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緑髪の無口な奴隷  作者: 亜奈阿希
9/19

見られて良いのはアナタにだけ(お風呂回:前編)

緑「〜♪」


(ずいぶんと機嫌が良いみたいだな)ヌギッ


緑「」ガチャ


「おい、ちょっとまて」


緑「?」


「服を着たまま入る気か?」


緑「・・・」


緑「?」


「いいか、風呂って言うのはだな、服を着ないで入る物なんだよ」


緑「!?」///


(それを知らないから一緒に入ろうって言ってきたのか・・・)


「それでも一緒に入るか?」


緑「・・・ダメ?」


「いや、ダメじゃないぞ」


「でも、お前が裸ってのがだな・・・」


緑「・・・アナタにだけなら」///


(もう何を言ってもダメな気がしてきた)


緑「」ヌギヌギ


「ちょっ、おまっ!!」


「せめて隠せよ!!」


緑「?」


緑「・・・」


緑「!?」///


(あぁ、こいつ、後先考えないで行動する奴なんだな・・・)


「本当に一緒に入るんだな?」


緑「」コクッ


「・・・じゃあ、先に行ってるからな」


緑「」コクッ


「・・・これだけは守ってくれ」


「ちゃんとタオルで隠してくれ」


緑「?」


「無いとは思うが、『俺が欲情する事(万が一の事)』があるかもしれないからな」


緑「・・・まんがいち?」


「・・・まぁ、気にしないでくれ」


緑「?」


ーーー

ーー


ガチャ


「お、来たか。 じゃあ、まずは頭を・・・」クルッ


「・・・なんで隠してないの?」


緑「///」モジモジ


「恥ずかしいなら、隠して来いよ」


緑「・・・でも、1回見られた」///


「関係ないだろ」


緑「・・・1回見られたら、何回見られても」///


「同じってか?」


緑「」コクッ


(コイツの考え、どうなってんだよ)


緑「よくじょーした?」


「・・・してない」


緑「」ガーン


緑「・・・私って、みりょくナイ?」


「・・・無いって訳じゃないと思う」ボソッ


緑「?」


「何でもない」


「それよりも、体を早く隠して来い」


緑「・・・よくじょー」


「わかった、欲情しちゃうから、早く隠してください」


緑「」パァァ


緑「」トテトテ


緑「」ガチャ


(本当に何考えてるのかわからないな)


(それにしても、あいつ、柔らかそうな身体してたな・・・)


(本当に奴隷とは思えない肉付きだったな・・・)


(例えばこう・・・)ムニッ


緑「きゃっ」ビクッ


「そうそう、こんな感・・・じ?」ムニムニ


緑「アッ」///


「・・・え?」


「な、なんでお前がここにいるんだ!?」バッ


「さっきタオルを取りに行って・・・」


緑「・・・タオルわかんないから、聞きに来たの」///


緑「・・・そしたら、アナタがお腹を」///


「・・・すみませんでした」


「本当は、触る気は全く無かったんです」


緑「・・・まったく?」


「はい、全く」


緑「・・・バカ」ボソッ


「・・・え?」


緑「・・・おっぱいじゃないからいいって言ったの」


「・・・お前に胸なんかーー」


緑「・・・やっぱり許さない」


「ありましたね」


(何で俺は、奴隷に怒られなきゃいけないんだ・・・)


緑「わかればいいの」


(さっきからコイツ、よく喋るな)


(やっぱり、筆談できない時に話すって言うのは、間違えじゃ無さそうだな)


お風呂回なのに、お風呂にまだ入っていないと今気づきました・・・


次回は明日公開予定!!

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