忠誠
十五時間全力で働いたら、昨日、両足がつって叫びながら起きました。歩けなかったです。昨日、二十時間寝込みました。働き過ぎは気をつけましょう(>_<)
ちゃーららららーんらーんらーん♪
復活メロディーと共にエビシの前に棺桶が現れる。ん、僕とメロディーが違う。個別設定できるのか?
バコン!
「ふがしっ!」
棺桶の蓋が弾けエビシに命中する。ムクリと体を起こすウシオ。まじか……ウシオがやられたのか……お金……
「ご主人様。申し訳ございませんでした」
ウシオが弾けるように棺桶から飛び出して僕の前で土下座する。
「頭上げろよ。大丈夫だって」
「私がついていながら、あんなわかりやすい罠に引っかかるなんて……不肖ウシオ、腹を切ってお詫びします」
「待て待て待て待て、もういいって。無駄に所持金減らすなよ」
「わかりました。では全額ご主人様にお金を譲渡したのちに腹を切ります!」
「だから、いいって。腹切り禁止! 禁止!」
「それじゃ私の気が済みません」
「わかった。それなら、今後、もっと頑張って僕を守ってくれ。それに、ウシオだってやられたんだから、一緒だよ。一緒に頑張って、ドラゴンを倒そう」
僕はウシオの身を起こしてその両手を包むように握る。
「ウシオ」
「ご主人様」
ウシオの目が潤んでる。なんて可愛い奴だ。サイコーだ。
「ウシオ」
「ご主人様」
「少しすまんが、そういうプレイは他でやってもらえないのであるか?」
「プレイじゃねーよ。感動の再会なんだよ。お前なんかには感動する再会の相手なんか居ないんだろ。お前には人の心は無いのか? ズズッ」
あ、鼻垂れてるわ。
「何を言っておる。私には帰りを待っている姫が何人もおり、会うとそりゃ大変なものだ。上も下も大洪水であるよ」
「黙れ。いちいち下品な事言うな。やれ。ウシオ」
「アイアイサー」
「まーて、まてまてまて、冗談であるよ。そんな事より、ウシオ殿、お主ほどの手練れが何をしくじったんだ? 黒竜ごときに遅れを取る姿が思い浮かばないのであるよ」
「ん、黒竜ごとき? お前、黒竜舐めてんのか?」
「いやいや、相性の問題であるよ。我ら闇の高貴なる者は聖なる力以外ではそうそうと滅せられぬのであるよ。確かに黒竜の上位の者は驚異であるが、あやつらには吾輩に傷つける事あたわぬ。逆に我らはやりたい放題であるよ」
まじか。エビシっていつも軽く浄化されてるイメージしかないけど、強いんだな。じゃ、ウシオはどうして?
「おい下郎。いつ私がやられたって言った?」
「ではどうしてここに居るのであるか?」
「黒トカゲをぶっ飛ばしたあと腹を切ったに決まってるだろ。ご主人様をお迎えするために最速な方法をとっただけだ」
まさかの切腹……愛が、愛が重いぜ……
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