と同じ色に光を放ち、美しい6色の光が心臓部から上空へと
真っ直ぐ伸びていく
上空の空で混じり、強い光を放ち
1本の大きな光となって…消えた
すると
上空から、落ちてきた雪は6色に白い雪が混じり
7色の虹の様になって、舞い落ちてきた
7色の虹の雪が舞い落ちてくる中、
地面には、大きな扉が絵の様に浮き出ていた
その扉を開けて中を覗く、そこは
楓の住む、現代世界だった
ここも繋がっていた、楓達は、扉を開けたまま
楓の世界へと、戻ってきた
ここは、あの公園だった
どうやらこの公園自体が、異世界と繋がってるのだろう?異世界なのか
いや、もしかしたら
ブラックホールかもしれない?
あの石は、身に付けているので
もしも
ブラックホールであっても、すぐに出れるだろう
この異世界も
そして、楓達の異世界も、共通しているのは
ブラックホールが存在している
更に、古布の存在もそうだ
パラドックスも、時系列も総てが
重なって、繋がっている
この宇宙と別の宇宙も
もしかすると?………。




