得意分野を一つ極めていくのもいいけど、学校の入試とかでも身をもって体験したように、世の中得意分野は多いほうが得なのである。
今回の題名ふざけててスイマセンorz
でもなんかかっこいい題名とか見つからないし、かっこいい題名なんてぜったそのうちネタが尽きるから
アニメ、○魂のようにわけわからんくらいながいタイトルってのもいいかなぁ、って思いましてですね・・・(pД^`)
まぁこれからもこんな感じでいきたいと思いますのでよろしくお願いします。
それでは第2話「得意分野を一つ極めていくのもいいけど、学校の入試とかでも身をもって体験したように、世の中得意分野は多いほうが得なのである。」をお楽しみください。
「ボウズ、頑張れよ」
無精ひげはさっきほんの少しだけしゃべった少年にエールを送る。
「はいっ。おじさんたちも頑張ってくださいよ?」
まったく、余裕かましやがって。俺達が試験通ってあのボウズがおちたら盛大におちょくってやりてぇなぁ。
まぁ会うことがあればだけどな。でも・・・
「あたりめぇだぁ、もしボウズが試験通ったら飯でも連れてってやるよ。俺が試験通るのはもぅきまってっからな」
それでもやっぱりあんな子供が頑張ってんだ、応援くらいしてやらねぇとな。
「はははっ、わかりました。それでは行ってきます!」
少年はどこかの世界のファーストフード店で“スマイルください”と言われたときの店員とは違い、
本当に無邪気な笑顔をあったばかりの自分達に向ける。
その笑顔に俺は
「おぅ」
と、そして少しの間喋っていなかった隣に座っている美人の連れ、レインも口を開く。
「がんばりなさい」
「はいっ」
もぅ一度少年は元気にそう言うと俺達に背を向け、扉を開いて審査員達の待つ中庭に走っていった。
「受験番号36番、桐原啓助です!」
そういった自分の前には緊急会議会議用の長い机を前にイスに座っている審査員が3人その隣には
腰に剣をつけたどこかの剣士らしき人と先ほど自分を呼んだ人と思われる女性が立っている
そして中庭の壁から突き出たフロアのようなところには、男にしては長めで少し癖毛な髪の毛の、豪華な服をまとった男、
そしてその隣にはこれまた豪華なドレスのまだまだ若い女性が煌びやかなシルク張りのきらびやかなイスに座っている。
そしてさらには中庭の両脇の通路に集まる試験を受け終わった者やこの国、エルカレス帝国の上流階級の者達が見物に集まっている。
フロアらしきところに居る二人に関してはすでによく知っている人である。
女性の方は今から自分が入ろうとしている隊の護衛対象?いやちょっと違うような気がする。
う~ん・・・まぁとりあえずこの隊の核のような人物。
そして自分が幼少期に偶然知り合い、それ以来憧れを抱いてきたこの国のお姫様である。
そしてその隣の男性は当然お姫様の父親、つまりこの国の王様なのだ。
王様とはそのお姫様と仲良くなってから初めてお城にお邪魔させてもらったときに知り合い、
今では普通に談笑したりする中だ。
お姫様の母親はどうやら今日はきていないようだが、こちらも父親と同じようにだいぶ仲がいい。
今のこの国の現帝王(お姫様の父親のことだが)は前帝王、ラグナスが死亡した後に、その息子と正式な一騎打ちで勝負を挑み激闘の末勝利を収めて帝王となったため
帝王やその家族も堅苦しさなどほとんどなく、初めて家にお邪魔させてもらったときも、
自分の家の階級のことなど全く聞かずに夕ご飯をご馳走になったりして本当にやさしくしてもらった。
ちなみに現帝王、徳永修哉と激闘を繰り広げたレイ・カリウスもご健在で、
最初の頃こそ家族共々悔しがっていたものの、徳永家の雰囲気のおかげか、今では魔法抜きでは帝国内で最強といわれている部隊、
《帝国の盾》の中枢となっていつこの大陸の残り二つの国が侵攻してきても対応できるように毎日訓練に励んでいる。
「よろしい、この試験は事前に通達した通り、まず一次試験にて戦闘力を。そして一次試験を通った者を二次試験にてその人格が部隊のものに相応しいかどうかを測ります」
そう真ん中の審査員がいう。
「なので今すぐ実技試験に入りたいと思います。一応確認しておきますが、準備もう済んでおられますね?」
「はい」
そう言いながら思う。
いやぁ、やっぱり緊張するなぁ・・・
見物人も予想以上に多いしこういうお堅い行事は初めてだからなぁ。
まぁ仕方ないけどね、これも杏奈ともっといっしょにいるためだもんな。
「こちらも事前に通達した通りですが一応試験内容を確認します。今回の一次試験の内容は、そこにおられる帝国軍第13小隊の小隊長殿との模擬戦にて戦闘力を測ります。魔法使いの場合ペアと組んでそのペアのどちらかが一撃を加えることが最低条件です。しかし剣士の場合5分間小隊長殿の攻撃をかわすなり弾くなりして自分の身を守り続けるか、一撃を加えることが条件です。剣士の場合どちらかをクリアした時点で一次試験は通過となります」
審査員は机の隣で背筋を伸ばして立っている剣士を見ながら言う。
小隊長と言うだけあって体はしっかりしそうだし、その立ち姿からも強者とまではいかないが、なにかしら武術に精通した者の風格が漂っている。
「一人で来られたという事は剣士での受験でよろしいですね?」
そこで俺は思った。
「一つ質問をいいですか?」
「・・・?どうぞ」
そして俺は言った。
「魔剣士の場合どうすればいいんですか?」
一瞬中庭は静まり返り、騒然となった。
はいー、いろはです。
一日ぶりの投稿です(=゜ω゜)ノ
自分でもなかなかいいペースでの更新だと思います、ハィ。
まぁたぶん今から忙しくなるんで段々更新スピードも落ちてくると思いますが
そのへんは優しく見守ってください.+(*´^ω^`*)+.
今回は帝国についての説明みたいなことも多かったですがまぁまぁいい感じでまとまったつもりです。
でもあんまり話が進まなくて申し訳ないです。今まで見てきた小説を書いた人をいまさらながら改めて尊敬しなおしますた。
そんなわけでこれからも小説家のみなさんをみならって精進していきたいと思います。
それではついにヘタクソな戦闘シーンが期待の第3話で会いましょう。