【ネタバレ!】 おとこのいぶきはおんなのこ最終話に向けてのメモ書き
これは「おとこのいぶきはおんなのこ」のメモ書きです。
本編読んでない方は見ない方が良いかも?
何気にエピローグに使おうとしてた新事実が入っていたり
採用されなかったエピソードとかもあります。
本当は番外編とか書きたいんですけどね。
いつの間にか知らないうちに4年が経過していたというていたらく……(汗)
まあ、メモ書きなので雑然としていて
作者でないと意味を成さない感じも多分にしますが
もし少しでも興味のある方はどうぞ~
伊吹の記憶は
彩芽との思い出の日々を優先させた結果。
そのため学力は見た目通り、もしくはそれ以下となってしまっている。
最初は小学校で無双できるとどやっていたが
すぐに天狗の鼻をへし折られる。
今ではお馬鹿キャラでクラスのみんなに愛されているようだ。
お通夜ではクラスメイトも来ていた。
その中の女子で少なくとも三人はガチ泣きしていた。
お兄ちゃんは学校でもそれなりにもてていたのか
でもこれは内緒にしておこう。
送電されなくなって久しい廃鉄塔。
以前はこの山を越えた所に小さな村があったそうだ。
いつしか廃村となり、今はこの鉄塔はただの町のオブジェとなっている。
廃鉄塔に登る奈芝美
後を追う彩芽
彩芽は高いところ苦手。
おまけにあちこち金属の腐食が進んでおり
今にももげそうな所とかあったりして目眩がするほど怖い。
いぶき小学校編入時
音小野 望夢ちゃんのお腹の中には赤ちゃんが宿っている。
男か女かはまだわからない。
奈芝美はとりあえず成人するまで待つことにした。
だが成人したとしても
女性の身体からの生まれ変わりは
骨格や体格の関係からどうしてもショタ(10歳程度まで)になってしまうらしい
つまり伊吹とほとんど変わらないあたりからやり直しになるだろうとのこと
実は院長先生は伊吹の精子を冷凍保存してある。
もしもの時のために子孫を残せるように。
音成……読みを変えるとおんなか
音成家の元のルーツは音小野一族。
しかし男として生まれてこなかった。
当然、命は一代限りかと思いきや
希に、体格の良い女性として生まれた音成家の中には
男の子として第二の生を授かる者も居るのだと言う。
奈芝美は体格は確かにいい。 身長も173センチもある。
奈芝美はバドミントン部のエースで
その高身長を武器にしたジャンピングスマッシュは相手を圧倒し
その名を県下に轟かせていた。
いぶきとあやめの気持ちを察しとち狂い、ふらふらとトラック前方に身を乗り出す。
…………これで、あたし、男の子に生まれ変われたら
また以前のように伊吹と一緒にいられるのかな?
「うあああああああああああああああああっっ!!!」
ドンッ!!
――――え?
あたし、誰かに突き飛ばされた? ――誰!?
ききいいいいっ!!
「ば、ばっかやろうー!!」
ドンッ!!
お兄ちゃん、鬼の力が発動し一瞬だけ男に戻る?
「……ん? この懐かしい感覚は……?」
あらまあこれは! 随分とご立派な!
「……もしかして、お兄! 男の子に……戻ったー!?」
「えっ!? うそ! ホントに? 伊吹!」
「いやあ、見事なまでに何にも…………無いね。 痕跡すら」
「「え”えっ!?」」
先生はお兄の身体を診断した結果
まごうことなき純女のお兄だと告げられた。
「そ、そんなあ~っ!」
頭部にあった二本の角も、いつの間にか無くなっていた。
但し、髪の毛と瞳の色は変化したままだ。
金髪碧眼。 ついでにロリ。
なんだかより完璧な女の子に近づいたような気さえして来る。
「もしかしたら成人しきらない不完全な内に次世代ボディが出てきちゃったもんだから
まだ男としての因子もどこかに残っているのかもしれない、これはなかなか興味深いね」
きっかけは、もちろん私たちを護るために必死になってくれたことなんだろうけど
「どうやったのか、思い出せん」
一瞬だけの男の子になったお兄ちゃん。
成れる方法さえわかれば、もしかしたらまだ希望はあるのかも?
「それはそうと、先生、その顔の、痣は……」
「……ん? いやあ、ははは!
ちょっとうっかりすっ転んで医療器具に顔から突っ込んじゃってねえ!
僕も耄碌してきたかなあ?
まだまだ若いつもりだったんだけどねえ、ははは!」
「…………」
絶対嘘だ。
目の周りがパンダのように綺麗な青アザになっている。
きっとお母さんに顔面ぐーパンチを食らったに違いない。
なんでわかるのかって?
以前、お父さんにも同じ痣があって
その時も同じように誤魔化していたから。
◇
病院の屋上にて
院長先生は煙草を吹かしながら、一人呟く。
「ふふ……音小野の一族が歴史に埋もれてから、はや一世紀半。
”力”は衰退し、最早ヒトとは区別もつかない……か……」
「まあ、そりゃそうだ。 必要性が無くなっちまったんだからな。
鳥だって、飛ぶ必要がない安全な島で暮らしてたらすぐ飛べなくなっちまうさ」
「……おや? 帰っていたんですか? 音小野さん」
「まあね、ちょっとは帰ってくる努力も見せておかんと
どんな噂を立てられるかわかったもんじゃないしね」
「賢明ですな……ところで、先程のお話ですが
どうやら、伊吹くんはその必要性とやらを感じ取ったのかもしれないですね」
「……昔からあいつは妹達には甘かったからな」
「音小野の”能力”は、己の望みに最も近い形で現れる……」
「伊吹の望んだものは、彼女たちを護る、強い力と身体だったというところかな」
「そのようですね。 しかし、あれはあれで大変な選択をしたことになりましたね」
「違いねえ! 能力なんてのはまあ言や火事場の馬鹿力みたいなもんだ。
それを頻繁に求められたら……、あいつ、また死ぬぞ」
「ははは、そうかもしれませんね」
「しっかし、のぞむもまたいい加減な設定を俺に押し付けてくれたもんだ。
伊吹を小学五年生に編入させるなら
彩芽が5才の頃に伊吹が生まれたことになっちまうじゃねえか!
俺あいつと再婚してすぐの頃になるぞ……
つまりこれ、俺は再婚前に二股してたってことになるのか?
どうすんだよこの鬼畜設定……帰ったら俺親父にぶん殴られそうだわ」
「はは……さてと、僕はそろそろ病院に戻らないと、
看護師達に怒られそうだなあ……」
「……やはり、黒幕はあんたか!
なあ! もうちょっとこう、俺の立場も考えてだなあ……!」
◇◆
桜舞い散る季節
「…………ぷぷっ!」
「わ、わらうなあー!」
「い、いや、ごめんごめんお兄!
でもその背負ってる真っ赤なランドセル、ほんと
ものすごく似合って……る……よ…………ぷぷぅーーっ!!」
「て、てめっ! あやめー! あ、あとで覚えてろよー!」
「さあさ、伊吹も彩芽も、もうそろそろ行かないと
入学初日と転校初日に遅れちゃいますよ!」
「……あっ! ホントだ! もうこんな時間!」
「でも彩芽、本当に入学式、ついて行かなくてもいいの?」
「だって仕方ないじゃん!
たまたまお兄の転入の日とかぶっちゃったんだから。
絶対お兄の方が危なっかしいんだから
ちゃんとボロが出ないようにフォローする役が必要でしょ?」
「オレは大丈夫だって! これでも小学校は二度目なんだからって言ってるのに!」
「それは男の子だった時の場合でしょ?
女の子になって学校行くのは初めてなんだから
そういう経験のあるお母さんに付いててもらわないと!」
「……ママの場合はもっと大変だったのよー?
生まれ変わった時は見た目14~5才くらいだったんだけど
もう伊吹はとってもやんちゃな時期になってたから、本当に苦労したわあ!
なにせ嫁に逃げられ職も失った上にいきなり母親になっちゃったでしょ?
だからちょっとだけ年齢逆サバ読んで夜間の定時制高校に通いながら世話したのよ?
もう周りからは中学生で身篭ったヤンママ扱いされまくるしぃ!
パパのフォローが無かったらとっくに挫けてたわよ!」
「あ、そんなに早くから
もうお母さん、お父さんと付き合ってたんだ?」
「だって、元々親友同士だったんだもん!」
「「え!?」」
初めて知った新事実!
お父さん、お母さんと同級生だったんだ?
しかも男同士の頃に!
「……よくすんなり受け入れてくれたね?」
「うふふ、『気心知れたやつが可愛いピチピチギャルになって
路頭に迷いかけて困ってるなんて、それ何てギャルゲ? 丁度いいじゃないか!
俺も彩芽のために早く次の嫁さん探さなきゃなと思ってたんだよなー!』とか言うのよ!
でも、お母さんもこの身体になったばかりで慣れるのに時間がかかったから
高校出るまでの数年間は待っててもらったの。
それでちょっと彩芽達にも迷惑かけちゃったよね?」
「……いや、ううん!
それで良かったんだと思うよ!」
だって、もし即結婚されてたら
私はお兄のこと本当の兄としか思えなかっただろうから……
今の、この私の大切な気持ちはそういった偶然の上に成り立っていたんだね。
だからこれで良かったんだと、心の底から思えるよ。
もちろん、今でも。
「お兄は見た目が凄すぎるから
友達なんてすぐできるよ。
ガンバ! 目指せ、友達100人!」
「いや、いらないから! 学校終わってすぐ帰れなくなるし!」
「ええー? 折角の金髪碧眼超美少女なのに
もっと小学校生活楽しんできなよー」
「……いや、駄目だ!」
「? ……なんで?」
「…………だ、だって、そしたら……
あやめといる時間が…………へ、減っちゃうだろ?」
「……!」
向こうを向いたまま耳まで真っ赤にしてそう言うお兄ちゃん。
うわ、マジ可愛いんですけど!
「お兄っ! 大好き!」
ガバっと背後からランドセルごと抱きついた。
奈芝美登場
お兄の遺体と対面
回想「わたち、おっきくなったらお兄ちゃんのおよめさんになる!」
号泣
奈芝美、いぶきちゃんとの邂逅
音成のルーツ
嫁を主張
トラックの前に立つ
いぶき、能力発動
音小野の能力発動条件は前世体がいまわのきわに強く願うこと。
例えその瞬間の記憶は失われてもその身体に願いが込められているのだ。
伊吹は、いまわのきわにあやめを護れる自分になりたいと強く願った。
と同時に彼女の気持ちに応えてあげられなかった無念も残していた。
それが転生体の答え。
伊吹は能力発動時は強靭な肉体と彩芽の気持ちに応えることのできる男性の身体となる。
金髪碧眼はそのイメージが具現化したもの(伊吹が抱いている某人気アニメのイメージで)
「――っ!! あやめーーーっ!!」
あやめを突き飛ばし、トラックに撥ねられる刹那――
俺は、思い出した。
そう
頭が覚えていなくとも、身体が、憶えていた。
ああ、俺はもう、これからあやめを護れないのか……
それどころか、姿を見ることも、声を聞くことも、温もりを感じることもできなく……
そんなのは、嫌だ! 俺は、だって……あやめを……あやめのことが……!
俺は、あやめを――――護る!!
「ああ、そういや、もちろんちゃんとあやめちゃんの救済措置だって僕は考えているからね」
「伊吹くんの遺体から精子を採取して凍結保存してあるから、
君たち二人の子供が欲しくなったら言ってくれるといい」
まあ、こんな感じで
本文を書く前のメモ書きです。
ほとんど本編と同じ部分もあれば全く使わなかった部分もあります。
こうやって事前に少し材料をそろえて書くこともあれば
全くの白紙状態でぶっつけ本番で書くこともあります。
その時々に応じてですね~。




