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第9話 「誘拐とミーア」


「男爵閣下、入るぜ」


「ん、サイラス。……もう約束の時間か?」


「相変わらず忙しそうだな。ちゃんと家に帰ってんのか?」


「はは……。2日に1度は帰ってるよ」


 場所はシュアーブの町の庁舎、領主の執務室だ。

 呼び出されたサイラスは、疲れた様子のレクターに呆れつつも心配の声をかける。


「常備兵と予備兵の、編成と訓練スケジュールの再構築が終わったぜ。ほらよ、これがリストだ」


「ありがとう。そっちこそ苦労をかけるね。兵士に転職して2年、ようやく馴染んできた頃だろう?」


「そうでもねぇよ。そりゃあ、最初は「冒険者上がり風情が」みてぇな事も言われたがな。しかし、本当に予備兵まで含めた再編成が必要なのか?」


「あぁ……。先日、またボーグナイン領の付近で帝国軍の軍事演習が行われた。この1年で10回目だ。それに対して、王国は正規軍をボーグナイン領に派遣する事を決定した。……戦争は、起こるよ」


 レクターの言葉を聞いたサイラスは大きく溜息を吐く。

 普通、殆どの人々は戦争を嫌っている。それは、かつて戦争を経験したサイラスとレクターも例外では無い。いや、実際に戦争を体験しているからこそ、だろうか。


「町の治安の状況は?」


「あまり良くねぇな。ボーグナイン付近の住人が移住してきてるのに混じって、ならず者みてぇな連中も入り込んできてやがる。移住者も、職がねぇヤツなんかが増えてきてるって話だ。警備兵だけじゃ手が回らなくなってきてる。冒険者連中に依頼するって手もあるが?」


「そこは任せるよ、兵士長。必要な経費は経理部に相談してくれ」


「ありがとよ、話の分かる領主様で助かるぜ」


 話がひと段落付き、サイラスが執務室を後にしようとした時、扉が乱暴に開け放たれた。

 扉を開け、部屋に入ってきたのはレクターの長男・ヘンリーだった。


「ヘンリー? どうした? 今日はもう家に帰った筈だろう?」


「ハァ……ハァ……。と、父さん……、ミーアが……」


 息を切らせて青白い表情をしたヘンリーは、手した1枚の紙をレクターに向けて差し出した。

 受け取ったその手紙には、こう書かれていた。


 ”男爵の息子と娘は預かった

 2人の命が惜しければ、ありったけの金を用意しろ”




◇◆◇◆◇◆◇◆◇




「……ぅ……ぇぐ……うぅ……」


「…………」


 数時間ほど時間は遡り、ユーキとミーアは誘拐犯の手で荷車に乗せられてどこかへ運ばれていた。その耳には、すぐ隣にいるミーアの嗚咽を漏らす声と、車輪の回る音しか聞こえない。

 ユーキは努めて冷静に、この状況を何とかしようと考えていた。


(誘拐犯は3人、不意を突いて1人は倒せたとしても3人は流石に無理だ。

 手の拘束と猿ぐつわはただの布だ。これなら何とか出来るが……、危険だな。

 助けを呼ぶにしても、上から布を被せられて周りの状況が見えねぇ。近くに誰も居なきゃ、終わりだ)


 ユーキは自身の置かれた状況と、取れる手段を分析していた。

 ユーキの手首には、火を起こす魔法陣が描かれたリストバンドを着けている。約1年前の魔物騒動の際の教訓で得た、いざという時の為の備えだ。

 火の魔法を使えば、手の拘束を焼き落とすくらいは訳なく出来るが、木製の荷車にミーアも乗せられた状況で火を使うのはあまりに危険だ。最悪、2人揃って火だるまになってしまう。


「着いたぞ、降りろ。変な気を起こして騒ぐなよ。……まぁ、騒いでも無駄だがな」


 取れる手段のいずれもがリスクが高いと、ひとまず様子を見ている内に誘拐犯の目的地に到着した。そこはシュアーブの町外れに出来た難民たちのキャンプ地、そこの更に外れの方だった。

 大人たちの話では、他の町からの移住希望者が増えていて、町に入れない1000人程の人たちが町外れにテントを構えて暮らしていると聞いていた。


「猿ぐつわを外すが、騒ぐなよ。ここの奴らは自分の事で手一杯で、周りに気をかける余裕なんてねぇからな。助けを呼んでも無駄だ」


 そう脅しをかけてから誘拐犯の1人がユーキ、ミーアの順で猿ぐつわを外す。

 脅されていなくても、ユーキは騒ぐ気は無かった。一番近くのテントまでは数十m離れているし、誘拐犯の手にはナイフが握られたままだ。

 ミーアも同様に考えたのか、それとも恐怖で声が出ないだけか、いずれにせよ騒ぐ様子は無かった。


「おうちに……かえして……」


「返してやるよ。男爵から貰うモンを貰ったらな。なぁ、お嬢ちゃん。嬢ちゃんはバーネット男爵の娘で間違いねぇな?」


「……おねがい……ねーさま……」


 誘拐犯が質問をするが、ミーアは泣きながら助けを乞うだけで会話にならない。ませてはいても、ミーアは6歳。仕方が無いだろう。

 痺れを切らした誘拐犯は、別の男に「チっ、間違いねぇんだろうな?」と問いかける。


「間違いねぇよ。ここ数日、毎日男爵家を監視してたんだ」


「こっちの男のガキは?」


「知らねぇな。ボーイフレンドじゃねぇか?」


 どうやら誘拐犯の目的は身代金目当ての営利誘拐のようだ。

 目を向けられたユーキは相手の顔を睨み返す。


「……気に入らねぇガキだ。脅迫状と一緒にコイツの指を2、3本送ってやるか?」


「そいつぁいいな。オレがやってやるよ」


 ユーキはそう言われてゾッとした。

 誘拐犯の1人に組み敷かれ、地面に倒される。そのまま手の拘束を外され、ナイフが指に添えられる。


(ヤバいっ! どうするっ⁉ 魔法を使えば後ろの男は怯ませられる。その隙に逃げられるか⁉ ……ダメだっ! ミーアはどうする⁉ 連れて逃げるなんて不可能だっ!)


「ちょおっと痛いけど、我慢しろよ? 男の子だもんなぁ?」


「……やめてっ! ……お、ぉにーさまを……きずつけないで……」


 今まさにユーキの指が切り落とされようとした時に、ミーアの上げた声で誘拐犯の手が止まった。

 3人の誘拐犯は皆ミーアに目を向け、「おにーさまぁ?」と疑問の声を上げる。


「おい、バーネット男爵は息子が1人、娘が2人だったハズだよな? コイツがそうか?」


「……分からねぇ。でもコイツが息子なら、身代金を2倍ふんだくれねぇか?」


「……オイっ! お前も男爵の子供かっ⁉」


 そう怒鳴り声を上げてユーキとミーアに尋ねてくるが、ユーキは無言で睨み返し、ミーアは嗚咽(おえつ)を漏らすだけだ。


「チっ……。なら、傷モンにすんのは良くねぇか……。おい、2人をそこの木に縛り付けておけ。オレは脅迫状を用意する」


 そう言って誘拐犯の1人はテントの中に消えた。そしてユーキとミーアは、残り2人の誘拐犯の手によってロープで木に縛り付けられる。

 幸い、猿ぐつわは外されたままだ。ここで騒いでも無駄だという自信の表れだろうか。


「……ミーア、さっきはありがとな。助かったよ」


「…………」


「……大丈夫だ。絶対、助けは来る。それにミーアは俺が守る」


 泣き疲れたからか、それともボロを出さない為か。ミーアからの返事は無い。

 ユーキは感謝の言葉と励ましを行い、脱出の機を(うかが)う。


(今は2人の見張りが居るし、まだ警戒が厳しい。もっと警戒が緩んで、出来れば1人になってからだ……)




 そして数時間の時が流れ、ユーキの望んだ状況が訪れた。

 あの後「脅迫状を用意する」と言った誘拐犯は一度この場を離れたが、しばらくして戻ってきた。その後の見張りは1人ずつの交代となっていたのだ。


 すでに時刻は深夜、町の灯りも殆ど見えない。見張りの男も睡魔に襲われているのか、岩に腰かけて俯いて動かない。

 やるなら今しかない。そう考えたユーキはミーアに小声で話しかけた。


「……ミーア、起きてるか?」


「……おきてます」


 2人が会話を交わしても見張りが起きる気配は無い。

 やはり今が好機だ。


「今なら逃げられる。少し待ってろ……」


 そう言ってユーキは手首に巻かれたリストバンドへ魔力を送る。ユーキの魔力を受けた魔法陣が淡く光り、火を発生させた。


(ゆっくり……、慎重にロープだけ焼き切るんだ……。あんまり派手にやると気づかれるし、自分まで焼けちまう。多少の火傷は覚悟の上だが、リストバンドだけは絶対焼くワケにはいかねぇ)


 ユーキの魔法は手の平から火が出るように魔法陣を調整して作られている。手の平をロープに向けて、慎重に小さな火を放った。

 縛られている関係で、手の平の角度はギリギリだ。火の位置は近く、その熱がユーキの腕を焼く。しかし、へこたれるワケにはいかない。火傷による腕の痛みを堪えながら魔法を放つこと数十秒、とうとうロープを焼き切る事に成功した。


「……よしっ。ミーア、待ってろ」


 拘束から解放されたユーキは、すぐ隣の木に縛られているミーアの元へ向かう。自分の時とは違い、ミーアを傷つける心配はない。ユーキはロープに手を向け、火を放った。

 ほんの数秒でロープは焼き切れ、ミーアが解放される。


「待たせたな。……よしっ、さっさとズラかろう」


「……ゆ、ユーキさん。……足が……」


 ユーキはすぐに逃げ出そうとするが、ミーアはその場に座り込んだまま立とうとしない。いや、立ち上がれないのだ。数時間もの間、木に縛り付けられていたのだ。無理も無い。

 しかし、こんな所でグズグズしてはいられない。


「仕方ねぇ。ミーア、ちょっと我慢しろ」


 そう言ってユーキはミーアの身体に手を回して抱き上げる。

 ミーアは年も小さく小柄なので体重も軽い。だが、それはユーキが軽く抱える事が出来るかというと別問題だ。ユーキも10歳の子供に過ぎず、数時間の拘束によって疲弊している。

 しかし弱音を吐いてなどいられない。ユーキは歯を噛みしめ、両腕と下半身に力を入れて歩き出す。


「……ゆ、ユーキさん」


「……じっとしてろ」


 ゆっくりと、だが確実に、誘拐犯たちの元から遠ざかっていく。

 ユーキの腕に抱かれたミーアは居たたまれない気持ちになっていた。


 自分が居なければ、ユーキは1人で簡単に逃げる事が出来たのに……。

 自分が居なければ、そもそもこんな事にユーキが巻き込まれる事は無かったのに……。

 そして、「自分を置いて1人で逃げて」というセリフを言う事が出来ない自分に嫌悪感を抱いていた。1人で取り残される恐怖を想像しただけで、言葉が出てこなかった。

 そしてユーキの腕の火傷に気付き、更に罪悪感を深めていく。


「おいっ! テメェらっ、どうやって逃げたっ⁉」


「……っ‼」


「おいっ‼ お前ら起きろっ‼ ガキどもが逃げようとしてやがるっ‼」


 十数m進んだ所で背後から声がした。見張りの男が目を覚ましたのだ。男は大声で仲間を呼び、こちらへの距離を詰めてくる。

 ミーアを抱えたままでは逃げられない、と悟ったユーキはミーアを地面へ降ろした。


「ミーア。()ってでもいいから、なるべく早く町に向かえ。そんで人を見つけたら助けを呼ぶんだ。今の時間でも衛兵ならいるはずだ」


「……ゆ、ユーキさん、は?」


「俺は、ここで足止めをする」


 無謀だ。ユーキの提案はそう呼ぶ(ほか)ない。しかし、2人揃って逃げるのは不可能だ。例え、ミーアの足が万全であったとしても、大人の男の足から逃げるのは無理だろう。

 ミーアもその事は理解出来た。でも、だからといって、自分だけユーキを置いて逃げろというのか?


「ミーアっ! 早く行けっ!」


「……いやです」


「……な、なに言ってんだっ? 俺の事はいいから早く行けっ!」


「いやですっ! ユーキさんをおいていくなんて、ぜったいイヤっ‼」


 幼い女の子であるミーアにも矜持はある。

 自分が巻き込んで、足手纏いになって、それでユーキを見捨てて1人で逃げる事など出来ない。もし、そうしてしまえばミーアは大好きな姉と、その友人たちに顔向けが出来なくなる。

 そしてそれ以前に、ミーアはユーキを……、励まして、力づけて、守ってくれた男の子を、見捨てたくなかった。

 例え、自分がこの場に残る事に何の意味も無くて、むしろ足手纏いであったとしても。


「おいっ、なんでロープが切れてんだっ⁉」


「わ、わからねぇ……。気が付いたらガキどもが……」


「残念だったなぁ? もう少しで逃げられる所だったぜ」


「……くっ。それ以上近寄るなっ‼」


 数mの距離まで誘拐犯たちが寄ってくる。

 もはやミーアだけを逃がす事すら難しいと考えたユーキは誘拐犯を威嚇して、近くの木に近づいて手を触れた。


 ユーキの不審な動きを見た誘拐犯たちの足が一瞬止まる。それを見たユーキはリストバンドに向けて思い切り魔力を込めた。

 次の瞬間、リストバンドに描かれた魔法陣が眩く輝く。そしてユーキの手の平から溢れるように炎が吹き出し、木を包む。その炎は凄まじく、生木を燃やし尽くさんばかりの勢いだ。


「こ、コイツ……っ、魔法か……っ⁉」


「それ以上近づいたら、お前らもこうなるぞっ‼」


 それはユーキの全力のハッタリだった。

 ユーキの魔力は低い。にもかかわらず、これほどの火力を発揮できたのは「至近距離」だったからに他ならない。


 エルヴィスの教えによると、魔法は大気中の精霊が魔力に干渉をして、その距離と共に大きく減衰する。つまり遠くに魔法を飛ばそうとすれば、相応の魔力を込める必要があるのだ。ユーキの魔法の場合1~2mが限界で、それ以上の距離には魔法を飛ばす事は出来ない。しかし、それは逆に言えば至近距離であればユーキであっても強大な効果を出す事が出来るという事だ。


 しかし当然、燃える木に密着していたユーキの手の平は焼け(ただ)れる事になる。もし、同じ事を動く人間に対して行えば、ユーキ自身も共に焼かれる覚悟が必要だ。……それ以前に、ユーキは人を丸焼きにする覚悟など出来てはいないが。


 しかし、ユーキの捨て身ともいえるハッタリには効果があった。


「お、おい……。どーすんだよっ? こんなの聞いてねぇぞっ⁉」


「落ち着けっ! こっちは3人、相手はガキだっ! 捕まえりゃ、どうとでもなる」


「で、でもよぉ……」


 誘拐犯たちは明らかに動揺し、ユーキに近づく事を躊躇している。

 それでもユーキたちを見逃そうとはしないのか、一定の距離を保ちつつ様子を(うかが)っている。男たちが僅かでもにじり寄るのに気付けば、ユーキが手を向けて威嚇する事で動きが止まる。そのような膠着状態が数分間も続いていた。


(マズイな……。時間稼ぎも限界がある……。いや、時間を稼いでも何の意味がある? ミーアも離れねぇし……。いつまでもこんな事、続けてられねぇぞ……)


「おい、囲むぞ」


 ユーキが限界を感じていた頃、誘拐犯たちに動きがあった。リーダーと思われる男の指示で、他の2人が左右に分かれる。

 それを見たユーキはすぐに(ヤベぇっ!)と焦るが、取れる手段は何も無い。十数秒後、ユーキたちは3方向から囲まれてしまった。


「へへへ……。観念しなぁ、ガキぃ……」


 誘拐犯たちは下卑た笑いを浮かべながら、ゆっくりとにじり寄る。

 ユーキが男の1人に手を向けると、その男は射線から逃れるように動き、他の2人が一斉に駆け寄った。

 2人の男は、いつの間にか手にしていた木の棒でユーキに殴りかかる。


「おらぁっ!」


「くっ……!」


「ユーキさんっ!」


 躱す事の出来ないユーキは咄嗟に腕でガードしようとしたが突如、横から何者かに腕を引かれた。それをしたのはミーアだった。


「……うわっ⁉」


 予想しない行動に対処できず、ユーキは地面に押し倒された。しかし、そのおかげで誘拐犯の一撃を避ける事が出来る。が、地面に倒れたこの状況では何も好転してはいない。いや、むしろ絶望しか残されてはいなかった。


 すぐ側に誘拐犯たちが立っている。そして、今まさに男の1人がユーキたちに向けて棒を振り下ろそうとしていた。

 もはやユーキに抵抗する術は何も無い。しかし、せめてミーアだけは守ろうと上から覆い被さり、ミーアの身体を自身で隠して男の暴力をその身に受ける。


「このっ! ガキのクセにっ! よくもっ! ビビらせてっ! くれたなっ!」


「ぐっ……! うっ……!」


「ユーキさんっ! ユーキさんっ!」


 男は一息ごとに手にした棒でユーキを殴りつける。

 ミーアが叫びながらユーキを引き剥そうとするが、ユーキはガッチリとミーアの身体を抱いて離さない。

 頭に、背に、肩に激痛を感じながらユーキはただ耐える事しか出来なかった。


「おい、そのくらいにしておけよ。……死んじまうぞ?」


「ハァ……ハァ……、おう。へへ、もう死んでるかも知れ――」


 誘拐犯の1人が止める事によって、ようやく暴力の嵐が止んだ。

 そして返事をした男のセリフが不自然に途切れる。その数瞬の後”ドサッ”と、何かが落ちるような音がした。

 誘拐犯たち、そしてかろうじて意識のあったユーキが音の方へ目を向けると、先程までユーキに暴力を振るっていた男が地面に倒れ伏している。


「よぉ、ユーキ。オメェ、こんなトコで何してんだ? ガキはとっくにおねむの時間だぜ?」


「……お……お、親父?」


 まるでいつものように、緊張感の欠片も無くユーキに声をかけたのは、ユーキの父・サイラスだった。


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