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 迷宮都市の成り立ち


「ちょっと待って下さいよ。死王ってあの死王ですよね」


 エリーが素っ頓狂な声を上げる。お上品キャラが崩壊している。


「そうだ。その死王だ。そして、さっき神殿にいたアホヴァンパイアはその死王の元部下だ」


「ええーっ。僕たち、そんなのがいる所にいるの!」


 ケリーはびびってやがる。


「安心しろ。一度はぶっ倒した奴だ」


 まあ、もっともとどめ刺したのは謎の竜戦士だったけど。


「それより、エルエルの許可はとったぞ。1号、何でも話していいそうだ。ここはどこにあるのか? それとここはどっやって出来たのか話してくれるか?」


「そうですか。では私が知ってる事を話しますね。ちなみに、私たちは管理者なので、迷宮の攻略に関する事だけは話せないです」


「あ、待って待って。せっかくだから録画するわね。みんなと共有したいから」


 え、録画? サリーそんな事も出来るのか?


「あ、マリーちゃん言って無かったわね。シェイドのスキルが進化して、シェイドかあたしか、シェイドの部屋のホストの見聞きしたものを録画できるようになったのよ。その画像はリビングのスクリーンでも、パソコン部屋でも見られるわ」


 ん、パソコン部屋? そんなんあったっけ? なんかパワーアップしてるが、間違いなく前世の日本の知識が混じってる。もしかして母さんとサリー繋がってるのか?


「はい、録画準備できたからどーぞ」


 そして、僕たちはパペットマン1号を囲んで座り、その話に耳を傾けた。


 話を要約すると、迷宮都市は僕が前聞いた通りで、元々は今の死の砂漠にあったそうだ。北から闇の眷族を引き連れてやって来た、赫の魔王と迷宮都市の東にあった精霊の森を統べていた精霊女王がその地で激突し、禁呪によってそこら一帯が塩と化してしまったという。

 なんかその禁呪ってベルの変態魔法っぽいな。

 その時に、精霊女王は、人や生き物がいた場所、迷宮都市サーレ、黒竜の谷、精霊の森をまるっと自分の魔法の収納にしまったとの事だ。なんかホラ話みたいだけど。そして出来たのが、今の迷宮都市。存在する場所は精霊女王の魔法の収納の中。要は精霊女王が作った異次元だ。それで精霊女王はこの場所の様々な事に干渉できて、死んでも復活出来たりするそうだ。そして、1号の説明は終わり質疑応答タイムに入った。


「え、と言う事は、ここには、死王だけじゃなく、黒竜の谷に住んでた黒竜や、精霊の森の妖精たちまで居るって事?」


 ケリーが1号に問いかける。


「はい、そうですね。女王様の眷族の方もいらっしゃいますし、黒竜王ハリケーン様もいらっしゃいますね」


 ん、黒竜王ハリケーン? なんか聞いた事がある名前だな。なんか嫌な名前だな。




 読んでいただいてありがとうございます。


 この作品は、他サイトのノベルピアさんで三話分先行配信させていただいてます。


 あちらではプラス登録という契約をしてますので、ログインしていただかないと最新話は読めないのですが、登録無料ですのでぜひお手数ですがログインお願いします。


 下のマリーちゃんの表紙絵が私の作品の目印ですっ!(´▽`)ノ


挿絵(By みてみん)


 あと、下にノベルピアさんへのリンク貼ってますので、ぜひ来てくださーい! よろしくお願いしますm(_ _)m


https://novelpia.jp/novel/2067


 

 最後に、みやびからのお願いです。「面白かった」「続きが気になる」などと思っていただけたら、広告の下の☆☆☆☆☆の評価や、ブックマークの登録をお願いします。


 とっても執筆の励みになりますので、よろしくお願いします。

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