見られて良いのはアナタにだけ(お風呂回:前編)
緑「〜♪」
(ずいぶんと機嫌が良いみたいだな)ヌギッ
緑「」ガチャ
「おい、ちょっとまて」
緑「?」
「服を着たまま入る気か?」
緑「・・・」
緑「?」
「いいか、風呂って言うのはだな、服を着ないで入る物なんだよ」
緑「!?」///
(それを知らないから一緒に入ろうって言ってきたのか・・・)
「それでも一緒に入るか?」
緑「・・・ダメ?」
「いや、ダメじゃないぞ」
「でも、お前が裸ってのがだな・・・」
緑「・・・アナタにだけなら」///
(もう何を言ってもダメな気がしてきた)
緑「」ヌギヌギ
「ちょっ、おまっ!!」
「せめて隠せよ!!」
緑「?」
緑「・・・」
緑「!?」///
(あぁ、こいつ、後先考えないで行動する奴なんだな・・・)
「本当に一緒に入るんだな?」
緑「」コクッ
「・・・じゃあ、先に行ってるからな」
緑「」コクッ
「・・・これだけは守ってくれ」
「ちゃんとタオルで隠してくれ」
緑「?」
「無いとは思うが、『俺が欲情する事(万が一の事)』があるかもしれないからな」
緑「・・・まんがいち?」
「・・・まぁ、気にしないでくれ」
緑「?」
ーーー
ーー
ガチャ
「お、来たか。 じゃあ、まずは頭を・・・」クルッ
「・・・なんで隠してないの?」
緑「///」モジモジ
「恥ずかしいなら、隠して来いよ」
緑「・・・でも、1回見られた」///
「関係ないだろ」
緑「・・・1回見られたら、何回見られても」///
「同じってか?」
緑「」コクッ
(コイツの考え、どうなってんだよ)
緑「よくじょーした?」
「・・・してない」
緑「」ガーン
緑「・・・私って、みりょくナイ?」
「・・・無いって訳じゃないと思う」ボソッ
緑「?」
「何でもない」
「それよりも、体を早く隠して来い」
緑「・・・よくじょー」
「わかった、欲情しちゃうから、早く隠してください」
緑「」パァァ
緑「」トテトテ
緑「」ガチャ
(本当に何考えてるのかわからないな)
(それにしても、あいつ、柔らかそうな身体してたな・・・)
(本当に奴隷とは思えない肉付きだったな・・・)
(例えばこう・・・)ムニッ
緑「きゃっ」ビクッ
「そうそう、こんな感・・・じ?」ムニムニ
緑「アッ」///
「・・・え?」
「な、なんでお前がここにいるんだ!?」バッ
「さっきタオルを取りに行って・・・」
緑「・・・タオルわかんないから、聞きに来たの」///
緑「・・・そしたら、アナタがお腹を」///
「・・・すみませんでした」
「本当は、触る気は全く無かったんです」
緑「・・・まったく?」
「はい、全く」
緑「・・・バカ」ボソッ
「・・・え?」
緑「・・・おっぱいじゃないからいいって言ったの」
「・・・お前に胸なんかーー」
緑「・・・やっぱり許さない」
「ありましたね」
(何で俺は、奴隷に怒られなきゃいけないんだ・・・)
緑「わかればいいの」
(さっきからコイツ、よく喋るな)
(やっぱり、筆談できない時に話すって言うのは、間違えじゃ無さそうだな)
お風呂回なのに、お風呂にまだ入っていないと今気づきました・・・
次回は明日公開予定!!