フロアボス
「と言う事は、最強クラスの竜王、黒竜王を倒さないと最下層には行けない訳?」
次はサリーが質問する。
「そうですね。最下層まで行くためには、吸血女王ロザリンド様、元死王のエルエル様、精霊騎士タイタニア様、黒竜王ハリケーン様などの強力な階層主を倒さないと進めないですね。さすがにマリー様とそのお仲間でも無理なんじゃないですかね」
なんか、その言い方むかつくな。
「ねぇ、マリーさん。なんか伝説級の存在がうじゃうじゃ居るみたいですね。さすがに攻略は難しいんじゃないですか?」
エリーも気弱な事を言っている。
「難しくてもやるしかない! 相手が伝説なら伝説以上のものになってやる」
「そうよね。マリーちゃんがいて、あたしとシェイドがいてウシオ君とアナとアルスもいる。階層主って事は相手は一人、こちらは大勢で戦えるはず。勝機はあるわ」
サリーは拳を握りしめる。がちでやる気だな。
「お待たせ致しました」
ウシオが帰って来た。そして、パペットマンに借りたマップを返す。まだ聞きたい事はあるが、そろそろお腹が減ってきたし、少しトイレにも行きたい気がする。とりあえず、ここにはいつでも来られるから、とりあえず帰ろう。
「ありがとう1号。また世話になるかもしれないから、そんときはよろしくな。じゃ、一旦教室に戻るか」
「有難き幸せ。マリー様のご武運をお祈りしております」
パペットマンってただのゴーレムかと思っていたが、なんかやたら人間くさいな。なかに人でも入ってるんじゃないか?
そして僕らは転移部屋を後にした。
「よかったな、小僧共。見捨てられないで」
神殿でヴァンパイアロードエビシが僕たちを出迎える。その横には土下座しているウシオのパーティーメンバーがいる。
「「「スミマセンでした」」」
「もう、二度とマリーさんに対して無礼な事は言いません」
一人が頭を上げて話してまた土下座する。よっぽど怖かったんだろうな。
「次は無いぞ」
ウシオが3人を見下ろす。次は無いも何も、1回ぶっ殺してるよな。ケリーが若干顔を引き攣らせている。あと少しでケリーも同じ目に会わされるとこだったしな。
そして、次は収納部屋に向かう。
「マリー、遅かったじゃないのかしら」
出迎えてくれたのはベルのパーティー。ベルは僕に焼き芋を差し出す。
「食えって言ってるのか?」
「相変わらず、頭が鈍いわね。それはマリーが欲しいものかしら」
「芋が?」
「ただの芋じゃないわよ。マップよフロアボスの。フロアボスを倒さないと、下の階には行けないのかしら」
「おい、芋をマップにするな!」
けど、有難い。やっと次のエリアに進めそうだ。
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