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第20話 「暗殺計画」


「ひえぇぇ~、こりゃあ凄いっスね」


 レクターの魔法により一網打尽となった帝国軍の様子を確かめる為、サイラスはブローノを含む部下十数人を引き連れて敵陣まで進んで来ていた。

 ブローノは感嘆(かんたん)の息を漏らしながら、融解した人形兵器の一部を拾って持ち上げる。


「おい、油断すんじゃねぇぞ! 万が一でも生き残りがいるかも知れねぇからなっ!」


「いやぁ~、いないっスよ。あの魔法をくらって生きてたらバケモンっスよ。もう、男爵様1人で戦争に勝てるんじゃないっスか?」


 盛大にフラグを建てるブローノだが、幸いそのフラグが回収される様子は無い。確かにブローノの言う通り、人形兵器の1体、帝国兵の1人に至るまで完全に全滅しているようだ。とはいえ、だ。


「バカヤロウ。そんなに簡単に勝てりゃ、苦労しねぇよ。……アイツの魔法も万能じゃねぇしな」


 そう、レクターの魔法にも欠点はある。というよりも弱点だらけと言っても過言ではない。

 レクターの魔法は杖に仕込まれた魔法陣の効果により、雷を発生させるというものだが、その雷の指向性がコントロール出来ない事が最大の欠点として挙げられる。レクターもアレクと同様に魔法の制御が得意ではない。その不得意な制御で、あれだけの膨大なエネルギーをコントロール出来る訳がないのだ。


 それを術者の技能に関係せずにコントロールする為に使用したのが「誘雷石」だ。もし、あの石がなければどうなるか?空気中に放出された雷は、より電気の流れやすい方、そしてより近い方へ流れる。レクターの杖は絶縁体で出来ているが、次に近いところは地面かレクター本人だ。当然、あれだけのエネルギーがそれだけで収まるはずもなく周囲へも放出され、シュアープ軍へと向かうだろう。そしてその結果は、現在の帝国軍のなれ果てが証明する所だ。


 つまるところ、レクターの魔法は自由自在に使える物ではなく、むしろ使用に色々な条件が必要だという事である。


 とはいえ、無傷で500体もの人形兵器を倒したという功績は大きい。(まご)うことなく快勝と言っていいだろう。

 レクターの魔法は目立つ。数km離れていても異変には気付くだろう。きっと、この勝利はすぐ両軍に知れ渡る事になる。レクターの戦略的価値を認めた両軍がどうでるか。その確信はないものの、サイラスは『魔人戦争』での経験からある予測を立てた。


(こりゃきっと、しばらくは膠着状態(こうちゃくじょうたい)になるな……)




◇◆◇◆◇◆◇◆◇




 サイラスの予想は的中した。

 初戦の後、ブレスト司令はレクターの魔法で帝国軍を駆逐(くちく)しようと激戦地への移動を命令した。しかし当然、レクターも爵位を持つ貴族だ。単独での行動などは流石に認められない。結局、シュアープ軍全体での移動となる。


 しかし軍での移動となれば当然、帝国軍も察知する。レクターの脅威を認めた帝国軍は、シュアープ軍が到着すれば、あっさりと後退して前線を放棄した。そして別の地が戦地に変わる。

 このような事を繰り返して既に3ヶ月、シュアープ軍がボーグナイン領に着いた時は春の終わりだったが、すでに季節は秋に移ろうとしていた。


「最近はめっきり活躍を聞かなくなったな、『降雷』殿? そろそろ大きな手柄が欲しいのではないか?」


「いえ、そのような事は……」


 場所はグリーズ砦の司令室。レクターたちは定期連絡のためにブレストの元へ訪れていた。

 ブレストのトゲのある口調は、皮肉で言っているのか本心で言っているのかは分からない。ただ確かな事は、それを聞いている者たちが不快感を抱いたという事だ。


「とはいえ、これほど警戒されていては『降雷』殿も満足に戦えんわなぁ? そこで1つ、ワシが『降雷』殿に手柄を挙げる算段をつけてやろうではないか」


「……と、言いますと?」


「『降雷』殿が無理なら、部下に手柄を挙げさせればよい。なぁに、部下の手柄は上司の手柄。間違いなく『降雷』殿の評価も上がる事となろう」


 手柄などどうでもいいと考えるレクターだが、話の内容がどうにも不穏だ。

 部下に手柄を?この3ヶ月で多少の実戦経験も積んだが、シュアープ兵は熟練兵と呼ぶには程遠い。まさか、彼らを激戦地へ送り込もうと言い出すのではないか?

 そのように考えていたレクターの予想は、続くブレストの発言で裏切られた。


「聞けば、後ろにおる『降雷』殿の部下はかなりの手練れだとか。なんでも『魔人戦争』では『疾風』などと呼ばれ、敵将を何人も暗殺したと聞いておるぞ? そやつに帝国軍の総司令官を暗殺させればよい」


「ブレスト司令っ‼ 本気で仰っておられるのかっ⁉」


 ブレストの提案を聞いたレクターは大声で怒鳴った。穏和なレクターがこれほどの大声を出すのは珍しい。しかしそれも無理からぬことだ。


 軽く暗殺などと言うが、そんなに簡単なものではない。いや、簡単かどうかはこの際問題ではない。これではまるで、使い捨ての鉄砲玉ではないか。ブレストにとっては、上手く敵司令に命中すれば良し、外れても軍全体に影響は無いとでも考えているのだろう。

 しかし自分の親友をそのように扱われて黙っていられるレクターではない。


「いいですかっ! 彼は私の部下であり、シュアープ軍を指揮する兵士長です! それをそのように扱おうとは、例えブレスト司令であっても職権濫用(しょっけんらんよう)に当たります! さらに彼は――」


「発言を許可して貰ってもいいですかい?」


 大声で矢継ぎ早に反論をまくし立てるレクター。私情に気付かれないように、その内容は正当なものではあったが、感情は押し殺し切れてはいなかった。

 そして、まだ足りないとでも言いたげに言葉を続けようとするレクターに、背後に立つサイラスが割り込んだ。


「何だ? 言ってみろ」


「ありがとうございます。任務を受けるにあたって2点、確認したい事があります。敵司令が誰か? そして、どこに居るのか? この2つをブレスト司令は把握(はあく)していらっしゃるので?」


 サイラスの尋ねた2点は、任務遂行の為には必須の情報だ。それが無ければ、どこへ向かえばよいのか、誰を狙えばよいのかすら分からない。


「ふん、それすら分からずに暗殺を命じるほどワシは耄碌(もうろく)しとらんわ。敵司令官は帝国の皇族、場所はコルテマラ山脈に沿って本陣へ向けて移動中だ」


「司令官が本陣を離れているのですか? それと、皇族の誰かまでは把握(はあく)出来ていないと?」


 この質問に自信満々に答えたブレストだったが、不明瞭(ふめいりょう)な点が多い。

 サイラスの言う通り、司令官が本陣を離れている理由が不明だし、皇族であるというだけでは対象がハッキリしない。更に位置の情報も曖昧(あいまい)だし、護衛の戦力も不明だ。


「どうせ武勇のある第2か、第5皇子あたりであろう。それにワシとて、理由があればこのグリーズ砦を離れる事もある。これだけの情報では不服か?」


「いえ、十分です。ではサイラス=アルトウッド、敵司令官の暗殺任務を拝命いたします」


「サイラスっ!」


 自分を置き去りにして、勝手に話を進めたサイラスをレクターが(とが)める。しかし同時に、もはやこれを止める術を持たない事をレクターは理解していた。


 そして司令室を後にした途端、レクターがサイラスに詰め寄る。それはまるで、胸倉を掴もうとする程の勢いで。


「サイラスっ‼ さっきのは何だっ⁉」


「そう怒鳴るなよ。お前さんは帝国軍にマークされてて、この数ヶ月膠着状態(こうちゃくじょうたい)だ。こんなのが続きゃ兵も疲弊(ひへい)するし、被害も拡大する。総大将を()ち取りゃ戦争も終わんだろ?」


「危険すぎるっ! それに敵司令を()っても、また新たな司令が来るだけかもしれないっ!」


「そうかも知れねぇし、そうじゃねぇかも知れねぇ。何にせよ、これは戦争を終わらせるチャンスだ。その賭けのチップがオレ1人なら、やってみる価値あんだろ?」


 サイラスの言う事も理解できるが、これは分の悪い賭けだ。情報は不鮮明だし、総司令とはいえ1人の人間が居なくなっただけで、果たして帝国は兵を引くのだろうか?

 とはいえ、サイラス1人が危険を(こうむ)るだけで、王国軍全体としてみればリスクは最小とも言える。……レクターの私情を抜きに考えれば、だが。


「どっちにしろ、もう決まっちまった事だ。今更、変更も撤回(てっかい)も出来ねぇ、だろ?」


「どの口が……っ! ……わかった、もういい。だけど、1つだけ約束してくれ。絶対に無事に帰ってくると」


「まかせとけ。逃げ足にゃあ自身がある。知ってんだろ?」


 結局、レクターにはどうする事も出来なかった。

 サイラスの言う通り、レクターには命令を変更や撤回(てっかい)する権限は無い。所詮は、地方の下級貴族でしかないのだ。

 それに当のサイラスが乗り気なのだ。ならば親友として出来る事は、ただ無事を祈って送り出す事しかなかった。……どれほどに歯痒(はがゆ)い思いをしようとも。




◇◆◇◆◇◆◇◆◇




 その日の晩、サイラスは既にコルテマラ山脈沿いの街道、その上空にいた。正確な位置が分からない上に、移動中という話だ。悠長(ゆうちょう)にしている暇はない。

 それに夜ならば夜営で明かりが見えるはずだ。暗殺するのにも夜間の方が都合がいい。ただし、夜には夜の難点もある。


「ぶぇっきしょいっ! お~、寒ぃ。さっさと見つけねぇと凍っちまうぜ」


 地表付近と違い、上空の気温は低い。日中は残暑の厳しい季節とはいえ、日が落ちて時間が経てば上空の気温は簡単に氷点下を下回る。おまけに風や、夜露(よつゆ)を防ぐ壁も屋根も存在しない。凍ってしまうというのは決して比喩(ひゆ)ではないのだ。

 サイラスは寒さを(こら)えながら数時間、時々地面に降りて小休憩を挟みながら敵司令の部隊を捜索していた。


「ホントにいんのかよ? ガセを掴まされたんじゃねぇだろな? ……ん?」


 情報の真偽を疑い始めた頃、サイラスの視界の端に小さくぼんやりとした明かりが見えた。

 ようやく見つけた目標に、内心歓喜をしながらサイラスは跳ぶ。そして明かりの上空へと移動し、敵陣の観察に移る。


(テントが16、夜営で起きてるのが8人。動いてねぇが人形兵器もチラホラ、と……。思ったより規模が小せぇな。50人前後しかいねぇぞ? ホントに皇族がいんのか?)


 想像よりも、あまりに小さい部隊に疑問を感じる。

 1つだけ大きなサイズのテントがあるが、他のサイズはいくら詰めても4人が限界だろう。いくら多く見積もったとしても100人もいない、小規模の部隊だった。

 何かの間違いではないか?そう感じつつも、調査をしない訳にもいかない。少なくとも人形兵器がある以上、帝国軍の部隊である事は疑いようがないのだ。


 サイラスは極力静かに、気配を消して大きなテントの付近に降り立つ。もちろん、警備の目には最大限の注意を払いながら。

 偉い人間は大きなテントに居るだろうと、そう考えるのは短絡的かも知れないが、それでも真っ先に調べるべきは1つだけ目立つ大きなテントだ。他に手掛かりと言えるものは無いのだから。

 しかし、ダメで元々と考えていたサイラスは驚愕(きょうがく)に目を見開き、無意識に声を漏らした。


「マジかよ……」


 まだテントの中を覗いてすらいない。それなのに声に出す程の驚きをサイラスが見せたのは、テントの側面に大きく描かれた紋章を目にしたからだ。

 翼を持つ獅子を描いた紋章。それはクライテリオン帝国の皇族にのみ使用を許される紋章だった。


 あり得ない。その言葉がサイラスの脳内で繰り返される。

 総司令官が本陣を離れて移動している。しかもたった50人程度の兵を連れて。

 そして、これ見よがしに皇族の証である紋章が描かれたテントを使用する。偽装工作(ぎそうこうさく)すらせずに。


(バカなっ! あり得ねぇっ! ――っ、だったら罠か⁉)


 そうサイラスが考えるのは自然だが、誰が、何の目的で、誰を罠に()めようというのか?ブレストか?この暗殺計画は彼が提案したものだ。だが、このお膳立てはどう見ても帝国軍の仕業だ。ブレストが帝国軍と内通しているのか?しかし、何の為に?ただの1部隊の指揮官であるサイラスを()める為に、これほど大掛かりな、敵軍と内通までして、というのも無理がある。


 何もかもが不自然だ。何者かの作為的な意図がない限り、このような偶然があってたまるか。その何者かの狙いは分からないものの、サイラスはそう結論付けた。


 では、このまま何もせずに逃げ帰るのかといえば、サイラスはその選択をしなかった。


(せめて「敵」の狙いが何なのか、その手掛かりくらいは掴まねぇとな)


 サイラスはこの(くわだ)てをした何者かを「敵」と断定した。これは帝国も王国も関係ない。この状況を用意した者の、明確な悪意を感じ取ったが故の結論だ。

 絶対に「敵」の思う通りに事を運ばせはしない。自身の感じた悪意に嫌悪感を抱いたサイラスはそう決意をして、テントの中に侵入した。


 テントの中は真っ暗闇だった。分厚い布で出来たテントは、外の僅かな明かりを中に侵入させる事は無かった。

 視力が全く役に立たない暗闇で頼りになるのは、聴覚と触覚だ。聴覚は言うに及ばず、触覚は訓練をすれば、空気の僅かな振動を感じ取り、ぼんやりとでも周囲の空間を認識できる。……もちろん訓練をすれば、誰にでも出来るというものでもないが。


「すぅ……すぅ……」


 テントの奥から呼吸音が聞こえる。何者かが寝ているようだ。サイラスは意識をその周辺に集中させ、障害物の有無を確認する。


(旅に使うにゃ大きなベッド。テーブルにイスが1脚。棚と……おっと、飲み物の空き瓶が転がってるな)


 間違って障害物にぶつかって物音を立てることが無いように、ゆっくりと慎重に歩を進める。そしてベッドで眠る人物の、すぐそばにまでやってきた。


 暗殺するのなら簡単だ。寝ている人物の急所にナイフを突き立ててやればいい。しかし、既にサイラスにその気は無い。

 サイラスは静かに、寝ている人物の首筋にナイフを当て、”パチン”と頬を叩いた。そして、すかさず自身の服の袖を相手の口に押し付けた。


「んぐっ⁉」


「騒ぐなよ。お前さんに確認したいことが……っ⁉ こ、子供っ⁉」


 直接触れたことによって、相手の体格が判る。サイラスが組み敷いた相手は決して小柄な大人などではない。骨も筋肉もまだ未熟な、恐らくは10歳ぐらいの……、そう、ちょうどユーキと同じくらいの体格の子供だった。

 その事実に気づいたサイラスは慌ててナイフを除ける。戦争の経験もあり、暗殺も(いと)わないサイラスだが、それでも自身に課したルールがあった。それが「子供は斬らない」である。

 一瞬緩んだサイラスの拘束のスキを突いて、子供は自身の口を塞いだ腕を除けた。そして声高に叫ぶ。


「貴様っ! 何者かっ⁉ 余をクライテリオン帝国が第11皇子にして皇太子、ジークムント・E・L=クライテリオンと知っての狼藉(ろうぜき)かっ⁉」


 サイラスは驚きのあまり、ジークムントの名乗りの意味を咀嚼(そしゃく)できなかった。瞬時に理解できたのは、この少年がターゲットだという事だけ。しかし、子供は斬れない。その逡巡(しゅんじゅん)が更なる事態の悪化を招く。

 ジークムントの声を聞きつけた警備兵が、テントの中に侵入してきたのだ。


「おぉっ! 警備の者かっ、曲者(くせもの)であるっ! ひっ捕らえよっ‼」


 形勢は逆転したとばかりに、ジークムントの命令が勢いよく飛ぶ。

 ジークムントにしてみれば当然だろう。この野営地には護衛が数十名、人形兵器も多数配備されている。対する侵入者・サイラスは現状では単独だ。どうやって侵入したかは知れないが、こうなってしまえば撤退すら出来まい。サイラスが常識的な一般兵ならば、の話だが。


 この時サイラスは、四つん這いの姿勢のままジークムントの身体を押さえつけながらも、直感的に嫌な予感がしていた。これは動物的なカンだとか、第六感的なものではない。サイラスの経験に基づく違和感だ。

 入ってきた警備兵は1人だけ、ジークムントの安否を気遣う声も無い。テントの入り口は開けられたままだというのに、後続の兵が現れる様子もない。


 警戒心を高めるサイラスの耳に、テントに入ってきた警備兵の足音が響く。いや、足音ではない。それは”キュラキュラ”といった甲高いような、何かが(こす)れているかのような音。やがて、警備兵の姿が分かる程度に距離が詰まる。人形兵器だ。物を言わない事には納得だ。

 人形兵器はサイラスたちの乗るベッドのすぐ近くで停止した。そして単眼と銃口が、真っ直ぐサイラスに向けられる。サイラスの下には、未だジークムントが組み伏せられているというのに……。


(まさ、か……っ‼)


 己の思い描く「最悪」を想像したサイラスは咄嗟(とっさ)にジークムントを抱き上げる。


「貴様っ! 何をするっ⁉」


 ジークムントが抗議の声を上げるが構ってはいられなかった。サイラスは一刻も早くこの場を去るため、風の魔法を起動させた。テントを突き破り、上空まで。


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