第1章~第3章のあらすじ
第1章のあらすじ
聖歴1356年――。
父親であるサイラスの転職を理由に、遠く離れた町・シュアープに引っ越してきたユーキ(8歳)。
引っ越し初日に、いじめっ子と対峙していたアレク(6歳)と出会う。
いじめっ子たちとケンカをしたり、仲直りをしたりして6人の仲良しグループが出来上がった。
そして約1年後。ひょんな事からアレクが貴族である事を知り、それが切っ掛けでユーキとアレクはケンカをしてしまう。
飛び出したアレクは『妖精』のリゼットと出会い、妖精の国へと招待された。
一方でアレクを探しに出たユーキと友達のエメロンは妖精の国へと迷い込み、野犬に襲われる。
ユーキの活躍で野犬を倒す事に成功したのだが、野犬は『魔物』となって蘇り再度ピンチに。
絶体絶命となった時、ユーキを助けて魔物を倒したのはアレクの放った『魔法』だった――。
第2章のあらすじ
アレクの放った魔法は、一般的に使用される『象形魔法』とは別の『根源魔法』と呼ばれる魔法だった。
その危険性を危惧したアレクの父・レクターにより、アレクはユーキ、エメロンと共にエルヴィスという名の家庭教師から魔法を教わる。
そして2年弱の時が過ぎた頃、ユーキたちの住むエストレーラ王国とクライテリオン帝国が戦争となってしまう。
シュアープの町は戦地から離れていた為、住人達には大きな影響は無かったが、年が明けた頃にレクターに出兵命令が下された。
サイラスと共にシュアープ軍を率いるレクター。彼らの活躍により、戦争は終結した。
ただしシュアープ軍の戦死者は100名以上……。その中にサイラス、レクターの両名の名前もあった……。
第3章のあらすじ
エルヴィスの口から「7つ集めるとどんな願いも叶うリング」の存在を知ったアレクたち。アレクはその場で「世界から戦争を無くす」為に、リングを探す旅に出る決意をする。
最初は旅に反対していたユーキだったが、「とある事件」を切っ掛けにアレクと共に旅立つ事を決意する。
旅立ちまでの間に旅費を稼ぎ、旅の間も働く為にユーキ、アレク、エメロンは『冒険者』となり、「インヴォーカーズ」という名のパーティを結成した。
冒険者の師匠の下、修行をする3人。彼らは更に起こったトラブルも乗り越え、妖精の2人、たまたま行き先が同じ幼馴染の1人と共に、6人でシュアープを後にしたのだった。
聖歴1364年――。
ユーキ16歳、アレクは14歳になっていた――。




