表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

501/534

 決着


「ディバイン・フィールド!」


 エルエルが半透明な球体に覆われる。結界を張り直して反撃するつもりなんだろうけどね。


 バリーーーーン!


 ガラスが割れたような音。エルエルにウシオが斧を叩きつけてる。多分来ると思ってた。下から弾丸のように飛んできた。ウシオはエルエルに一蹴り入れると、また島に落ちていく。


「動かないと的になんじゃないの?」


「うるさいっ! また張れば。くっ……」


 下から伸びてきた赤い光の帯がエルエルに当たる。炎の魔法の柱か。サリーだな。その隣に次は黒い柱が伸びてきてエルエルに当たる。闇系の魔法の柱。シェイドだな。エルエルは結界を張るが、すぐに割れ、また張るけどすぐに割れる。その顔が苦痛に歪んでいる。


「堕天使、降参か?」


 エルエルは右手で僕のマジックミサイル柱を、左手で黒い柱を押さえ、赤は翼で受け止めている。赤い柱が当たってる所は徐々に焦げ、黒い柱が当たってる所は青白くなってるように見える。赤は炎系、黒はマナ破壊系の魔法。純粋ダメージと、スリップダメージと精神ダメージ。エルエルは化け物だけど、ずっと続けてたら昇天する事だろう。けど、問題がある。サリーとシェイドが僕のマナを使ってる。ゴリゴリマナが減ってる。僕のマナが尽きるか、エルエルのマナかライフが尽きるかの勝負になってるが、正直消耗がもったいないからもう折れてくれないかなー。


 ゴシュッ!


 またウシオが飛んできて、エルエルを切り裂く。翼でガードしたけど、一つの翼が切り落とされた。


「わかった。わかったわよ。降参。降参。負け負け。私の負けですっ!」


 なんかプリプリしながら叫んでる。ゲームで負けて逆ギレした子供かよ。僕がマジックミサイルを止めると、赤の柱も黒の柱も止まる。


「私の負けだけど、本格的な殺し合いなら負けないわよ。けど、さすがにそこまでする意味ないでしょ」


 喧嘩じゃ強くないけど、殺し合いなら強いとかいう謎理論。なんか久しぶり聞くな。懐かしさを感じる。


「そうだね。良かったよ。そこまでやらなくて」


 なんか口を尖らせてるエルエルが可愛らしく見える。けど、まじ良かった。こっちもガス欠間近だったからな。


 僕らは島に向かって降りていく。なんか後ろから見られてる感あるなと思ったら、そう言えば今服着てないや。ま、いっか。


「ご主人様、せめてこれでも」


 ウシオが飛んできて、マントを渡して落ちていく。さすがウシオ器用だよな。けど、なんていうか、変態度が増したような気がするが、無いよりマシか。


「お前、飛べるだろ。先に行けよ」


「ああ、わかった」


 何ジロジロ後ろから見てるんだよ。エロ天使。





 読んでいただきありがとうございます。


 みやびからのお願いです。「面白かった」「続きが気になる」などと思っていただけたら、広告の下の☆☆☆☆☆の評価や、ブックマークの登録をお願いします。


 とっても執筆の励みになりますので、よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ