表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神さまと共に異世界へ  作者: 卵型マロン
1/5

プロローグ

俺は、今、日常ではありえない状態にある。

ていうかぶっちゃけると、猪に追いかけられてる。

それでも猪に追いかけられるのなら、まだ辛うじてありえなくは無いだろう、だが。


「サイズおかしいよ!?3メートルってなんだよ!?」


そう、俺は地球に住んでる人の視点から言うところの|<異世界>に居た。

えっ?なんでここが異世界って分かるのかって?猪のサイズもそうだが。

更にここが異世界だと決定付ける事がある。

それは・・・「ハアハア、太陽が見える範囲でも2つあるんだよなー」

『ハアハア』は別に興奮している訳ではない。ずっと走っていたら息ぐらい切れるだろう。

さて、大事な事だからもう一度言おう、俺は今、異世界に居る。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

|(今日の朝)


おはよう!読者の皆さん!俺は16歳のたぶん平凡な男子高校生、過田 理外だ!

今日、海外からホームステイの女の子が来るんだ!しかも何故か両親はちょうど、海外旅行中だ。

つまり!しばらくその女の子と一つ屋根の下2人っきりなのである!

何そのエロゲ!?って思うかもしれないが現実なんだよな、これが!

だから俺は朝から上機嫌なのである!


「おい!理外!聞いてんのか!」

「おう、聞いてる、聞いてる」


このゴリラ見たいな体格をした奴は俺の友達の、森中(もりなか) 五里夫(ごりお)っていう人間?だ


「そんでさ!俺の彼女が俺にむっちゃ甘えてきてよ!それがまた可愛いんだー」


見ての通りリア充ゴリラだ・・・爆発しろ。

まあ俺も、もうすぐでリア充の仲間入りだぜ! 見てろよゴリラ!


「あ!理外君!おはよう!あと森中君も!」


彼女の名前は、剣城(つるぎ) 光里(ひかり)誰にでも明るく接してくれて可愛い、クラスのアイドル的存在の女の子だ!


「剣城さん、おはよう!」

「お、おひゃょぅ・・・」


今ので分かったかもしれないが・・・俺は女の子とまともに喋る事が出来ないんだ!

朝の挨拶の一言ですらあれだ・・・


「お、そろそろ授業が始まるな、じゃあな理外!」

「お、おう」


無駄に元気なゴリラだ、そろそろ先生も来るし授業の用意でもするか。

・・・あれ?1限目の国語の先生来ないな?まさか自習か?

クラスの皆が自習だと思って喜んでいた時、教室の扉が開けられた。

入って来たのは、国語の先生でもましてや担任でも無かった。

金髪をたなびかせ、目は大きく、鼻は高い、まさに外国の美女っていう感じの人だった。彼女は唐突に教室に入って来たかと思うと。


「私の名前は絶対神エリュネス、皆さんを私が管理する世界、すなわち異世界に招待します。」


・・・こんなことを言い出したのである。俺を含めて皆ポカンとしていると。

唐突に教室が光に包まれた、そして目を覚ますと異世界に居た、ていうか俺一人で異世界の森の中に居た。その後運が悪く、あの大きい猪に見つかってしまい冒頭に戻るというわけだ。

というか俺のエロゲ的な展開は!?







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ